2019年07月10日12:53
怒涛のライブでした♪
ルーマニアに“炎のジプシーブラス”あれば、オイラたちには・・・
そう!アッチには世界最速ジプシーブラス『ファンファーレ・チォカリーナ』あれば、この国にも土着でオリジナルな音楽性で日本最強にして世界に間違いなく通用する『白崎映美&東北6県ろ~るショー!!』ありなのです。
勿論、結成30年で燃え上がる天衣無縫のフリージャズ集団『渋さ知らズオーケストラ』も大大大好きですけど。
まぁ、個人的には“東6”さんと“渋さ”があれば俺は楽しく生きていける気がしています。
パンキッシュな鬼才エミール・クストリッツァ監督のカンヌを制した問題作『アンダーグラウンド』で初めて知ったのがジプシーブラスの存在でした。
その疾走感もさることながら、陽気なようでどこか物哀しさを孕んだメロディーと音にやられました(笑)。以来、タラフさんに限らず東欧やバルカンの音楽CDを色々と漁るのですが、やっぱり彼ら『ファンファーレ・チォカリーナ』が一番のお気に入りです。ところが来日する度に何故か見逃してばかりで、今回は3度目の正直どころか6度目の挑戦で、やっと念願の彼らのステージを生で目撃できました。
登場からいきなりコッチのボルテージも上がりっぱなしです。登場するだけでガラリとステージの空気を一変させる存在感も音圧も見事でした。
そこに純白のダンサーならぬ真っ赤なナマハゲルックの歌姫・白崎映美さんの乱入(?)です。
異質な者同士のように見えても、ジプシーとして虐げられ続けてきた歴史を持つであろう彼らと「まつろわぬ民」の鬼姫は何処か気脈を通じるものがあるんだと思います。
白崎さんの歌う言語が山形弁なのか白崎語なのか最後までよくわかりませんでしたが、「どっこいしょお~!」みたいなドスの効いた言葉は聞き取れました(笑)。面白すぎて涙が出るくらい笑えました。
巷の噂では、白崎映美さん率いる2バンド『白崎映美&東北6県ろ~るショー!!』と『白崎映美&白ばらボーイズ』がレコーディングをされたそうで、秋頃にはセカンドアルバムやデビューアルバムとしてリリースされるみたいで今から発売がとっても楽しみな私です。(#^^#)
今回のイベントもラテンからスウィング、果てはジプシープラスと盛り沢山なジャズビックバンドを集めて色合いを存分に楽しめました。
▼白崎映美
https://www.facebook.com/emishirasaki
▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!!
https://www.facebook.com/tohogu6/
▼白崎映美&白ばらボーイズ
https://www.facebook.com/shirobaraboys/
▼Fanfare Ciocarlia来日。世界最速ジプシーブラスから歴史を学ぶ
https://www.cinra.net/column/201906-fanfareciocarlia…
▼ファンファーレ・チォカリーア、〈ジャズ・ワールドビート〉含む来日公演! リズムとビートの嵐と共に奴らが再び日本へ
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/21472…
▼ファンファーレ・チォカリーア来日公演 ジャズ・ワールドビート2019
http://plankton.co.jp/fanfare/
http://plankton.co.jp/jazz2019/
▼映画「Underground」 Kusturica - Opening scene
http://www.youtube.com/watch?v=yDj4AIbQXjg&feature=related
▼映画「Underground」 - Finale scene
http://www.youtube.com/watch?v=9-Yd7hMJfc0&feature=related
▼映画「炎のジプシープラス」 公式サイト
http://www.plankton.co.jp/brassonfire/
▼映画「ジプシー・キャラバン」公式サイト
https://www.uplink.co.jp/gypsycaravan/
▼映画『アンダーグラウンド』解説
https://www.cando.site/underground
そう!アッチには世界最速ジプシーブラス『ファンファーレ・チォカリーナ』あれば、この国にも土着でオリジナルな音楽性で日本最強にして世界に間違いなく通用する『白崎映美&東北6県ろ~るショー!!』ありなのです。
勿論、結成30年で燃え上がる天衣無縫のフリージャズ集団『渋さ知らズオーケストラ』も大大大好きですけど。
まぁ、個人的には“東6”さんと“渋さ”があれば俺は楽しく生きていける気がしています。
パンキッシュな鬼才エミール・クストリッツァ監督のカンヌを制した問題作『アンダーグラウンド』で初めて知ったのがジプシーブラスの存在でした。
その疾走感もさることながら、陽気なようでどこか物哀しさを孕んだメロディーと音にやられました(笑)。以来、タラフさんに限らず東欧やバルカンの音楽CDを色々と漁るのですが、やっぱり彼ら『ファンファーレ・チォカリーナ』が一番のお気に入りです。ところが来日する度に何故か見逃してばかりで、今回は3度目の正直どころか6度目の挑戦で、やっと念願の彼らのステージを生で目撃できました。
登場からいきなりコッチのボルテージも上がりっぱなしです。登場するだけでガラリとステージの空気を一変させる存在感も音圧も見事でした。
そこに純白のダンサーならぬ真っ赤なナマハゲルックの歌姫・白崎映美さんの乱入(?)です。
異質な者同士のように見えても、ジプシーとして虐げられ続けてきた歴史を持つであろう彼らと「まつろわぬ民」の鬼姫は何処か気脈を通じるものがあるんだと思います。
白崎さんの歌う言語が山形弁なのか白崎語なのか最後までよくわかりませんでしたが、「どっこいしょお~!」みたいなドスの効いた言葉は聞き取れました(笑)。面白すぎて涙が出るくらい笑えました。
巷の噂では、白崎映美さん率いる2バンド『白崎映美&東北6県ろ~るショー!!』と『白崎映美&白ばらボーイズ』がレコーディングをされたそうで、秋頃にはセカンドアルバムやデビューアルバムとしてリリースされるみたいで今から発売がとっても楽しみな私です。(#^^#)
今回のイベントもラテンからスウィング、果てはジプシープラスと盛り沢山なジャズビックバンドを集めて色合いを存分に楽しめました。
▼白崎映美
https://www.facebook.com/emishirasaki
▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!!
https://www.facebook.com/tohogu6/
▼白崎映美&白ばらボーイズ
https://www.facebook.com/shirobaraboys/
▼Fanfare Ciocarlia来日。世界最速ジプシーブラスから歴史を学ぶ
https://www.cinra.net/column/201906-fanfareciocarlia…
▼ファンファーレ・チォカリーア、〈ジャズ・ワールドビート〉含む来日公演! リズムとビートの嵐と共に奴らが再び日本へ
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▼ファンファーレ・チォカリーア来日公演 ジャズ・ワールドビート2019
http://plankton.co.jp/fanfare/
http://plankton.co.jp/jazz2019/
▼映画「Underground」 Kusturica - Opening scene
http://www.youtube.com/watch?v=yDj4AIbQXjg&feature=related
▼映画「Underground」 - Finale scene
http://www.youtube.com/watch?v=9-Yd7hMJfc0&feature=related
▼映画「炎のジプシープラス」 公式サイト
http://www.plankton.co.jp/brassonfire/
▼映画「ジプシー・キャラバン」公式サイト
https://www.uplink.co.jp/gypsycaravan/
▼映画『アンダーグラウンド』解説
https://www.cando.site/underground
2019年07月05日09:59
来日公演中だよ
1990年代の映画で最高傑作を1本挙げろと云われたら躊躇なく僕はユーゴの鬼才エミール・クストリッツァ監督の『アンダーグラウンド』(1995年)を推すと思います。この作品で冒頭からラストまで文字通り疾走しまくりの演奏を披露してくれたのが当時は謎のジプシーブラスの楽団でした。僕が彼らの正体を知ることになるのは何年か後のことでした。
彼らが登場するドキュメンタリー『炎のジプシー・ブラス 地図にない村から』(2004年)と『ジプシー・キャラバン』(2006年)の劇場公開で足を運んだ記憶があります。
そんなルーマニアの地図にもないような村から世界最速と謳われるジプシーブラスバンド「ファンファーレ・チォカリーナ」が現在6度目の来日公演中です。
しかも今週の土曜は我らが歌姫、白崎映美さんが彼らと1曲ジョイントするそうで、両方のファンとしては何を捨て置いても出かけなくてはと思い立ち、断固としてチケットを2枚ゲットしましたのだ。わぁ~い週末が楽しみだ。
▼ファンファーレ・チォカリーア来日公演 ジャズ・ワールドビート2019
http://plankton.co.jp/fanfare/
http://plankton.co.jp/jazz2019/
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https://www.cinra.net/column/201906-fanfareciocarlia…
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▼白崎映美
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▼映画「Underground」
Kusturica - Opening scene
http://www.youtube.com/watch?v=yDj4AIbQXjg&feature=related
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http://www.youtube.com/watch?v=9-Yd7hMJfc0&feature=related
▼映画「炎のジプシープラス」 公式サイト
http://www.plankton.co.jp/brassonfire/
▼映画「ジプシー・キャラバン」公式サイト
https://www.uplink.co.jp/gypsycaravan/
彼らが登場するドキュメンタリー『炎のジプシー・ブラス 地図にない村から』(2004年)と『ジプシー・キャラバン』(2006年)の劇場公開で足を運んだ記憶があります。
そんなルーマニアの地図にもないような村から世界最速と謳われるジプシーブラスバンド「ファンファーレ・チォカリーナ」が現在6度目の来日公演中です。
しかも今週の土曜は我らが歌姫、白崎映美さんが彼らと1曲ジョイントするそうで、両方のファンとしては何を捨て置いても出かけなくてはと思い立ち、断固としてチケットを2枚ゲットしましたのだ。わぁ~い週末が楽しみだ。
▼ファンファーレ・チォカリーア来日公演 ジャズ・ワールドビート2019
http://plankton.co.jp/fanfare/
http://plankton.co.jp/jazz2019/
▼Fanfare Ciocarlia来日。世界最速ジプシーブラスから歴史を学ぶ
https://www.cinra.net/column/201906-fanfareciocarlia…
▼ファンファーレ・チォカリーア、〈ジャズ・ワールドビート〉含む来日公演! リズムとビートの嵐と共に奴らが再び日本へ
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▼白崎映美
https://www.facebook.com/emishirasaki
▼映画「Underground」
Kusturica - Opening scene
http://www.youtube.com/watch?v=yDj4AIbQXjg&feature=related
▼映画「Underground」 - Finale scene
http://www.youtube.com/watch?v=9-Yd7hMJfc0&feature=related
▼映画「炎のジプシープラス」 公式サイト
http://www.plankton.co.jp/brassonfire/
▼映画「ジプシー・キャラバン」公式サイト
https://www.uplink.co.jp/gypsycaravan/
2019年07月05日09:58
ブラスの愉悦!
