たまりば

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何はなくとも『ツーリングマップル』!(笑)



装備改変中なので地図も新しくしました。
年寄りなので小さい文字が見ずらくて携帯性は劣るけど気持ち大き目のサイズ(B5変判)に変更しちゃいました(笑)。
昔はA5判で何の問題もなかったのにね。アッチは耐水ペーパーだった気がするしね。

今週の土日に休みがとれたら(断固として休むつもりですが)奥多摩方面と南房総に“慣らし”も兼ねて軽く半日ソロツーリングに行ってこようかと悪だくみ中です(笑)。

バイク用に特化した地図とはいえ、実は車に積んでおいても何かと重宝する地図でありまして、キャンプ場や立ち寄り温泉は勿論のこととしても、口コミ的な食事処や観光スポットや絶景ポイントなども掲載されていて、スマホとかない時代からコレが30年間も愛され続け、更新されてきた人気の理由がわかるというものです。
まぁ、情報量は地図としては豊富なのです。
間違いなくライダー必携のシリーズです。

ナビなんてない時代から、これ1冊をバイクのタンクバッグに積んで北海道でも東北でも北陸でも関西でも出かけたもんだんな。
累計の発行部数って相当な数になっているんじゃないのかなぁ?
最近は車でナビに頼ってばかりだと脳味噌も退化するし、動物的な直感も衰えるよね(笑)。
地図の読めない奴って最近は割といるしね(笑)。

ん?
デザインが大熊義則?
遥か昔の学生時代に、どこかで似たような名前の奴に出会ったような記憶があるけど・・・同姓同名か?(笑)
確かR大の彼だよな。以前、この本の編集に関係しているとかで間接的にモニターで情報提供とかで協力してやって欲しいみたいな連絡あったもんな(笑)。
ツトムちゃん!この大熊って、あの大熊君け?

▼ツーリングマップル 昭文社
http://www.mapple.co.jp/mapple/product/map/drive/touringmapple.html

▼ライダーに愛されて30年!
最新版『ツーリングマップル』2016年版発売
これからもライダーに役立つ情報と精確な地図をお届けします
http://www.mapple.co.jp/mapple/news/2016/03/6632.html

 株式会社昭文社(本社:千代田区麹町、代表取締役社長 黒田茂夫、東証コード:9475)は、バイクツーリング用道路地図のロングセラー『ツーリングマップル』『ツーリングマップルR』シリーズ2016年最新版を、3月23日より全国の書店等で発売いたします。おかげさまで『ツーリングマップル』シリーズは前身である『二輪車ツーリングマップ』発売より30年を突破いたしました。

 バイクでのツーリングに役立つ情報が詰まった道路地図『ツーリングマップル』は、当社のロングセラーシリーズです。見やすさにこだわったロードマップ上には、道路状況や絶景ポイントなどライダーに嬉しい情報がきめ細やかに掲載されているうえに、オススメルートや抜け道ルートもご紹介しています。また、タンクバッグに収納しやすいサイズや360度スムーズに折り返せる製本など、ライダーの利便性も追求してきました。
 こだわりの詰まった当シリーズは、ツーリング必携のアイテムとして多くのライダーにご愛顧いただき、おかげさまで30年を突破いたしました。今後もバイクツーリングに役立つ道路地図として、精確な地図とライダーに役立つ情報をお届けしてまいります。
  


  • Posted by 放課後倶楽部♪DX  at 12:14Comments(0)本棚

    2017年03月10日

    頼るか(笑)。



    GPZ900R以来、10年ちょっとブランクがあっての中年(初老?)バイクリターン組なので、鬼門はなんといっても低速での左右のUターンや低速ターン!!
    実は昔っから大した技量でもないので苦手な課題だったのですが、これだけブランクがあると、もうそりゃあ大騒ぎさ状態(笑)。
    思わず「うぉ、うわっ、あたたたたっ、ひぇ~、ギャー!」と叫びたくなる始末。
    まぁ、Uターンでコケた記憶ってのもそんなに過去あるわけじゃないのですが(嫌なことや忌まわしい記憶は忘れたとか?)、苦手意識とまだ車体の大きさと重さに慣れぬ故の怖さが先に立っている始末。
    そもそも僕の場合は低速ターンに使うリーンアウトは得意のライディング姿勢なんですけどね(笑)。
    まぁ、こればっかりは乗り倒して克服するしかないよね(苦笑)。
    誰に聞いても返ってくる返答は「そりゃ、毎日ひたすら乗ることで様々なシチュエーションに遭遇してクリアしていくしかないよ」だと思うしね。
    楽器演奏もバイクも練習が大事と・・・ちょっと待てよ。それって三日坊主な俺にとっては最も苦手なことじゃんかよっ!(爆笑)

    そんな折、仕事帰りの深夜の書店で見つけたのがリターンライダーの為の解説本。
    背表紙を見たら以前お世話になったこともあるT社長の出版社!(笑)
    あの頃、BBC(ビック・バイク・クールジン)誌に1ページものも含めて3回コラムとか載っけてもらったり、創刊準備号のバイク雑誌(カワサキマインド)の編集のお手伝い(あれ?ってことは俺の職歴に「元バイク雑誌編集者」って加えていいのか?ははっ!)をしたこともあったり、BBC編集部主催の「ローリング・サンダー・スーパー・キャンピング」にも参加してT編集長と焚火を囲んで「バイク乗りの酒といえば、やっぱり騎馬民族のモンゴルの馬乳酒でしょ。ほら、大草原の大地の匂いがするでしょ」と酔狂な僕が持ち込んだ『クムイス(?)』を酌み交わしたりとかやってましたっけね(笑)

    引き出しを開けたらBBC誌の小さなステッカーが1枚ありました(笑)。
    確か僕の900R Ninjaのスイングアームには特大のBBC誌のステッカーを貼っていた記憶があります。
    それにしても大排気量車に特化した編集方針の雑誌って時代の先を走ってたよね。
    それに同誌はバイクの高速道路の80キロ制限速度の撤廃とか2人乗り禁止の解除の署名運動なんて気骨のあることを誌面上で展開していたしね。
    その署名活動には『We shall over come!』なんてスローガンがついていたのは世代や時代を感じさせてくれて嬉しかったな。



    ▼スタジオタッククリエイティヴ
    http://www.studio-tac.jp/bike/
      


  • Posted by 放課後倶楽部♪DX  at 20:15Comments(0)本棚


    『オートバイ小説』というジャンルを確立したといえば小説家・片岡義男さんの作品群に始まる気がします。
    1886年に大林亘彦監督の手で映画化もされた『彼のオートバイ、彼女の島』は、やはり映画化された『スローなブギにしてくれ』と同様に主人公はオートバイ乗りです。
    学生時代に古本屋の外のワゴンに1冊100円で並んでいた赤い背表紙の角川文庫の一連の片岡義男作品を買い求めては夢中になって貪り読んでいた記憶があります。(今も書斎の本棚の最上段に捨てられずにズラッと置いてあります)
    タイトルだけで気を魅かれるものがありました(笑)。
    僕らの世代にとっては“青春の象徴”のような一連の作品です。

    ハードカバーの『彼のオートバイ、彼女の島』の表紙には「夏はただ単なる季節ではない。それは心の状態だ」と作品の中から抜き出した一節が書かれています。
    表紙の写真はカワサキの『650W3』です。
    当時の≪オートバイ小説のバイブル≫みたいなこの作品も今では古典のようなものですが、学生時代に読んだ遠い記憶しか残っていないので最近になって読み直しています。
    歳を経て改めて触れてみることで何か違う捉え方が出来るのかどうか楽しみです。

    そういえば最近、映画『彼のオートバイ、彼女の島』も角川映画の40周年記念で廉価版の1800円でDVDも発売されたのでレンタルビデオ屋さんでも手っ取り早く映画ではこの作品に触れられるかもよ。




    ▼片岡義男
    https://kataokayoshio.com/
    https://twitter.com/kataoka_com

    ▼角川映画シネマコレクション
    http://cinemakadokawa.jp/dvd_heroine.html
      


  • Posted by 放課後倶楽部♪DX  at 10:04Comments(0)本棚


    単車・道楽・ろっけんろ~る!!(笑)

    先日2月16日発売の隔月バイク雑誌『道楽 我が人生にバイクあり!』第16号に文学・演劇・音楽ネタで1ページ物のコラム記事(駄文)を縁あって書かせていただきました。一般人の僕としては珍しい機会でした。ん?署名原稿は久々か?
    オートバイなんて乗り物に興味の無い方でも大型書店などにお立ち寄りの際などに試しにバイク雑誌のコーナーを覗いて是非お手にとって試しに立ち読みでもしていただけると幸いです♪バイクはいいよ♪(笑)
    この『道楽』って雑誌はバイク雑誌の中でもかなりハードというか硬派というか強面(こわもて)の雑誌のひとつだと思います。
    「バイク乗り」も多い都内や浜松のライダーも過去に沢山登場や紹介されていると思うので馴染みのある方もきっと沢山いるはずです。

    DNA的にも「楽器とオートバイ製造の町」浜松生まれの小生ですから、どうやら子供の頃からバイクと音楽は憧れの存在なんです。

    今回のコラムで取り上げさせていただいたのは文学作品だったら以下の『イサの氾濫』だったり、CDだったら『白崎映美&東北6県ろ~るショー!!』、アーティストだったら元『上々颱風(シャンシャンタイフーン)』の白崎映美さんだったりと、演劇だったら『風煉瓦ダンス』さんと僕の大好きで一推しのものばかりです(笑)。
    その彼等の最新情報も織り込んでみたつもりです。
    バイク雑誌には切断面がヒリヒリしそうな大凡バイクとは縁がなさそうな内容ですが、その辺が浜松の異端児の僕らしい切り口か?(笑)
    かなり個人的な趣味に走ったテキストですが、現在発売中の文芸誌『群像』3月号(講談社)には白崎さんご自身が愉快で上手なエッセイを寄せられています。併せてお読みいただけると嬉しいな。



    ▼フォトエッセイ「鬼うたひ」白崎映美著:亜紀書房
    http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=756
    ▼「イサの氾濫」木村友祐著:未來社
    http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624601195
    ▼CD 白崎映美&とうほぐまづりオールスターズ『まづろわぬ民』
    http://www.galabox.jp/product/379
    ▼白崎映美インフォメーション
    https://emishirasaki.themedia.jp/
    ▼白崎映美&東北6県ろーるショー FB
    https://www.facebook.com/tohogu6/
    ▼FB白崎映美 https://www.facebook.com/emishirasaki?fref=ts
    ▼FB白崎映美FC https://www.facebook.com/emisirasaki/?fref=ts
    ▼演劇集団『風煉ダンス』http://www.furen-dance.info/dorro2015/doro_top.html
    https://www.facebook.com/furendance
    https://www.facebook.com/furendance

    ▼『群像』2017年3月号(講談社)
    http://gunzo.kodansha.co.jp/48080/48696.html
    http://gunzo.kodansha.co.jp/



    ▼隔月(偶数月)バイク雑誌『道楽』No.16/2017年2月16日発売
    http://www.vibes-web.com/vibes_goods/doraku.html



    ▼白崎映美&とうほぐまづりオールスターズ 1st Album『まづろわぬ民』リリース!!
    https://www.youtube.com/watch?v=2aOmIdOm-74
    ▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!! 「まづろわぬ民 」歌詞付
    https://www.youtube.com/watch?v=9Tu3R3uwPRE
    ▼白崎 映美&東北6県ろ~るショー!!「実録!!夏のぜんぶのせフェスティバル -渋谷 2015-」 -Trailer-
    https://www.youtube.com/watch?v=WdQtngUI7ws

    ▼出典:朝日新聞 書評 2016年09月18日
    著者に会いたい 鬼うたひ 白崎映美さん
    http://book.asahi.com/reviews/column/2016091800016.html

    ■東北さ、いい事どんと来い!