ブラスの愉悦!
これはチケット予約して出かけないとね。
▼ファンファーレ・チォカリーア来日公演 ジャズ・ワールドビート2019
http://plankton.co.jp/fanfare/
http://plankton.co.jp/jazz2019/
これはチケット予約して出かけないとね。
▼ファンファーレ・チォカリーア来日公演 ジャズ・ワールドビート2019
http://plankton.co.jp/fanfare/
http://plankton.co.jp/jazz2019/
2019年01月19日16:23
作年末の「MR.JIMMY」凱旋ライブの第3弾映像出ました♪
作年末の「MR.JIMMY」凱旋ライブの第3弾映像出ました♪
1977年のセットリストでは「コミュニケーションブレイクダウン」って入ってなかった気がしたけど、あのアンコール曲の付け足しは即興サービスだったとは(笑)。
▼MR. JIMMY Led Zeppelin Revival [Black Dog - Communication Breakdown]
https://www.youtube.com/watch?v=136Gh0cDZZA&list=RD136Gh0cDZZA&start_radio=1&t=2&t=3&t=2
▼MR. JIMMY Led Zeppelin Revival Show....Whole Lotta Love-Rock And Roll 1977
https://www.youtube.com/watch?v=GnE5VQx4sTk
▼MR. JIMMY Led Zeppelin Revival Show....The Song Remains The Same 1977
https://www.youtube.com/watch?v=6hidT9YKXGc&start_radio=1&list=RD6hidT9YKXGc&t=32
▼MR. JIMMYご本人による“ライナーノーツ” 2018年12月14日
https://www.tv-asahi.co.jp/reading/ex-theater/30267/
EXシアター六本木でMR. JIMMYとともにレッド・ツェッペリンの
素晴らしい音楽を分かち合うための、ご本人による“ライナーノーツ”
今回の演目である1977年6月21日のL.A.フォーラム公演は、ブートレッグでは『LISTEN TO THIS EDDIE』というタイトルで多くのコアなツェッぺリンファンが聴いたことのある音源だと思います。
(1977年ロサンゼルスで行われた全6公演の第一夜です)
LED ZEPPELINの魅力の真骨頂とも言えるライブパフォーマンスですが、
そこに至るまでの変遷について知ることで本公演への理解がさらに深まり、新たな魅力として感じていただけるのではと思い、少しご説明したいと思います。
レッド・ツェッペリンは1968年のバンドデビューから1973年まで、毎年欠かさずツアーを続けていました。当時のミュージックビジネスの成長と共に彼らを取り巻く状況もまた年々、巨大化していき、そしてそれは彼ら自身が創る音楽にも関わっていきました。ツアーを重ねるにつれてデビュー当時の主な会場であったクラブやシアターから、より多くのオーディエンスを収容出来るホールやスタジアムに変わり、それに合わせてバンドの演奏メソッドやステージパフォーマンスの形態も変わっていきました。多くのファンが感じられているように、1973年頃までとそれ以降の彼らのライブパフォーマンスに違いがあるのもそうした理由からと考察できます。
大成功を収め映画にもなった1973年のツアーを終えた翌年1974年のU.S.ツアーを計画するも、毎年の長いツアー生活に疲れ果てていたジョン・ポール・ジョーンズがバンドに脱退を表明し、それを熟慮した結果、’74年はツアーをせずレコーディングに専念、そして結果的にそれ以降は1975年と1977年の2回のみがアメリカでの公演となってしまいました。
1975年頃から蔓延していた音楽とドラッグの関係はこの1977年ツアー時は最悪ともいえる事態に陥っており、ステージ上の演奏はジミー・ペイジ、ジョン・ボーナム共にかなりラフさが目立ち、それを客観視したエディ・ヴァン・ヘイレンがペイジについて酷評したことに対しての回答的なライブが音源となって、本演目のタイトルでもある『LISTEN TO THIS EDDIE』(「聴いてみろよ、エディ!」)と名付けられたというわけです。
実際にこの日をはじめLA公演のテンションは特に高く、オープニングから凄まじいパフォーマンスとなりました。たしかにドラッグの影響で演奏面ではラフな部分もありますが、しかしそんな事は帳消しになるくらいステージ上での彼らのパフォーマンスは存在感に溢れ客席にエナジーを放っていました。そのエナジーこそがこの1977年に特徴的なツェッペリンのライブスタイルです。
ブルースを基調にじっくりと聴かせた初期のツェッペリンと、音楽市場の巨大化に則してオーディエンスに”見せる”ことを意識したエンターテインメントの世界を表現したツェッペリンとの大きな違いを感じていただけると思います。どちらも偉大なLED ZEPPELINなのです。当時の8ミリなどで撮られたブートレッグ映像でも、ステージアクションの大きさや圧倒的なカッコ良さでバンドがどれだけハイだったかを窺い観ることができます。同年7月24日まで繰り広げられたツアーの選曲も大筋同じ内容でしたが何曲か違いもあり、6月21日についても若干の差し替えがみられます。
今回、MR. JIMMYはこの1977年6月21日のハイテンションな演奏とセットリストを基本に演奏メソッドはあくまでも1977年当時の彼らのテクニックとエモーションを用いて、この大作ライブのリバイバルに挑みます。
機材も当時のセットに可能な限り近くセットアップします。ジョン・ポール・ジョーンズはこの年よりメインのベースをフェンダーのジャズベースからアレンビックに持ち替え、アンプもそれまでのトレードマークだったアコースティックからハイフリーケンシーなアンプに替えて、バンドのアンサンブルをそれまでよりブライトなものに変えました。ジョン・ボーナムのドラムセットはビスタライト・キットからステンレス・スティール製の大音量タイプに。
これら使用楽器の変遷も彼らの音楽的なアレンジや全体のアンサンブルをも変化させることに繋がりました。MR. JIMMYが日頃より同じ楽器を使うことが正しい演奏メソッドを教えてくれるというポリシーを貫くのもその事実をリスペクトしてこそです。正しい楽器を用いて正確な演奏メソッドを習得することがその音楽が持っていたエナジーを“蘇生”させるリバイバル・バンドの最初の一歩です。
ただ同じ音符をなぞってコピーするのではなく、何が本物なのか、音楽とは何か、パッション、エナジーとは…音符にならないその世界観を、いまここに生きる生身のミュージシャンの演奏によってパラレルワールドのごとく限りなく近い可能性を表現すること。それは決して勝手な自己解釈に基づくのではなく、MR. JIMMYメンバ−の絶え間ない検証と試行によって出来ることであり、今回アメリカからフランキー・バナリ、オーガスト・ヤングというツェッペリン愛に溢れた素晴らしいミュージシャンと日本で二十年以上僕と一緒にレッド・ツェッペリンを追求してきたジョンジー大塚とともに皆さんに披露する機会をいただいたことは、僕の音楽人生においてとても大きな事です。
そして、この1977年という機材やセットの再現においてツェッペリン史上でも特に難しい年代をリバイバルするため、音楽と同じ熱意を持ってステージセットの再現に取り組んでくれた会場は、世界広しといえどもここEXシアター六本木だけであるということを、ぜひ皆さんに知っていただきたいのです。
これは、僕がアメリカで活動して感じた紛れもない現実です。ここまで細部に亘るこだわりを持って、レッド・ツェッペリンの持っていた魅力を蘇生することに迫ろうとする熱意と技術は、おそらくアメリカだけでなく世界中どこを探しても現在無いと確信しています。当日来て下さった皆さんには、このステージがレッド・ツェッペリンという素晴らしい音楽が生んだ奇跡的なコラボレーションの集大成なのだとご理解いただいてライブショーを楽しんでいただけると嬉しいです。
そして皆さんにお願いです。このようなバンドのスキルとアティチュード、ステージセットがあっても、会場のお客様の反応と歓声がなければライブショーは完成しません。
当時のツェッペリンがそうだったように、会場の皆さんからのエナジーがライブのマジックを生むのです。どうかひととき、日常の比較的穏やかな日本人の慣習を忘れて、1977年のツェッペリンと同じく思いきりハイテンションに、感じるがままに声援をお送りいただけると、まさに今夜皆さんがいるEXシアター六本木が一つになって 1977年当時そのものの興奮をリバイバルできると信じております。
―― JIMMYが確信する、「レッド・ツェッペリンの音楽にはリバイバルする価値がある」ということを皆さんと分かち合えたら限りない幸せです。
2018年12月Jimmy SAKURAI
▼EX THEATER ROPPONGI PRESENTS
LED ZEPPELIN結成50周年特別企画公演
MR. JIMMY『ロックショー・リバイバル』
Listen To This Eddie1977 The last US tour of LED ZEPPELIN
http://www.mandicompany.co.jp/MrJimmy.html
レッド・ツェッペリン 結成50周年記念公演
「プレゼンス」発売後に行われた最後のUSツアーの全貌がいま蘇る!