     活動を休止中の老舗バンド「上々颱風(シャンシャンタイフーン)」の歌姫の一人、白崎映美さんが5年前の東日本大震災と原発事故を機に、東北愛を全開させている。
     自身、山形県酒田市出身。バンド「白崎映美&東北6県ろ~るショー!!」をつくって作詞作曲も手がけ「オラ方(がた)の先祖は まづろわぬ民だ」と奇抜な衣装をまとい、歌う。芝居にも参加。災害を「無(ね)かった事(ごど)にはさせねえぞ!」とすごむ主演女優も張った。
     かつて遠ざけた東北。なぜのめり込んだのか。きっかけは、震災の年の暮れに本紙文芸時評欄に載った、青森出身の木村友祐氏の小説「イサの氾濫(はんらん)」の評だった。図書館で作品を読み、コピーして友人に「見せまくった」という。
     「共感しました。そこには東北コンプレックスの根拠やまつろわぬ民のいわれなど、震災後の私のもやもやした思いが全部書かれていて」。行動原理ができたのか、宣戦布告するごとく、白崎さんは一から一人で動き始めた。
     初の自伝的エッセー集となる本書には、そんな近年の行動や、大火で焼け出されながらもロックスターを夢見た少女時代、人種も年齢も性別も超えて笑顔を届けた上々時代の活動など、全編「濁点の多い」庄内弁で書かれている。それは「東北に初めて誇りがもてた」証しなのか。読みだせば、飾らない人間くささにひかれ、「オラ、ちょっと訛(なま)ってますが、わりにいいヤヅです」に納得してしまう。
     「私は死ぬまで大きな声で叫ぶのだ。これからも痛い思いを知っている人たち、声の小さい人たちと連帯していきたい」。10月16日に東京・練馬で公演する。記憶を風化させぬよう、「東北さ、いい事(ごど)どんと来い!」と叫ぶつもりだ。
        ◇
    亜紀書房・2700円

    ▼出典:東京新聞【土曜訪問】 2016年12月3日付
    いいこと来い、歌うど 東北のじっちゃん、ばっちゃんのために 白崎映美さん(歌手)
    http://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/doyou/CK2016120302000234.html

     「有名になりたいなあ、と初めて思います。東北のじっちゃん、ばっちゃんが『誰か知らないけど、有名な人が来てくれた』と、行けば喜んでくれるような。実際、私なんかが東北に歌いに行くより、AKBが行った方が喜ばれますもん」
     ロックバンド「上々颱風」(シャンシャンタイフーン)のメンバーといえば、思い当たる人もいるだろう。その歌姫の一人だった白崎映美(しらさきえみ)さんはいま、別のバンドで歌っている。その名は「東北6県ろ~るショー!!」。東日本大震災の二年後、北の同胞を捨て置けない一心で、東北ゆかりのミュージシャンら十数人に声をかけて結成した。「夢は福島の仮設住宅の前から中継で紅白歌合戦に出ることです」
     山形県酒田市で高校卒業まで育った。酒田大火(一九七六年十月)は中学三年の時。強風にあおられて二二・五ヘクタールもの市街地を焼き、三千人を超える被災者が出た。家族は無事だったが、白崎さんも大きな食堂だった家を失った。「酒田大火を私は一生忘れないけど、世の中はあっという間に忘れてしまった。残ったのは当事者の苦しみだけ」。大火後、音楽をひたすら聴いた。「爆音でかけたローリング・ストーンズやレッド・ツェッペリン、パンタ&ハルなんかのレコードに合わせて大声で歌った。そうしているときだけ、つらいことを一瞬忘れられた」
     大火に照らせば、震災に泣く東北のじっちゃん、ばっちゃんが想像できた。全然そうじゃないはずなのに「大丈夫です」と答える東北人の姿に震災直後、東京のテレビの前で泣いた。
     「きょうも一人で仮設住宅でごはんを食べている人がいる。多くの人が関係を引き裂かれ、ずっと先まで苦しみを抱えなくてはならない。私に何ができるのか。直接その人たちの幸せに結び付くかは分からないけれど、いいこといっぱい来い、と祈ることはできる」
     二〇一四年に第一弾CD『まづろわぬ民』を発表。白崎さんは濁音の多い地の言葉全開で東北応援の自作曲を歌った。<夢でら希望を叫んだば/誰ががバーカて指さした/あれなばバガだど笑わっだ/笑わっだたってオラ言うぞ/東北父ちゃん(母ちゃん)さ いい事来ーい>
     CDは青森県八戸市出身の作家、木村友祐(ゆうすけ)さんが自作『イサの氾濫』の一節を朗読して幕を閉じる。蝦夷(えみし)とさげすまれつつ都に抵抗した強い民の末裔(まつえい)は誰だ。小説は問う。<暗くて寒くて貧しいど思われながら、自分だぢもそう思いながら、黙々(もぐもぐ)と暮らしてきたべ><その重い口(くぢ)を開いでもいいんでねぇが。叫(さが)んでもいいんでねぇが>と。
     白崎さんは震災の年の十二月に発表されたこの小説を新聞で知り、東北人の決起する姿に揺さぶられた。今年三月の単行本化(未来社)では、帯に<血が騒ぎ、肉躍り、細胞興奮逆流し、泣ぎながらオラは立ぢ上がって叫んでいだ。んでオラは今のバンドつぐったんだぜ>と一文を寄せた。
     七月には白崎さんの初のフォトエッセー集『鬼うたひ』(亜紀書房)が出た。大火も音楽も、これまでの歩みを語り、その中で木村さんとも対談した。
     ファンからすれば、惜しまれるのは活動三十年の「上々颱風」の休止だ。ロックも歌謡曲も民謡も何でもござれ、アジアの旋律を伸びやかに奏でた祝祭感が懐かしい。「紅龍(こうりゅう)(リーダー)が『誰も仲間外れにならない音楽をやろう』と作ったのが上々。私が隠したいと思っていた方言を『その方言こそかっこいいんじゃん、映美ちゃん』と言ってくれたのは上々のメンバーだった」。ルーツを意識し自分とは何かを問いつつ歌ったバンドを離れ、「五十歳にもなって初めて社会に出たような感じ。それまでは守られて、ただ歌っていればよかった」と心細いことを言う。
     新バンドでは鬼に化身し、血のような、なまはげ風の衣装で演奏を引っ張る。「もじもじで、内向的で、声の上げにくい人たち、声の小さい人たち、声の届きにくい人たちと一緒に、小さいながらもやっていきたい。日常に戻ると私もその一人という気持ちです」
     この鬼ときたら、えらく人懐こく、飲み助で、時に寂しそう。まなざしは慈母のようだ。 (三田村泰和)
      


  • Posted by 放課後倶楽部♪DX  at 21:08Comments(0)本棚



    先日2月16日発売の隔月バイク雑誌『道楽 我が人生にバイクあり!』第16号に文学・演劇・音楽ネタで1ページ物のコラム記事を書かせていただきました。
    オートバイなんて乗り物に興味の無い方でも大型書店などにお立ち寄りの際などに試しにバイク雑誌のコーナーで是非お手にとって立ち読みでもしていただけると幸いです♪
    この『道楽』って雑誌はバイク雑誌の中でもかなりハードというか硬派というか強面の雑誌のひとつだと思います。
    「バイク乗り」も多い浜松のライダーも過去に沢山登場や紹介されていると思うので馴染みのある方もきっといるはずです。

    DNA的にも「楽器とオートバイ製造の町」浜松生まれの小生ですから、どうやら子供の頃からバイクと音楽は憧れの存在なんです。

    今回のコラムで取り上げさせていただいたのは文学作品だったら以下の『イサの氾濫』だったり、CDだったら『白崎映美&東北6県ろ~るショー!!』、アーティストだったら元『上々颱風(シャンシャンタイフーン)』の白崎映美さん、演劇だったら『風煉ダンス』さんだったりと僕の大好きで一押しのものばかりです(笑)。
    かなり個人的な趣味に走ったテキストですが、現在発売中の文芸誌『群像』3月号(講談社)には白崎さんご自身が愉快で上手なエッセイを寄せられています。併せてお読みいただけると嬉しいな。

    ▼フォトエッセイ「鬼うたひ」白崎映美著:亜紀書房
    http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=756
    ▼「イサの氾濫」木村友祐著:未來社
    http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624601195
    ▼CD 白崎映美&とうほぐまづりオールスターズ『まづろわぬ民』
    http://www.galabox.jp/product/379
    ▼白崎映美インフォメーション
    https://emishirasaki.themedia.jp/
    ▼白崎映美&東北6県ろーるショー FB
    https://www.facebook.com/tohogu6/
    ▼FB白崎映美 https://www.facebook.com/emishirasaki?fref=ts
    ▼FB白崎映美FC https://www.facebook.com/emisirasaki/?fref=ts
    ▼演劇集団『風煉ダンス』http://www.furen-dance.info/dorro2015/doro_top.html
    https://www.facebook.com/furendance
    https://www.facebook.com/furendance

    ▼『群像』2017年3月号(講談社)
    http://gunzo.kodansha.co.jp/48080/48696.html
    http://gunzo.kodansha.co.jp/



    ▼隔月(偶数月)バイク雑誌『道楽』No.16/2017年2月16日発売
    http://www.vibes-web.com/vibes_goods/doraku.html

    ▼白崎映美&とうほぐまづりオールスターズ 1st Album『まづろわぬ民』リリース!!
    https://www.youtube.com/watch?v=2aOmIdOm-74
    ▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!! 「まづろわぬ民 」歌詞付
    https://www.youtube.com/watch?v=9Tu3R3uwPRE
    ▼白崎 映美&東北6県ろ~るショー!!「実録!!夏のぜんぶのせフェスティバル -渋谷 2015-」 -Trailer-
    https://www.youtube.com/watch?v=WdQtngUI7ws

    ▼出典:朝日新聞 書評 2016年09月18日
    著者に会いたい 鬼うたひ 白崎映美さん
    http://book.asahi.com/reviews/column/2016091800016.html

    ■東北さ、いい事どんと来い!