記念すべきレッド・ツェッペリン結成50周年の今年、現在ジェイソン・ボーナム[JBLZE]メンバーとして
ツアー中のジミー桜井が自身のリーダーシップ・バンド [MR. JIMMY]を率いて凱旋公演。
“レッド・ツェッペリン・リバイバル”をコンセプトに、1977年アルバム『プレゼンス』発売の翌年に行われた
ツェッペリン最後のUSツアーの名演[Listen To This Eddie]が、EXシアター六本木で眼前に甦る。
■メンバー:ジミー桜井(G)/フランキー・バナリ(Dr)/オーガスト・ヤング(Vo)/ジョンジー大塚(B&K
●2018年12月21日(金)
●EX THEATER ROPPONGI
http://www.ex-theater.com/
●開場18:00 開演19:00
●全席指定¥7.800(税込) ※入場時ドリンク代別途必要
▼MR.JIMMYオフィシャルサイト http://mrjimmy.jp
https://www.mrjimmyledzeppelinrevival.com/
▼『世界で一番ジミー・ペイジになろうとした男』
ジミー桜井(著)/田坂 圭(著)/リットーミュージック
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3117313009/
▼Jimmy SAKURAI YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/mrjimmyjp2012
1977年のセットリストでは「コミュニケーションブレイクダウン」って入ってなかった気がしたけど、あのアンコール曲の付け足しは即興サービスだったとは(笑)。
▼MR. JIMMY Led Zeppelin Revival [Black Dog - Communication Breakdown]
https://www.youtube.com/watch?v=136Gh0cDZZA&list=RD136Gh0cDZZA&start_radio=1&t=2&t=3&t=2
▼MR. JIMMY Led Zeppelin Revival Show....Whole Lotta Love-Rock And Roll 1977
https://www.youtube.com/watch?v=GnE5VQx4sTk
▼MR. JIMMY Led Zeppelin Revival Show....The Song Remains The Same 1977
https://www.youtube.com/watch?v=6hidT9YKXGc&start_radio=1&list=RD6hidT9YKXGc&t=32
▼MR. JIMMYご本人による“ライナーノーツ” 2018年12月14日
https://www.tv-asahi.co.jp/reading/ex-theater/30267/
EXシアター六本木でMR. JIMMYとともにレッド・ツェッペリンの
素晴らしい音楽を分かち合うための、ご本人による“ライナーノーツ”
今回の演目である1977年6月21日のL.A.フォーラム公演は、ブートレッグでは『LISTEN TO THIS EDDIE』というタイトルで多くのコアなツェッぺリンファンが聴いたことのある音源だと思います。
(1977年ロサンゼルスで行われた全6公演の第一夜です)
LED ZEPPELINの魅力の真骨頂とも言えるライブパフォーマンスですが、
そこに至るまでの変遷について知ることで本公演への理解がさらに深まり、新たな魅力として感じていただけるのではと思い、少しご説明したいと思います。
レッド・ツェッペリンは1968年のバンドデビューから1973年まで、毎年欠かさずツアーを続けていました。当時のミュージックビジネスの成長と共に彼らを取り巻く状況もまた年々、巨大化していき、そしてそれは彼ら自身が創る音楽にも関わっていきました。ツアーを重ねるにつれてデビュー当時の主な会場であったクラブやシアターから、より多くのオーディエンスを収容出来るホールやスタジアムに変わり、それに合わせてバンドの演奏メソッドやステージパフォーマンスの形態も変わっていきました。多くのファンが感じられているように、1973年頃までとそれ以降の彼らのライブパフォーマンスに違いがあるのもそうした理由からと考察できます。
大成功を収め映画にもなった1973年のツアーを終えた翌年1974年のU.S.ツアーを計画するも、毎年の長いツアー生活に疲れ果てていたジョン・ポール・ジョーンズがバンドに脱退を表明し、それを熟慮した結果、’74年はツアーをせずレコーディングに専念、そして結果的にそれ以降は1975年と1977年の2回のみがアメリカでの公演となってしまいました。
1975年頃から蔓延していた音楽とドラッグの関係はこの1977年ツアー時は最悪ともいえる事態に陥っており、ステージ上の演奏はジミー・ペイジ、ジョン・ボーナム共にかなりラフさが目立ち、それを客観視したエディ・ヴァン・ヘイレンがペイジについて酷評したことに対しての回答的なライブが音源となって、本演目のタイトルでもある『LISTEN TO THIS EDDIE』(「聴いてみろよ、エディ!」)と名付けられたというわけです。
実際にこの日をはじめLA公演のテンションは特に高く、オープニングから凄まじいパフォーマンスとなりました。たしかにドラッグの影響で演奏面ではラフな部分もありますが、しかしそんな事は帳消しになるくらいステージ上での彼らのパフォーマンスは存在感に溢れ客席にエナジーを放っていました。そのエナジーこそがこの1977年に特徴的なツェッペリンのライブスタイルです。
ブルースを基調にじっくりと聴かせた初期のツェッペリンと、音楽市場の巨大化に則してオーディエンスに”見せる”ことを意識したエンターテインメントの世界を表現したツェッペリンとの大きな違いを感じていただけると思います。どちらも偉大なLED ZEPPELINなのです。当時の8ミリなどで撮られたブートレッグ映像でも、ステージアクションの大きさや圧倒的なカッコ良さでバンドがどれだけハイだったかを窺い観ることができます。同年7月24日まで繰り広げられたツアーの選曲も大筋同じ内容でしたが何曲か違いもあり、6月21日についても若干の差し替えがみられます。
今回、MR. JIMMYはこの1977年6月21日のハイテンションな演奏とセットリストを基本に演奏メソッドはあくまでも1977年当時の彼らのテクニックとエモーションを用いて、この大作ライブのリバイバルに挑みます。
機材も当時のセットに可能な限り近くセットアップします。ジョン・ポール・ジョーンズはこの年よりメインのベースをフェンダーのジャズベースからアレンビックに持ち替え、アンプもそれまでのトレードマークだったアコースティックからハイフリーケンシーなアンプに替えて、バンドのアンサンブルをそれまでよりブライトなものに変えました。ジョン・ボーナムのドラムセットはビスタライト・キットからステンレス・スティール製の大音量タイプに。
これら使用楽器の変遷も彼らの音楽的なアレンジや全体のアンサンブルをも変化させることに繋がりました。MR. JIMMYが日頃より同じ楽器を使うことが正しい演奏メソッドを教えてくれるというポリシーを貫くのもその事実をリスペクトしてこそです。正しい楽器を用いて正確な演奏メソッドを習得することがその音楽が持っていたエナジーを“蘇生”させるリバイバル・バンドの最初の一歩です。
ただ同じ音符をなぞってコピーするのではなく、何が本物なのか、音楽とは何か、パッション、エナジーとは…音符にならないその世界観を、いまここに生きる生身のミュージシャンの演奏によってパラレルワールドのごとく限りなく近い可能性を表現すること。それは決して勝手な自己解釈に基づくのではなく、MR. JIMMYメンバ−の絶え間ない検証と試行によって出来ることであり、今回アメリカからフランキー・バナリ、オーガスト・ヤングというツェッペリン愛に溢れた素晴らしいミュージシャンと日本で二十年以上僕と一緒にレッド・ツェッペリンを追求してきたジョンジー大塚とともに皆さんに披露する機会をいただいたことは、僕の音楽人生においてとても大きな事です。
そして、この1977年という機材やセットの再現においてツェッペリン史上でも特に難しい年代をリバイバルするため、音楽と同じ熱意を持ってステージセットの再現に取り組んでくれた会場は、世界広しといえどもここEXシアター六本木だけであるということを、ぜひ皆さんに知っていただきたいのです。
これは、僕がアメリカで活動して感じた紛れもない現実です。ここまで細部に亘るこだわりを持って、レッド・ツェッペリンの持っていた魅力を蘇生することに迫ろうとする熱意と技術は、おそらくアメリカだけでなく世界中どこを探しても現在無いと確信しています。当日来て下さった皆さんには、このステージがレッド・ツェッペリンという素晴らしい音楽が生んだ奇跡的なコラボレーションの集大成なのだとご理解いただいてライブショーを楽しんでいただけると嬉しいです。
そして皆さんにお願いです。このようなバンドのスキルとアティチュード、ステージセットがあっても、会場のお客様の反応と歓声がなければライブショーは完成しません。
当時のツェッペリンがそうだったように、会場の皆さんからのエナジーがライブのマジックを生むのです。どうかひととき、日常の比較的穏やかな日本人の慣習を忘れて、1977年のツェッペリンと同じく思いきりハイテンションに、感じるがままに声援をお送りいただけると、まさに今夜皆さんがいるEXシアター六本木が一つになって 1977年当時そのものの興奮をリバイバルできると信じております。
―― JIMMYが確信する、「レッド・ツェッペリンの音楽にはリバイバルする価値がある」ということを皆さんと分かち合えたら限りない幸せです。
2018年12月Jimmy SAKURAI
▼EX THEATER ROPPONGI PRESENTS
LED ZEPPELIN結成50周年特別企画公演
MR. JIMMY『ロックショー・リバイバル』
Listen To This Eddie1977 The last US tour of LED ZEPPELIN
http://www.mandicompany.co.jp/MrJimmy.html
レッド・ツェッペリン 結成50周年記念公演
「プレゼンス」発売後に行われた最後のUSツアーの全貌がいま蘇る!
記念すべきレッド・ツェッペリン結成50周年の今年、現在ジェイソン・ボーナム[JBLZE]メンバーとして
ツアー中のジミー桜井が自身のリーダーシップ・バンド [MR. JIMMY]を率いて凱旋公演。
“レッド・ツェッペリン・リバイバル”をコンセプトに、1977年アルバム『プレゼンス』発売の翌年に行われた
ツェッペリン最後のUSツアーの名演[Listen To This Eddie]が、EXシアター六本木で眼前に甦る。
■メンバー:ジミー桜井(G)/フランキー・バナリ(Dr)/オーガスト・ヤング(Vo)/ジョンジー大塚(B&K
●2018年12月21日(金)
●EX THEATER ROPPONGI
http://www.ex-theater.com/
●開場18:00 開演19:00
●全席指定¥7.800(税込) ※入場時ドリンク代別途必要
▼MR.JIMMYオフィシャルサイト http://mrjimmy.jp
https://www.mrjimmyledzeppelinrevival.com/
▼『世界で一番ジミー・ペイジになろうとした男』
ジミー桜井(著)/田坂 圭(著)/リットーミュージック
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3117313009/
▼Jimmy SAKURAI YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/mrjimmyjp2012
2019年01月13日08:37
年末の「MR.JIMMY」凱旋ライブの第2弾映像出ました♪
年末の「MR.JIMMY」凱旋ライブの第2弾映像出ました♪
1977年のセットリストでは最後の「胸いっぱいの愛を」~「ロックンロール」のメドレー部分です。年末の六本木EXシアターでの最高潮のシーンですね。ロックンロール♪
▼MR. JIMMY Led Zeppelin Revival Show....Whole Lotta Love-Rock And Roll 1977
https://www.youtube.com/watch?v=GnE5VQx4sTk
▼MR. JIMMY Led Zeppelin Revival Show....The Song Remains The Same 1977
https://www.youtube.com/watch?v=6hidT9YKXGc&start_radio=1&list=RD6hidT9YKXGc&t=32
▼MR. JIMMYご本人による“ライナーノーツ” 2018年12月14日
https://www.tv-asahi.co.jp/reading/ex-theater/30267/
EXシアター六本木でMR. JIMMYとともにレッド・ツェッペリンの
素晴らしい音楽を分かち合うための、ご本人による“ライナーノーツ”
今回の演目である1977年6月21日のL.A.フォーラム公演は、ブートレッグでは『LISTEN TO THIS EDDIE』というタイトルで多くのコアなツェッぺリンファンが聴いたことのある音源だと思います。
(1977年ロサンゼルスで行われた全6公演の第一夜です)
LED ZEPPELINの魅力の真骨頂とも言えるライブパフォーマンスですが、
そこに至るまでの変遷について知ることで本公演への理解がさらに深まり、新たな魅力として感じていただけるのではと思い、少しご説明したいと思います。
レッド・ツェッペリンは1968年のバンドデビューから1973年まで、毎年欠かさずツアーを続けていました。当時のミュージックビジネスの成長と共に彼らを取り巻く状況もまた年々、巨大化していき、そしてそれは彼ら自身が創る音楽にも関わっていきました。ツアーを重ねるにつれてデビュー当時の主な会場であったクラブやシアターから、より多くのオーディエンスを収容出来るホールやスタジアムに変わり、それに合わせてバンドの演奏メソッドやステージパフォーマンスの形態も変わっていきました。多くのファンが感じられているように、1973年頃までとそれ以降の彼らのライブパフォーマンスに違いがあるのもそうした理由からと考察できます。
大成功を収め映画にもなった1973年のツアーを終えた翌年1974年のU.S.ツアーを計画するも、毎年の長いツアー生活に疲れ果てていたジョン・ポール・ジョーンズがバンドに脱退を表明し、それを熟慮した結果、’74年はツアーをせずレコーディングに専念、そして結果的にそれ以降は1975年と1977年の2回のみがアメリカでの公演となってしまいました。
1975年頃から蔓延していた音楽とドラッグの関係はこの1977年ツアー時は最悪ともいえる事態に陥っており、ステージ上の演奏はジミー・ペイジ、ジョン・ボーナム共にかなりラフさが目立ち、それを客観視したエディ・ヴァン・ヘイレンがペイジについて酷評したことに対しての回答的なライブが音源となって、本演目のタイトルでもある『LISTEN TO THIS EDDIE』(「聴いてみろよ、エディ!」)と名付けられたというわけです。
実際にこの日をはじめLA公演のテンションは特に高く、オープニングから凄まじいパフォーマンスとなりました。たしかにドラッグの影響で演奏面ではラフな部分もありますが、しかしそんな事は帳消しになるくらいステージ上での彼らのパフォーマンスは存在感に溢れ客席にエナジーを放っていました。そのエナジーこそがこの1977年に特徴的なツェッペリンのライブスタイルです。
ブルースを基調にじっくりと聴かせた初期のツェッペリンと、音楽市場の巨大化に則してオーディエンスに”見せる”ことを意識したエンターテインメントの世界を表現したツェッペリンとの大きな違いを感じていただけると思います。どちらも偉大なLED ZEPPELINなのです。当時の8ミリなどで撮られたブートレッグ映像でも、ステージアクションの大きさや圧倒的なカッコ良さでバンドがどれだけハイだったかを窺い観ることができます。同年7月24日まで繰り広げられたツアーの選曲も大筋同じ内容でしたが何曲か違いもあり、6月21日についても若干の差し替えがみられます。
今回、MR. JIMMYはこの1977年6月21日のハイテンションな演奏とセットリストを基本に演奏メソッドはあくまでも1977年当時の彼らのテクニックとエモーションを用いて、この大作ライブのリバイバルに挑みます。
機材も当時のセットに可能な限り近くセットアップします。ジョン・ポール・ジョーンズはこの年よりメインのベースをフェンダーのジャズベースからアレンビックに持ち替え、アンプもそれまでのトレードマークだったアコースティックからハイフリーケンシーなアンプに替えて、バンドのアンサンブルをそれまでよりブライトなものに変えました。ジョン・ボーナムのドラムセットはビスタライト・キットからステンレス・スティール製の大音量タイプに。
これら使用楽器の変遷も彼らの音楽的なアレンジや全体のアンサンブルをも変化させることに繋がりました。MR. JIMMYが日頃より同じ楽器を使うことが正しい演奏メソッドを教えてくれるというポリシーを貫くのもその事実をリスペクトしてこそです。正しい楽器を用いて正確な演奏メソッドを習得することがその音楽が持っていたエナジーを“蘇生”させるリバイバル・バンドの最初の一歩です。
ただ同じ音符をなぞってコピーするのではなく、何が本物なのか、音楽とは何か、パッション、エナジーとは…音符にならないその世界観を、いまここに生きる生身のミュージシャンの演奏によってパラレルワールドのごとく限りなく近い可能性を表現すること。それは決して勝手な自己解釈に基づくのではなく、MR. JIMMYメンバ−の絶え間ない検証と試行によって出来ることであり、今回アメリカからフランキー・バナリ、オーガスト・ヤングというツェッペリン愛に溢れた素晴らしいミュージシャンと日本で二十年以上僕と一緒にレッド・ツェッペリンを追求してきたジョンジー大塚とともに皆さんに披露する機会をいただいたことは、僕の音楽人生においてとても大きな事です。
そして、この1977年という機材やセットの再現においてツェッペリン史上でも特に難しい年代をリバイバルするため、音楽と同じ熱意を持ってステージセットの再現に取り組んでくれた会場は、世界広しといえどもここEXシアター六本木だけであるということを、ぜひ皆さんに知っていただきたいのです。
これは、僕がアメリカで活動して感じた紛れもない現実です。ここまで細部に亘るこだわりを持って、レッド・ツェッペリンの持っていた魅力を蘇生することに迫ろうとする熱意と技術は、おそらくアメリカだけでなく世界中どこを探しても現在無いと確信しています。当日来て下さった皆さんには、このステージがレッド・ツェッペリンという素晴らしい音楽が生んだ奇跡的なコラボレーションの集大成なのだとご理解いただいてライブショーを楽しんでいただけると嬉しいです。
そして皆さんにお願いです。このようなバンドのスキルとアティチュード、ステージセットがあっても、会場のお客様の反応と歓声がなければライブショーは完成しません。
当時のツェッペリンがそうだったように、会場の皆さんからのエナジーがライブのマジックを生むのです。どうかひととき、日常の比較的穏やかな日本人の慣習を忘れて、1977年のツェッペリンと同じく思いきりハイテンションに、感じるがままに声援をお送りいただけると、まさに今夜皆さんがいるEXシアター六本木が一つになって 1977年当時そのものの興奮をリバイバルできると信じております。
―― JIMMYが確信する、「レッド・ツェッペリンの音楽にはリバイバルする価値がある」ということを皆さんと分かち合えたら限りない幸せです。
2018年12月Jimmy SAKURAI
▼EX THEATER ROPPONGI PRESENTS
LED ZEPPELIN結成50周年特別企画公演
MR. JIMMY『ロックショー・リバイバル』
Listen To This Eddie1977 The last US tour of LED ZEPPELIN
http://www.mandicompany.co.jp/MrJimmy.html
レッド・ツェッペリン 結成50周年記念公演
「プレゼンス」発売後に行われた最後のUSツアーの全貌がいま蘇る!