     活動を休止中の老舗バンド「上々颱風(シャンシャンタイフーン)」の歌姫の一人、白崎映美さんが5年前の東日本大震災と原発事故を機に、東北愛を全開させている。
     自身、山形県酒田市出身。バンド「白崎映美&東北6県ろ~るショー!!」をつくって作詞作曲も手がけ「オラ方(がた)の先祖は まづろわぬ民だ」と奇抜な衣装をまとい、歌う。芝居にも参加。災害を「無(ね)かった事(ごど)にはさせねえぞ!」とすごむ主演女優も張った。
     かつて遠ざけた東北。なぜのめり込んだのか。きっかけは、震災の年の暮れに本紙文芸時評欄に載った、青森出身の木村友祐氏の小説「イサの氾濫(はんらん)」の評だった。図書館で作品を読み、コピーして友人に「見せまくった」という。
     「共感しました。そこには東北コンプレックスの根拠やまつろわぬ民のいわれなど、震災後の私のもやもやした思いが全部書かれていて」。行動原理ができたのか、宣戦布告するごとく、白崎さんは一から一人で動き始めた。
     初の自伝的エッセー集となる本書には、そんな近年の行動や、大火で焼け出されながらもロックスターを夢見た少女時代、人種も年齢も性別も超えて笑顔を届けた上々時代の活動など、全編「濁点の多い」庄内弁で書かれている。それは「東北に初めて誇りがもてた」証しなのか。読みだせば、飾らない人間くささにひかれ、「オラ、ちょっと訛(なま)ってますが、わりにいいヤヅです」に納得してしまう。
     「私は死ぬまで大きな声で叫ぶのだ。これからも痛い思いを知っている人たち、声の小さい人たちと連帯していきたい」。10月16日に東京・練馬で公演する。記憶を風化させぬよう、「東北さ、いい事(ごど)どんと来い!」と叫ぶつもりだ。
        ◇
    亜紀書房・2700円

    ▼出典:東京新聞【土曜訪問】 2016年12月3日付
    いいこと来い、歌うど 東北のじっちゃん、ばっちゃんのために 白崎映美さん(歌手)
    http://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/doyou/CK2016120302000234.html

     「有名になりたいなあ、と初めて思います。東北のじっちゃん、ばっちゃんが『誰か知らないけど、有名な人が来てくれた』と、行けば喜んでくれるような。実際、私なんかが東北に歌いに行くより、AKBが行った方が喜ばれますもん」
     ロックバンド「上々颱風」(シャンシャンタイフーン)のメンバーといえば、思い当たる人もいるだろう。その歌姫の一人だった白崎映美(しらさきえみ)さんはいま、別のバンドで歌っている。その名は「東北6県ろ~るショー!!」。東日本大震災の二年後、北の同胞を捨て置けない一心で、東北ゆかりのミュージシャンら十数人に声をかけて結成した。「夢は福島の仮設住宅の前から中継で紅白歌合戦に出ることです」
     山形県酒田市で高校卒業まで育った。酒田大火(一九七六年十月)は中学三年の時。強風にあおられて二二・五ヘクタールもの市街地を焼き、三千人を超える被災者が出た。家族は無事だったが、白崎さんも大きな食堂だった家を失った。「酒田大火を私は一生忘れないけど、世の中はあっという間に忘れてしまった。残ったのは当事者の苦しみだけ」。大火後、音楽をひたすら聴いた。「爆音でかけたローリング・ストーンズやレッド・ツェッペリン、パンタ&ハルなんかのレコードに合わせて大声で歌った。そうしているときだけ、つらいことを一瞬忘れられた」
     大火に照らせば、震災に泣く東北のじっちゃん、ばっちゃんが想像できた。全然そうじゃないはずなのに「大丈夫です」と答える東北人の姿に震災直後、東京のテレビの前で泣いた。
     「きょうも一人で仮設住宅でごはんを食べている人がいる。多くの人が関係を引き裂かれ、ずっと先まで苦しみを抱えなくてはならない。私に何ができるのか。直接その人たちの幸せに結び付くかは分からないけれど、いいこといっぱい来い、と祈ることはできる」
     二〇一四年に第一弾CD『まづろわぬ民』を発表。白崎さんは濁音の多い地の言葉全開で東北応援の自作曲を歌った。<夢でら希望を叫んだば/誰ががバーカて指さした/あれなばバガだど笑わっだ/笑わっだたってオラ言うぞ/東北父ちゃん(母ちゃん)さ いい事来ーい>
     CDは青森県八戸市出身の作家、木村友祐(ゆうすけ)さんが自作『イサの氾濫』の一節を朗読して幕を閉じる。蝦夷(えみし)とさげすまれつつ都に抵抗した強い民の末裔(まつえい)は誰だ。小説は問う。<暗くて寒くて貧しいど思われながら、自分だぢもそう思いながら、黙々(もぐもぐ)と暮らしてきたべ><その重い口(くぢ)を開いでもいいんでねぇが。叫(さが)んでもいいんでねぇが>と。
     白崎さんは震災の年の十二月に発表されたこの小説を新聞で知り、東北人の決起する姿に揺さぶられた。今年三月の単行本化(未来社)では、帯に<血が騒ぎ、肉躍り、細胞興奮逆流し、泣ぎながらオラは立ぢ上がって叫んでいだ。んでオラは今のバンドつぐったんだぜ>と一文を寄せた。
     七月には白崎さんの初のフォトエッセー集『鬼うたひ』(亜紀書房)が出た。大火も音楽も、これまでの歩みを語り、その中で木村さんとも対談した。
     ファンからすれば、惜しまれるのは活動三十年の「上々颱風」の休止だ。ロックも歌謡曲も民謡も何でもござれ、アジアの旋律を伸びやかに奏でた祝祭感が懐かしい。「紅龍(こうりゅう)(リーダー)が『誰も仲間外れにならない音楽をやろう』と作ったのが上々。私が隠したいと思っていた方言を『その方言こそかっこいいんじゃん、映美ちゃん』と言ってくれたのは上々のメンバーだった」。ルーツを意識し自分とは何かを問いつつ歌ったバンドを離れ、「五十歳にもなって初めて社会に出たような感じ。それまでは守られて、ただ歌っていればよかった」と心細いことを言う。
     新バンドでは鬼に化身し、血のような、なまはげ風の衣装で演奏を引っ張る。「もじもじで、内向的で、声の上げにくい人たち、声の小さい人たち、声の届きにくい人たちと一緒に、小さいながらもやっていきたい。日常に戻ると私もその一人という気持ちです」
     この鬼ときたら、えらく人懐こく、飲み助で、時に寂しそう。まなざしは慈母のようだ。 (三田村泰和)
      


  • Posted by 放課後倶楽部♪DX  at 12:11Comments(0)本棚


    老舗バイク雑誌『オートバイ』誌の先月号(2月号)の別冊付録『RIDE』の表紙と巻頭の東本昌平さんの書下ろしマンガの主人公はZRX1200DAEGでした。
    その原型のZRX1100がデビューから20年間というロングセラーにピリオドを打って、2016年度で生産終了になったことでのタイムリーな取り上げだと思います。

    生産がピリオドになれば当然最後の駆け込み需要が発生します。
    私もそのおバカな1人です(苦笑)。
    これを逃すと、もう新車で入手することは2度と叶わないことになるわけですからね。
    こんな昭和を引きずった古いデザインのスポーツバイクはもう登場しない気もしました。
    各販売店の在庫も3月末を待たずして底を尽きそうな勢いだったので、この表紙絵に触発されたわけでもないのですが前々から悩みに悩んでいた一件だったので在庫がある内に近所のショップに1台取り寄せてもらいました。
    そのバイクチェーン店も200台くらいは新車を全国で確保したそうですが、今は残り30台くらいという状態だったらしく、そのチェーン店でも都内には3台くらいしか既に在庫は残っていなくてギリギリの滑り込みセーフでした。

    DAEGは前の愛車GPZ900R Ninja譲りのフロントカウルの顎の突起が何とも云えず良いのです(笑)。

    ▼KAWASAKI  ZRX1200 DAEG ファイナルエディション
    http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/zrx1200daeg/
      


  • Posted by 放課後倶楽部♪DX  at 17:36Comments(0)本棚


    今月16日発売のバイク雑誌『道楽 我が人生にバイクあり!』第16号に文学・演劇・音楽ネタのコラムを書かせていただきました。
    書店で是非お手をとっていただけると駄文の筆者としては幸いです。

    ▼隔月(偶数月)バイク雑誌『道楽』No.16/2017年2月16日発売
    http://www.vibes-web.com/vibes_goods/doraku.html


      


  • Posted by 放課後倶楽部♪DX  at 23:21Comments(0)本棚


    昨日7日発売の文芸誌『群像』3月号には≪まつろわぬ歌姫≫白崎映美姐御のエッセイが見開きで掲載されていました。
    このお方、歌も上手いが、文章書かせても上手いと面白い。
    担当編集は彼女の初フォトエッセイ本『鬼うたひ』と、白崎映美&東北6県ろ~るショー!!結成の動機にもなった小説『イサの氾濫』を読んでコンタクトしたらしいから偉い!

    ≪文芸誌『群像3月号』に、白崎映美書下ろしの“随筆”「叫べ「ん」と!」掲載。白崎映美史上、最大長編(!?)となる原稿用紙5枚半、是非ご一読ください≫ってアナウンスも笑えた。
    今年も白崎映美さんの活動からは目が離せない。
    5月には都内で彼女主演の演劇も大幅改訂で再演予定です。
    ファンとしては絶対に見逃せないよね。
    ちなみに僕も今月発売のオートバイ専門誌に関連したエッセイを掲載予定です(笑)。駄文ですがね(笑)。

    ▼『群像』2017年3月号(講談社)
    http://gunzo.kodansha.co.jp/48080/48696.html
    http://gunzo.kodansha.co.jp/



    ▼白崎映美&とうほぐまづりオールスターズ 1st Album『まづろわぬ民』リリース!!
    https://www.youtube.com/watch?v=2aOmIdOm-74
    ▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!! 「まづろわぬ民 」歌詞付
    https://www.youtube.com/watch?v=9Tu3R3uwPRE
    ▼白崎 映美&東北6県ろ~るショー!!「実録!!夏のぜんぶのせフェスティバル -渋谷 2015-」 -Trailer-
    https://www.youtube.com/watch?v=WdQtngUI7ws
    ▼木村友祐さん 八戸でトーク&ライブ(2015/08/29)
    https://www.youtube.com/watch?v=ZsYCqO4CENo

    ▼出典:東京新聞【土曜訪問】 2016年12月3日付
    いいこと来い、歌うど 東北のじっちゃん、ばっちゃんのために 白崎映美さん(歌手)
    http://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/doyou/CK2016120302000234.html