記念すべきレッド・ツェッペリン結成50周年の今年、現在ジェイソン・ボーナム[JBLZE]メンバーとして
ツアー中のジミー桜井が自身のリーダーシップ・バンド [MR. JIMMY]を率いて凱旋公演。
“レッド・ツェッペリン・リバイバル”をコンセプトに、1977年アルバム『プレゼンス』発売の翌年に行われた
ツェッペリン最後のUSツアーの名演[Listen To This Eddie]が、EXシアター六本木で眼前に甦る。
■メンバー:ジミー桜井(G)/フランキー・バナリ(Dr)/オーガスト・ヤング(Vo)/ジョンジー大塚(B&K
●2018年12月21日(金)
●EX THEATER ROPPONGI
http://www.ex-theater.com/
●開場18:00 開演19:00
●全席指定¥7.800(税込) ※入場時ドリンク代別途必要
▼MR.JIMMYオフィシャルサイト http://mrjimmy.jp
https://www.mrjimmyledzeppelinrevival.com/
▼『世界で一番ジミー・ペイジになろうとした男』
ジミー桜井(著)/田坂 圭(著)/リットーミュージック
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3117313009/
▼Jimmy SAKURAI YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/mrjimmyjp2012
1977年のセットリストでは最後の「胸いっぱいの愛を」~「ロックンロール」のメドレー部分です。年末の六本木EXシアターでの最高潮のシーンですね。ロックンロール♪
▼MR. JIMMY Led Zeppelin Revival Show....Whole Lotta Love-Rock And Roll 1977
https://www.youtube.com/watch?v=GnE5VQx4sTk
▼MR. JIMMY Led Zeppelin Revival Show....The Song Remains The Same 1977
https://www.youtube.com/watch?v=6hidT9YKXGc&start_radio=1&list=RD6hidT9YKXGc&t=32
▼MR. JIMMYご本人による“ライナーノーツ” 2018年12月14日
https://www.tv-asahi.co.jp/reading/ex-theater/30267/
EXシアター六本木でMR. JIMMYとともにレッド・ツェッペリンの
素晴らしい音楽を分かち合うための、ご本人による“ライナーノーツ”
今回の演目である1977年6月21日のL.A.フォーラム公演は、ブートレッグでは『LISTEN TO THIS EDDIE』というタイトルで多くのコアなツェッぺリンファンが聴いたことのある音源だと思います。
(1977年ロサンゼルスで行われた全6公演の第一夜です)
LED ZEPPELINの魅力の真骨頂とも言えるライブパフォーマンスですが、
そこに至るまでの変遷について知ることで本公演への理解がさらに深まり、新たな魅力として感じていただけるのではと思い、少しご説明したいと思います。
レッド・ツェッペリンは1968年のバンドデビューから1973年まで、毎年欠かさずツアーを続けていました。当時のミュージックビジネスの成長と共に彼らを取り巻く状況もまた年々、巨大化していき、そしてそれは彼ら自身が創る音楽にも関わっていきました。ツアーを重ねるにつれてデビュー当時の主な会場であったクラブやシアターから、より多くのオーディエンスを収容出来るホールやスタジアムに変わり、それに合わせてバンドの演奏メソッドやステージパフォーマンスの形態も変わっていきました。多くのファンが感じられているように、1973年頃までとそれ以降の彼らのライブパフォーマンスに違いがあるのもそうした理由からと考察できます。
大成功を収め映画にもなった1973年のツアーを終えた翌年1974年のU.S.ツアーを計画するも、毎年の長いツアー生活に疲れ果てていたジョン・ポール・ジョーンズがバンドに脱退を表明し、それを熟慮した結果、’74年はツアーをせずレコーディングに専念、そして結果的にそれ以降は1975年と1977年の2回のみがアメリカでの公演となってしまいました。
1975年頃から蔓延していた音楽とドラッグの関係はこの1977年ツアー時は最悪ともいえる事態に陥っており、ステージ上の演奏はジミー・ペイジ、ジョン・ボーナム共にかなりラフさが目立ち、それを客観視したエディ・ヴァン・ヘイレンがペイジについて酷評したことに対しての回答的なライブが音源となって、本演目のタイトルでもある『LISTEN TO THIS EDDIE』(「聴いてみろよ、エディ!」)と名付けられたというわけです。
実際にこの日をはじめLA公演のテンションは特に高く、オープニングから凄まじいパフォーマンスとなりました。たしかにドラッグの影響で演奏面ではラフな部分もありますが、しかしそんな事は帳消しになるくらいステージ上での彼らのパフォーマンスは存在感に溢れ客席にエナジーを放っていました。そのエナジーこそがこの1977年に特徴的なツェッペリンのライブスタイルです。
ブルースを基調にじっくりと聴かせた初期のツェッペリンと、音楽市場の巨大化に則してオーディエンスに”見せる”ことを意識したエンターテインメントの世界を表現したツェッペリンとの大きな違いを感じていただけると思います。どちらも偉大なLED ZEPPELINなのです。当時の8ミリなどで撮られたブートレッグ映像でも、ステージアクションの大きさや圧倒的なカッコ良さでバンドがどれだけハイだったかを窺い観ることができます。同年7月24日まで繰り広げられたツアーの選曲も大筋同じ内容でしたが何曲か違いもあり、6月21日についても若干の差し替えがみられます。
今回、MR. JIMMYはこの1977年6月21日のハイテンションな演奏とセットリストを基本に演奏メソッドはあくまでも1977年当時の彼らのテクニックとエモーションを用いて、この大作ライブのリバイバルに挑みます。
機材も当時のセットに可能な限り近くセットアップします。ジョン・ポール・ジョーンズはこの年よりメインのベースをフェンダーのジャズベースからアレンビックに持ち替え、アンプもそれまでのトレードマークだったアコースティックからハイフリーケンシーなアンプに替えて、バンドのアンサンブルをそれまでよりブライトなものに変えました。ジョン・ボーナムのドラムセットはビスタライト・キットからステンレス・スティール製の大音量タイプに。
これら使用楽器の変遷も彼らの音楽的なアレンジや全体のアンサンブルをも変化させることに繋がりました。MR. JIMMYが日頃より同じ楽器を使うことが正しい演奏メソッドを教えてくれるというポリシーを貫くのもその事実をリスペクトしてこそです。正しい楽器を用いて正確な演奏メソッドを習得することがその音楽が持っていたエナジーを“蘇生”させるリバイバル・バンドの最初の一歩です。
ただ同じ音符をなぞってコピーするのではなく、何が本物なのか、音楽とは何か、パッション、エナジーとは…音符にならないその世界観を、いまここに生きる生身のミュージシャンの演奏によってパラレルワールドのごとく限りなく近い可能性を表現すること。それは決して勝手な自己解釈に基づくのではなく、MR. JIMMYメンバ−の絶え間ない検証と試行によって出来ることであり、今回アメリカからフランキー・バナリ、オーガスト・ヤングというツェッペリン愛に溢れた素晴らしいミュージシャンと日本で二十年以上僕と一緒にレッド・ツェッペリンを追求してきたジョンジー大塚とともに皆さんに披露する機会をいただいたことは、僕の音楽人生においてとても大きな事です。
そして、この1977年という機材やセットの再現においてツェッペリン史上でも特に難しい年代をリバイバルするため、音楽と同じ熱意を持ってステージセットの再現に取り組んでくれた会場は、世界広しといえどもここEXシアター六本木だけであるということを、ぜひ皆さんに知っていただきたいのです。
これは、僕がアメリカで活動して感じた紛れもない現実です。ここまで細部に亘るこだわりを持って、レッド・ツェッペリンの持っていた魅力を蘇生することに迫ろうとする熱意と技術は、おそらくアメリカだけでなく世界中どこを探しても現在無いと確信しています。当日来て下さった皆さんには、このステージがレッド・ツェッペリンという素晴らしい音楽が生んだ奇跡的なコラボレーションの集大成なのだとご理解いただいてライブショーを楽しんでいただけると嬉しいです。
そして皆さんにお願いです。このようなバンドのスキルとアティチュード、ステージセットがあっても、会場のお客様の反応と歓声がなければライブショーは完成しません。
当時のツェッペリンがそうだったように、会場の皆さんからのエナジーがライブのマジックを生むのです。どうかひととき、日常の比較的穏やかな日本人の慣習を忘れて、1977年のツェッペリンと同じく思いきりハイテンションに、感じるがままに声援をお送りいただけると、まさに今夜皆さんがいるEXシアター六本木が一つになって 1977年当時そのものの興奮をリバイバルできると信じております。
―― JIMMYが確信する、「レッド・ツェッペリンの音楽にはリバイバルする価値がある」ということを皆さんと分かち合えたら限りない幸せです。
2018年12月Jimmy SAKURAI
▼EX THEATER ROPPONGI PRESENTS
LED ZEPPELIN結成50周年特別企画公演
MR. JIMMY『ロックショー・リバイバル』
Listen To This Eddie1977 The last US tour of LED ZEPPELIN
http://www.mandicompany.co.jp/MrJimmy.html
レッド・ツェッペリン 結成50周年記念公演
「プレゼンス」発売後に行われた最後のUSツアーの全貌がいま蘇る!