     「有名になりたいなあ、と初めて思います。東北のじっちゃん、ばっちゃんが『誰か知らないけど、有名な人が来てくれた』と、行けば喜んでくれるような。実際、私なんかが東北に歌いに行くより、AKBが行った方が喜ばれますもん」
     ロックバンド「上々颱風」(シャンシャンタイフーン)のメンバーといえば、思い当たる人もいるだろう。その歌姫の一人だった白崎映美(しらさきえみ)さんはいま、別のバンドで歌っている。その名は「東北6県ろ~るショー!!」。東日本大震災の二年後、北の同胞を捨て置けない一心で、東北ゆかりのミュージシャンら十数人に声をかけて結成した。「夢は福島の仮設住宅の前から中継で紅白歌合戦に出ることです」
     山形県酒田市で高校卒業まで育った。酒田大火(一九七六年十月)は中学三年の時。強風にあおられて二二・五ヘクタールもの市街地を焼き、三千人を超える被災者が出た。家族は無事だったが、白崎さんも大きな食堂だった家を失った。「酒田大火を私は一生忘れないけど、世の中はあっという間に忘れてしまった。残ったのは当事者の苦しみだけ」。大火後、音楽をひたすら聴いた。「爆音でかけたローリング・ストーンズやレッド・ツェッペリン、パンタ&ハルなんかのレコードに合わせて大声で歌った。そうしているときだけ、つらいことを一瞬忘れられた」
     大火に照らせば、震災に泣く東北のじっちゃん、ばっちゃんが想像できた。全然そうじゃないはずなのに「大丈夫です」と答える東北人の姿に震災直後、東京のテレビの前で泣いた。
     「きょうも一人で仮設住宅でごはんを食べている人がいる。多くの人が関係を引き裂かれ、ずっと先まで苦しみを抱えなくてはならない。私に何ができるのか。直接その人たちの幸せに結び付くかは分からないけれど、いいこといっぱい来い、と祈ることはできる」
     二〇一四年に第一弾CD『まづろわぬ民』を発表。白崎さんは濁音の多い地の言葉全開で東北応援の自作曲を歌った。<夢でら希望を叫んだば/誰ががバーカて指さした/あれなばバガだど笑わっだ/笑わっだたってオラ言うぞ/東北父ちゃん(母ちゃん)さ いい事来ーい>
     CDは青森県八戸市出身の作家、木村友祐(ゆうすけ)さんが自作『イサの氾濫』の一節を朗読して幕を閉じる。蝦夷(えみし)とさげすまれつつ都に抵抗した強い民の末裔(まつえい)は誰だ。小説は問う。<暗くて寒くて貧しいど思われながら、自分だぢもそう思いながら、黙々(もぐもぐ)と暮らしてきたべ><その重い口(くぢ)を開いでもいいんでねぇが。叫(さが)んでもいいんでねぇが>と。
     白崎さんは震災の年の十二月に発表されたこの小説を新聞で知り、東北人の決起する姿に揺さぶられた。今年三月の単行本化(未来社)では、帯に<血が騒ぎ、肉躍り、細胞興奮逆流し、泣ぎながらオラは立ぢ上がって叫んでいだ。んでオラは今のバンドつぐったんだぜ>と一文を寄せた。
     七月には白崎さんの初のフォトエッセー集『鬼うたひ』(亜紀書房)が出た。大火も音楽も、これまでの歩みを語り、その中で木村さんとも対談した。
     ファンからすれば、惜しまれるのは活動三十年の「上々颱風」の休止だ。ロックも歌謡曲も民謡も何でもござれ、アジアの旋律を伸びやかに奏でた祝祭感が懐かしい。「紅龍(こうりゅう)(リーダー)が『誰も仲間外れにならない音楽をやろう』と作ったのが上々。私が隠したいと思っていた方言を『その方言こそかっこいいんじゃん、映美ちゃん』と言ってくれたのは上々のメンバーだった」。ルーツを意識し自分とは何かを問いつつ歌ったバンドを離れ、「五十歳にもなって初めて社会に出たような感じ。それまでは守られて、ただ歌っていればよかった」と心細いことを言う。
     新バンドでは鬼に化身し、血のような、なまはげ風の衣装で演奏を引っ張る。「もじもじで、内向的で、声の上げにくい人たち、声の小さい人たち、声の届きにくい人たちと一緒に、小さいながらもやっていきたい。日常に戻ると私もその一人という気持ちです」
     この鬼ときたら、えらく人懐こく、飲み助で、時に寂しそう。まなざしは慈母のようだ。 (三田村泰和)

    ▼フォトエッセイ「鬼うたひ」白崎映美著:亜紀書房
    http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=756

    ▼出典:朝日新聞 書評 2016年09月18日
    著者に会いたい 鬼うたひ 白崎映美さん
    http://book.asahi.com/reviews/column/2016091800016.html

    ■東北さ、いい事どんと来い!

     活動を休止中の老舗バンド「上々颱風(シャンシャンタイフーン)」の歌姫の一人、白崎映美さんが5年前の東日本大震災と原発事故を機に、東北愛を全開させている。
     自身、山形県酒田市出身。バンド「白崎映美&東北6県ろ~るショー!!」をつくって作詞作曲も手がけ「オラ方(がた)の先祖は まづろわぬ民だ」と奇抜な衣装をまとい、歌う。芝居にも参加。災害を「無(ね)かった事(ごど)にはさせねえぞ!」とすごむ主演女優も張った。
     かつて遠ざけた東北。なぜのめり込んだのか。きっかけは、震災の年の暮れに本紙文芸時評欄に載った、青森出身の木村友祐氏の小説「イサの氾濫(はんらん)」の評だった。図書館で作品を読み、コピーして友人に「見せまくった」という。
     「共感しました。そこには東北コンプレックスの根拠やまつろわぬ民のいわれなど、震災後の私のもやもやした思いが全部書かれていて」。行動原理ができたのか、宣戦布告するごとく、白崎さんは一から一人で動き始めた。
     初の自伝的エッセー集となる本書には、そんな近年の行動や、大火で焼け出されながらもロックスターを夢見た少女時代、人種も年齢も性別も超えて笑顔を届けた上々時代の活動など、全編「濁点の多い」庄内弁で書かれている。それは「東北に初めて誇りがもてた」証しなのか。読みだせば、飾らない人間くささにひかれ、「オラ、ちょっと訛(なま)ってますが、わりにいいヤヅです」に納得してしまう。
     「私は死ぬまで大きな声で叫ぶのだ。これからも痛い思いを知っている人たち、声の小さい人たちと連帯していきたい」。10月16日に東京・練馬で公演する。記憶を風化させぬよう、「東北さ、いい事(ごど)どんと来い!」と叫ぶつもりだ。
        ◇
    亜紀書房・2700円