記念すべきレッド・ツェッペリン結成50周年の今年、現在ジェイソン・ボーナム[JBLZE]メンバーとして
ツアー中のジミー桜井が自身のリーダーシップ・バンド [MR. JIMMY]を率いて凱旋公演。
“レッド・ツェッペリン・リバイバル”をコンセプトに、1977年アルバム『プレゼンス』発売の翌年に行われた
ツェッペリン最後のUSツアーの名演[Listen To This Eddie]が、EXシアター六本木で眼前に甦る。
■メンバー:ジミー桜井(G)/フランキー・バナリ(Dr)/オーガスト・ヤング(Vo)/ジョンジー大塚(B&K
●2018年12月21日(金)
●EX THEATER ROPPONGI
http://www.ex-theater.com/
●開場18:00 開演19:00
●全席指定¥7.800(税込) ※入場時ドリンク代別途必要
▼MR.JIMMYオフィシャルサイト http://mrjimmy.jp
https://www.mrjimmyledzeppelinrevival.com/
▼『世界で一番ジミー・ペイジになろうとした男』
ジミー桜井(著)/田坂 圭(著)/リットーミュージック
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3117313009/
▼Jimmy SAKURAI YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/mrjimmyjp2012
2019年01月12日00:22
浜松から届いた年賀状の中に・・・
浜松から届いた年賀状の中に・・・
「KEYWEST MUST GO ON」とタイトルされた「QUEEN」バリバリの年賀状がありました♪
浜松が誇る9人のデザイナー集団「キーウエスト・クリエイティブ」さんからの粋なデザインの1枚でした。
同社は《遠州の熱中人》を意味する造語である雑誌『エンシュージアスト』の発行元ですから皆さんもご存知ですよね。
音楽とバイクを愛する小粋な集団の会社です。
そんな熱い年賀状を大沼テキサス編集長から頂いたのが影響したのか、やっと重い腰をあげて映画館で『ボヘミアンラブディ』を先日観てきました(笑)。
感想?ちょい微妙?(笑)わかるんだけどね。きっと僕は初期の「クイーン」が好きだったんだろうな。
以来、部屋ではクイーン初のライブ盤となった『ライヴ・キラーズ』(1979年)を流しています。確か探せば学生時代に買ったLPも何処かに捨てずにあった気がします(笑)。
▼雑誌『THE ENSHUSIAST MAGAZINE』(エンシュージアスト)
https://www.facebook.com/Enshusiast/
http://enshusiast.com/
▼キーウエストクリエイティブ
http://www.key-w.com/index.html
▼映画『ボヘミアンラプソディ』
http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/
「KEYWEST MUST GO ON」とタイトルされた「QUEEN」バリバリの年賀状がありました♪
浜松が誇る9人のデザイナー集団「キーウエスト・クリエイティブ」さんからの粋なデザインの1枚でした。
同社は《遠州の熱中人》を意味する造語である雑誌『エンシュージアスト』の発行元ですから皆さんもご存知ですよね。
音楽とバイクを愛する小粋な集団の会社です。
そんな熱い年賀状を大沼テキサス編集長から頂いたのが影響したのか、やっと重い腰をあげて映画館で『ボヘミアンラブディ』を先日観てきました(笑)。
感想?ちょい微妙?(笑)わかるんだけどね。きっと僕は初期の「クイーン」が好きだったんだろうな。
以来、部屋ではクイーン初のライブ盤となった『ライヴ・キラーズ』(1979年)を流しています。確か探せば学生時代に買ったLPも何処かに捨てずにあった気がします(笑)。
▼雑誌『THE ENSHUSIAST MAGAZINE』(エンシュージアスト)
https://www.facebook.com/Enshusiast/
http://enshusiast.com/
▼キーウエストクリエイティブ
http://www.key-w.com/index.html
▼映画『ボヘミアンラプソディ』
http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/
2019年01月01日19:53
もしも王道ロックがお好きなら♪
▼MR. JIMMY Led Zeppelin Revival Show....The Song Remains The Same 1977
https://www.youtube.com/watch?v=6hidT9YKXGc&start_radio=1&list=RD6hidT9YKXGc&t=32
六本木EXシアターでの圧巻の3時間半の新生「MR.JIMMY」の映像出ました♪
今更ながら、あの夜の興奮が甦るわい。
▼MR. JIMMYご本人による“ライナーノーツ” 2018年12月14日
https://www.tv-asahi.co.jp/reading/ex-theater/30267/
EXシアター六本木でMR. JIMMYとともにレッド・ツェッペリンの
素晴らしい音楽を分かち合うための、ご本人による“ライナーノーツ”
今回の演目である1977年6月21日のL.A.フォーラム公演は、ブートレッグでは『LISTEN TO THIS EDDIE』というタイトルで多くのコアなツェッぺリンファンが聴いたことのある音源だと思います。
(1977年ロサンゼルスで行われた全6公演の第一夜です)
LED ZEPPELINの魅力の真骨頂とも言えるライブパフォーマンスですが、
そこに至るまでの変遷について知ることで本公演への理解がさらに深まり、新たな魅力として感じていただけるのではと思い、少しご説明したいと思います。
レッド・ツェッペリンは1968年のバンドデビューから1973年まで、毎年欠かさずツアーを続けていました。当時のミュージックビジネスの成長と共に彼らを取り巻く状況もまた年々、巨大化していき、そしてそれは彼ら自身が創る音楽にも関わっていきました。ツアーを重ねるにつれてデビュー当時の主な会場であったクラブやシアターから、より多くのオーディエンスを収容出来るホールやスタジアムに変わり、それに合わせてバンドの演奏メソッドやステージパフォーマンスの形態も変わっていきました。多くのファンが感じられているように、1973年頃までとそれ以降の彼らのライブパフォーマンスに違いがあるのもそうした理由からと考察できます。
大成功を収め映画にもなった1973年のツアーを終えた翌年1974年のU.S.ツアーを計画するも、毎年の長いツアー生活に疲れ果てていたジョン・ポール・ジョーンズがバンドに脱退を表明し、それを熟慮した結果、’74年はツアーをせずレコーディングに専念、そして結果的にそれ以降は1975年と1977年の2回のみがアメリカでの公演となってしまいました。
1975年頃から蔓延していた音楽とドラッグの関係はこの1977年ツアー時は最悪ともいえる事態に陥っており、ステージ上の演奏はジミー・ペイジ、ジョン・ボーナム共にかなりラフさが目立ち、それを客観視したエディ・ヴァン・ヘイレンがペイジについて酷評したことに対しての回答的なライブが音源となって、本演目のタイトルでもある『LISTEN TO THIS EDDIE』(「聴いてみろよ、エディ!」)と名付けられたというわけです。
実際にこの日をはじめLA公演のテンションは特に高く、オープニングから凄まじいパフォーマンスとなりました。たしかにドラッグの影響で演奏面ではラフな部分もありますが、しかしそんな事は帳消しになるくらいステージ上での彼らのパフォーマンスは存在感に溢れ客席にエナジーを放っていました。そのエナジーこそがこの1977年に特徴的なツェッペリンのライブスタイルです。
ブルースを基調にじっくりと聴かせた初期のツェッペリンと、音楽市場の巨大化に則してオーディエンスに”見せる”ことを意識したエンターテインメントの世界を表現したツェッペリンとの大きな違いを感じていただけると思います。どちらも偉大なLED ZEPPELINなのです。当時の8ミリなどで撮られたブートレッグ映像でも、ステージアクションの大きさや圧倒的なカッコ良さでバンドがどれだけハイだったかを窺い観ることができます。同年7月24日まで繰り広げられたツアーの選曲も大筋同じ内容でしたが何曲か違いもあり、6月21日についても若干の差し替えがみられます。
今回、MR. JIMMYはこの1977年6月21日のハイテンションな演奏とセットリストを基本に演奏メソッドはあくまでも1977年当時の彼らのテクニックとエモーションを用いて、この大作ライブのリバイバルに挑みます。
機材も当時のセットに可能な限り近くセットアップします。ジョン・ポール・ジョーンズはこの年よりメインのベースをフェンダーのジャズベースからアレンビックに持ち替え、アンプもそれまでのトレードマークだったアコースティックからハイフリーケンシーなアンプに替えて、バンドのアンサンブルをそれまでよりブライトなものに変えました。ジョン・ボーナムのドラムセットはビスタライト・キットからステンレス・スティール製の大音量タイプに。