    ▼「イサの氾濫」木村友祐著:未來社
    http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624601195

    ▼FB白崎映美 https://www.facebook.com/emishirasaki?fref=ts
    ▼FB白崎映美FC https://www.facebook.com/emisirasaki/?fref=ts
      


  • Posted by 放課後倶楽部♪DX  at 06:26Comments(0)本棚




    先月11月30日に発売になったばかりのバリバリ新刊本です。
    多摩川下流域の河川敷に暮らす野良猫と思われる写真が表紙カバーになっています。多摩川って多摩地域と密接に関係ですもんね。この小説の中でも多摩川中流域のこともチラッと一言くらい出ていたような気がします。

    この作品『野良ビトたちの燃え上がる肖像』は月刊文芸誌『新潮』本年8月号でも読ませてもらったのですが、早くも単行本として発売になりました。
    早っ!!!
    “現代のプロレタリア文学”とでも申しましょうか、文学の担うべき役目とか領域を拡大しようと試みる作家さんの意欲的な姿勢が表れている気がします。
    ホームレスや野良猫といった弱い立場に寄り添うような優しい心根がある方だと思っていますし、それは作品からも伝わってきます。
    その反面、不正や納得できないことに徹底的に抗う時の沸騰する熱い血や憤りもまた同居している方だとも思います。
    とても気になる作家さんなので僕はこれがもう読むのは4冊目かな。
    東京五輪を控えた近未来予測図って“爪を立てる作家”らしい小説です。
    これを読んだ時に思い出したのは鼎談の『街場の五輪論』でした(笑)。





    過日、都内の某ロックコンサート会場で木村先生の姿をお見かけしたのでミーハー根性を発揮して僕も女房も一緒に写真を撮ってもらいました♪(#^^#)超幸せ♪



    ▼『野良ビトたちの燃え上がる肖像』木村友祐/著(新潮社)
    http://www.shinchosha.co.jp/book/336132/

    「生きてるうちは、生きなきゃなんねぇからな」
    怒りと希望に満ちた世界を描く問題作。

    河川敷で猫と暮らす柳さんは、アルミ缶を集めて生活費とキャットフード代を稼いでいる。あちこちでホームレスが増えてきたある日、「野良ビトに缶を与えないでください」という看板を見つける。やがて国ぐるみで野宿者を隔離しようとする計画が……。ほんの少しだけ未来の日本を舞台に、格差、貧困、差別の問題に迫る新鋭の力作。
    著者プロフィール:木村友祐 キムラ・ユウスケ
    1970年青森県八戸市生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒。2009年『海猫ツリーハウス』(集英社刊)で第33回すばる文学賞受賞。2012年「イサの氾濫」で第25回三島由紀夫賞候補、2014年『聖地Cs』(新潮社刊)で第36回野間文芸新人賞候補、2016年『イサの氾濫』(未來社刊)で第38回野間文芸新人賞候補となる。



    ▼「イサの氾濫」木村友祐著:未來社
    http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624601195

    荒ぶる東北の魂、濁音の炸裂
    40代になりいよいよ東京での生活に行き詰まりを感じていた将司は、近ごろ頻繁に夢に出てくるようになった叔父の勇雄(イサ)について調べるため、地元八戸にむかった。どこにも居場所のなかった「荒くれ者」イサの孤独と悔しさに自身を重ね、さらに震災後の東北の悔しさをも身に乗り移らせた彼は、ついにイサとなって怒りを爆発させるのだった。第25回三島由紀夫賞候補作。
    〈「埋み火」を併録〉
     ――おめは、生ぎでいいのせ。ニセモノだの、空っぽだの、役(やぐ)立だずだの、そんなものぁどんでもいい。人の目なんが知るが。反省もすな。身勝手でもなんでも、イヤなものはイヤど、思いっきり、叫(さが)べ、叫べ。(「イサの氾濫」)




    ▼『街場の五輪論』内田樹 / 小田嶋 隆 平川 克美(朝日新聞出版)
    http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=15657

    東京五輪開催によって日本社会のシステムの劣化と崩壊は加速する。
    「汚染水は完全にコントロールされている」「福島から250キロ離れた東京は安全」
    世界に向けて発信された、この国の欺瞞と思考停止。
    拝金主義と反デモクラシーの果ての6年後に向けた憂鬱な、あまりに憂鬱な未来図を語りつくす。
    ネットを中心に渦巻く「開催を喜ばない奴は非国民」の同調圧力に屈しない「炭鉱のカナリア」の役目を引き受ける、覚悟の鼎談。

    文庫版 「街場の五輪論」内田 樹 / 小田嶋 隆 / 平川 克美 :朝日文庫
    http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=18210
    東京五輪招致成功から3年。アベノミクスが失敗と言われるなか、成長戦略としての五輪開催は破綻している。新競技場建設、膨れ上がる費用など問題山積のまま。開催万歳の同調圧力に屈しない痛快座談会に、最新語り下ろし鼎談を加えての文庫化。

      


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