これら使用楽器の変遷も彼らの音楽的なアレンジや全体のアンサンブルをも変化させることに繋がりました。MR. JIMMYが日頃より同じ楽器を使うことが正しい演奏メソッドを教えてくれるというポリシーを貫くのもその事実をリスペクトしてこそです。正しい楽器を用いて正確な演奏メソッドを習得することがその音楽が持っていたエナジーを“蘇生”させるリバイバル・バンドの最初の一歩です。
ただ同じ音符をなぞってコピーするのではなく、何が本物なのか、音楽とは何か、パッション、エナジーとは…音符にならないその世界観を、いまここに生きる生身のミュージシャンの演奏によってパラレルワールドのごとく限りなく近い可能性を表現すること。それは決して勝手な自己解釈に基づくのではなく、MR. JIMMYメンバ−の絶え間ない検証と試行によって出来ることであり、今回アメリカからフランキー・バナリ、オーガスト・ヤングというツェッペリン愛に溢れた素晴らしいミュージシャンと日本で二十年以上僕と一緒にレッド・ツェッペリンを追求してきたジョンジー大塚とともに皆さんに披露する機会をいただいたことは、僕の音楽人生においてとても大きな事です。
そして、この1977年という機材やセットの再現においてツェッペリン史上でも特に難しい年代をリバイバルするため、音楽と同じ熱意を持ってステージセットの再現に取り組んでくれた会場は、世界広しといえどもここEXシアター六本木だけであるということを、ぜひ皆さんに知っていただきたいのです。
これは、僕がアメリカで活動して感じた紛れもない現実です。ここまで細部に亘るこだわりを持って、レッド・ツェッペリンの持っていた魅力を蘇生することに迫ろうとする熱意と技術は、おそらくアメリカだけでなく世界中どこを探しても現在無いと確信しています。当日来て下さった皆さんには、このステージがレッド・ツェッペリンという素晴らしい音楽が生んだ奇跡的なコラボレーションの集大成なのだとご理解いただいてライブショーを楽しんでいただけると嬉しいです。
そして皆さんにお願いです。このようなバンドのスキルとアティチュード、ステージセットがあっても、会場のお客様の反応と歓声がなければライブショーは完成しません。
当時のツェッペリンがそうだったように、会場の皆さんからのエナジーがライブのマジックを生むのです。どうかひととき、日常の比較的穏やかな日本人の慣習を忘れて、1977年のツェッペリンと同じく思いきりハイテンションに、感じるがままに声援をお送りいただけると、まさに今夜皆さんがいるEXシアター六本木が一つになって 1977年当時そのものの興奮をリバイバルできると信じております。
―― JIMMYが確信する、「レッド・ツェッペリンの音楽にはリバイバルする価値がある」ということを皆さんと分かち合えたら限りない幸せです。
2018年12月Jimmy SAKURAI
▼EX THEATER ROPPONGI PRESENTS
LED ZEPPELIN結成50周年特別企画公演
MR. JIMMY『ロックショー・リバイバル』
Listen To This Eddie1977 The last US tour of LED ZEPPELIN
http://www.mandicompany.co.jp/MrJimmy.html
レッド・ツェッペリン 結成50周年記念公演
「プレゼンス」発売後に行われた最後のUSツアーの全貌がいま蘇る!
記念すべきレッド・ツェッペリン結成50周年の今年、現在ジェイソン・ボーナム[JBLZE]メンバーとして
ツアー中のジミー桜井が自身のリーダーシップ・バンド [MR. JIMMY]を率いて凱旋公演。
“レッド・ツェッペリン・リバイバル”をコンセプトに、1977年アルバム『プレゼンス』発売の翌年に行われた
ツェッペリン最後のUSツアーの名演[Listen To This Eddie]が、EXシアター六本木で眼前に甦る。
■メンバー:ジミー桜井(G)/フランキー・バナリ(Dr)/オーガスト・ヤング(Vo)/ジョンジー大塚(B&K
●2018年12月21日(金)
●EX THEATER ROPPONGI
http://www.ex-theater.com/
●開場18:00 開演19:00
●全席指定¥7.800(税込) ※入場時ドリンク代別途必要
▼MR.JIMMYオフィシャルサイト http://mrjimmy.jp
https://www.mrjimmyledzeppelinrevival.com/
▼『世界で一番ジミー・ペイジになろうとした男』
ジミー桜井(著)/田坂 圭(著)/リットーミュージック
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3117313009/
▼Jimmy SAKURAI YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/mrjimmyjp2012
2018年12月30日11:01
「ライダー小池さん、お久し振りです。田烏で待ってます。」って?
「ライダー小池さん、お久し振りです。田烏で待ってます。」って?
一昨日にオイラの
Facebook(https://www.facebook.com/koike.nobuyuki.92)に「ライダー小池さん、お久し振りです。田烏で待ってます。」こんなメッセージが届きました。
一般社団法人「海の共同通信」代表理事で、昨年から福井県小浜市で始まった「内外海 海のステージ」という地域活性化の取り組みの実行委員長さんからでした。
昨年は東京~小浜片道500キロということや天候の不安(訪問2日目というか復路は雨でした)もあって車で出かけちゃいましたが、滅多に訪れることもないであろう若狭湾沿いの道は1度はバイクで走ってみたい誘惑に駆られました。
とはいえ、今年60歳を迎える還暦夫婦ですから、無理は禁物なので1泊2日で往復1000キロのバイク旅には多少の不安もあり無理や無茶は禁物なのは百も承知なので、開催直前まで天候や日程と睨めっこになるかなぁ?(笑)
今年は最強の音楽藝能集団“東6”ライブに加え、音楽劇『まつろわぬ民2018』を大成功させた演劇集団『風煉ダンス』も新作を引っ提げての参戦ということで、やたら豪華な顔ぶれです。見逃せないのは山々ですわ(笑)。
▼内外海 海のステージ
https://www.facebook.com/uchitomi.uminostage/
http://uminostage.com/
2019年5月に第2回『内外海 海のステージ』の開催が決定
第2回『内外海田烏 海のステージ』(福井県小浜市)の概要が決定しました!
次は田烏集落全体が舞台になります。
第2回『内外海田烏海のステージ』 -UCHITOMI TAGARASU-
開催期間:2019年5月24日(金)~6月2日(日)
開催会場:福井県小浜市内外海地区田烏集落
▼杉本信昭
https://www.facebook.com/sugimoto.nobuaki
▼一般社団法人 海の共同通信
http://uminotable.com/
▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!!
https://www.facebook.com/tohogu6/
▼白崎映美さんの新旧インフォメーションサイト
https://emishirasakinew.amebaownd.com/
http://emishirasaki.com/
▼演劇集団 風煉ダンス
http://furen-dance.info/about.html
▼音楽劇『まつろわぬ民2018』三都市(東京・酒田・八戸)
連続公演(演劇集団 風煉ダンス)特設サイト
https://alafura6.wixsite.com/furendance
一昨日にオイラの
Facebook(https://www.facebook.com/koike.nobuyuki.92)に「ライダー小池さん、お久し振りです。田烏で待ってます。」こんなメッセージが届きました。
一般社団法人「海の共同通信」代表理事で、昨年から福井県小浜市で始まった「内外海 海のステージ」という地域活性化の取り組みの実行委員長さんからでした。
昨年は東京~小浜片道500キロということや天候の不安(訪問2日目というか復路は雨でした)もあって車で出かけちゃいましたが、滅多に訪れることもないであろう若狭湾沿いの道は1度はバイクで走ってみたい誘惑に駆られました。
とはいえ、今年60歳を迎える還暦夫婦ですから、無理は禁物なので1泊2日で往復1000キロのバイク旅には多少の不安もあり無理や無茶は禁物なのは百も承知なので、開催直前まで天候や日程と睨めっこになるかなぁ?(笑)
今年は最強の音楽藝能集団“東6”ライブに加え、音楽劇『まつろわぬ民2018』を大成功させた演劇集団『風煉ダンス』も新作を引っ提げての参戦ということで、やたら豪華な顔ぶれです。見逃せないのは山々ですわ(笑)。
▼内外海 海のステージ
https://www.facebook.com/uchitomi.uminostage/
http://uminostage.com/
2019年5月に第2回『内外海 海のステージ』の開催が決定
第2回『内外海田烏 海のステージ』(福井県小浜市)の概要が決定しました!
次は田烏集落全体が舞台になります。
第2回『内外海田烏海のステージ』 -UCHITOMI TAGARASU-
開催期間:2019年5月24日(金)~6月2日(日)
開催会場:福井県小浜市内外海地区田烏集落
▼杉本信昭
https://www.facebook.com/sugimoto.nobuaki
▼一般社団法人 海の共同通信
http://uminotable.com/
▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!!
https://www.facebook.com/tohogu6/
▼白崎映美さんの新旧インフォメーションサイト
https://emishirasakinew.amebaownd.com/
http://emishirasaki.com/
▼演劇集団 風煉ダンス
http://furen-dance.info/about.html
▼音楽劇『まつろわぬ民2018』三都市(東京・酒田・八戸)
連続公演(演劇集団 風煉ダンス)特設サイト
https://alafura6.wixsite.com/furendance
2018年12月30日00:31
“東6”の新春ライブは無料ライブ!これはお得♪
“東6”の新春ライブは無料ライブ!これはお得♪
稀代の歌姫・白崎映美率いる藝能音楽集団?「白崎映美&東北6県ろ~るショー!!」の面々がお正月の1月6日に東京・西新井のギャラクシティ・西新井文化ホールに降臨♪
しかも観覧無料♪
これは新年早々見逃せないイベントです。
う~ん、個人的には仕事初めの日だが、休んじゃおうかな(笑)。
▼ジャパンフェスタin足立2019
http://www.galaxcity.jp/modules/event/index.php?action=PageView&page_id=10568
: 白崎映美&東北6県ろーるショー
ギャラクシティ(こども未来創造館・西新井文化ホール)
〒123-0842 東京都 足立区栗原1-3-1
ジャパンフェスタin 足立
入場無料
日本の文化、伝統が足立区西新井に集結❗
忍者ショー
おわら風の盆
狂言
和太鼓
大衆演劇
そして、東北6県ろ~るショー!!ライブ‼‼新年早々賑々しく参りますよ‼
子どもから大人まで楽しめるイベントです。ぜひご家族でも!
そして、海外の方にも「日本」を知ってもらういい機会です!
情報拡散、宜しくお願い致します❗
https://youtu.be/VdmX9AVpIhQ
東武スカイツリーライン西新井駅下車、東口から徒歩3分
http://www.galaxcity.jp/modules/event/index.php?action=PageView&page_id=10568
白崎映美&東北6県ろ~るショー!!の出演はホールにて15:30~
お待ちしております❗
▼白崎映美&東北6県ろーるショー
https://www.facebook.com/tohogu6/
稀代の歌姫・白崎映美率いる藝能音楽集団?「白崎映美&東北6県ろ~るショー!!」の面々がお正月の1月6日に東京・西新井のギャラクシティ・西新井文化ホールに降臨♪
しかも観覧無料♪
これは新年早々見逃せないイベントです。
う~ん、個人的には仕事初めの日だが、休んじゃおうかな(笑)。
▼ジャパンフェスタin足立2019
http://www.galaxcity.jp/modules/event/index.php?action=PageView&page_id=10568
: 白崎映美&東北6県ろーるショー
ギャラクシティ(こども未来創造館・西新井文化ホール)
〒123-0842 東京都 足立区栗原1-3-1
ジャパンフェスタin 足立
入場無料
日本の文化、伝統が足立区西新井に集結❗
忍者ショー
おわら風の盆
狂言
和太鼓
大衆演劇
そして、東北6県ろ~るショー!!ライブ‼‼新年早々賑々しく参りますよ‼
子どもから大人まで楽しめるイベントです。ぜひご家族でも!
そして、海外の方にも「日本」を知ってもらういい機会です!
情報拡散、宜しくお願い致します❗
https://youtu.be/VdmX9AVpIhQ
東武スカイツリーライン西新井駅下車、東口から徒歩3分
http://www.galaxcity.jp/modules/event/index.php?action=PageView&page_id=10568
白崎映美&東北6県ろ~るショー!!の出演はホールにて15:30~
お待ちしております❗
▼白崎映美&東北6県ろーるショー
https://www.facebook.com/tohogu6/
2018年12月27日18:52
先日のライブ映像、第1弾出たぁ~!
先日のライブ映像、第1弾出たぁ~!
▼MR. JIMMY Led Zeppelin Revival Show....The Song Remains The Same 1977
https://www.youtube.com/watch?v=6hidT9YKXGc&start_radio=1&list=RD6hidT9YKXGc&t=32
六本木EXシアターでの圧巻の3時間半の新生「MR.JIMMY」の映像出ました♪
今更ながら、あの夜の興奮が甦るわい。
あ~、今年もジミー桜井さんの華麗なプレイが見られて良かったなり。
▼MR. JIMMYご本人による“ライナーノーツ” 2018年12月14日
https://www.tv-asahi.co.jp/reading/ex-theater/30267/
EXシアター六本木でMR. JIMMYとともにレッド・ツェッペリンの
素晴らしい音楽を分かち合うための、ご本人による“ライナーノーツ”
今回の演目である1977年6月21日のL.A.フォーラム公演は、ブートレッグでは『LISTEN TO THIS EDDIE』というタイトルで多くのコアなツェッぺリンファンが聴いたことのある音源だと思います。
(1977年ロサンゼルスで行われた全6公演の第一夜です)
LED ZEPPELINの魅力の真骨頂とも言えるライブパフォーマンスですが、
そこに至るまでの変遷について知ることで本公演への理解がさらに深まり、新たな魅力として感じていただけるのではと思い、少しご説明したいと思います。
レッド・ツェッペリンは1968年のバンドデビューから1973年まで、毎年欠かさずツアーを続けていました。当時のミュージックビジネスの成長と共に彼らを取り巻く状況もまた年々、巨大化していき、そしてそれは彼ら自身が創る音楽にも関わっていきました。ツアーを重ねるにつれてデビュー当時の主な会場であったクラブやシアターから、より多くのオーディエンスを収容出来るホールやスタジアムに変わり、それに合わせてバンドの演奏メソッドやステージパフォーマンスの形態も変わっていきました。多くのファンが感じられているように、1973年頃までとそれ以降の彼らのライブパフォーマンスに違いがあるのもそうした理由からと考察できます。
大成功を収め映画にもなった1973年のツアーを終えた翌年1974年のU.S.ツアーを計画するも、毎年の長いツアー生活に疲れ果てていたジョン・ポール・ジョーンズがバンドに脱退を表明し、それを熟慮した結果、’74年はツアーをせずレコーディングに専念、そして結果的にそれ以降は1975年と1977年の2回のみがアメリカでの公演となってしまいました。
1975年頃から蔓延していた音楽とドラッグの関係はこの1977年ツアー時は最悪ともいえる事態に陥っており、ステージ上の演奏はジミー・ペイジ、ジョン・ボーナム共にかなりラフさが目立ち、それを客観視したエディ・ヴァン・ヘイレンがペイジについて酷評したことに対しての回答的なライブが音源となって、本演目のタイトルでもある『LISTEN TO THIS EDDIE』(「聴いてみろよ、エディ!」)と名付けられたというわけです。
実際にこの日をはじめLA公演のテンションは特に高く、オープニングから凄まじいパフォーマンスとなりました。たしかにドラッグの影響で演奏面ではラフな部分もありますが、しかしそんな事は帳消しになるくらいステージ上での彼らのパフォーマンスは存在感に溢れ客席にエナジーを放っていました。そのエナジーこそがこの1977年に特徴的なツェッペリンのライブスタイルです。
ブルースを基調にじっくりと聴かせた初期のツェッペリンと、音楽市場の巨大化に則してオーディエンスに”見せる”ことを意識したエンターテインメントの世界を表現したツェッペリンとの大きな違いを感じていただけると思います。どちらも偉大なLED ZEPPELINなのです。当時の8ミリなどで撮られたブートレッグ映像でも、ステージアクションの大きさや圧倒的なカッコ良さでバンドがどれだけハイだったかを窺い観ることができます。同年7月24日まで繰り広げられたツアーの選曲も大筋同じ内容でしたが何曲か違いもあり、6月21日についても若干の差し替えがみられます。
今回、MR. JIMMYはこの1977年6月21日のハイテンションな演奏とセットリストを基本に演奏メソッドはあくまでも1977年当時の彼らのテクニックとエモーションを用いて、この大作ライブのリバイバルに挑みます。
機材も当時のセットに可能な限り近くセットアップします。ジョン・ポール・ジョーンズはこの年よりメインのベースをフェンダーのジャズベースからアレンビックに持ち替え、アンプもそれまでのトレードマークだったアコースティックからハイフリーケンシーなアンプに替えて、バンドのアンサンブルをそれまでよりブライトなものに変えました。ジョン・ボーナムのドラムセットはビスタライト・キットからステンレス・スティール製の大音量タイプに。
これら使用楽器の変遷も彼らの音楽的なアレンジや全体のアンサンブルをも変化させることに繋がりました。MR. JIMMYが日頃より同じ楽器を使うことが正しい演奏メソッドを教えてくれるというポリシーを貫くのもその事実をリスペクトしてこそです。正しい楽器を用いて正確な演奏メソッドを習得することがその音楽が持っていたエナジーを“蘇生”させるリバイバル・バンドの最初の一歩です。
ただ同じ音符をなぞってコピーするのではなく、何が本物なのか、音楽とは何か、パッション、エナジーとは…音符にならないその世界観を、いまここに生きる生身のミュージシャンの演奏によってパラレルワールドのごとく限りなく近い可能性を表現すること。それは決して勝手な自己解釈に基づくのではなく、MR. JIMMYメンバ−の絶え間ない検証と試行によって出来ることであり、今回アメリカからフランキー・バナリ、オーガスト・ヤングというツェッペリン愛に溢れた素晴らしいミュージシャンと日本で二十年以上僕と一緒にレッド・ツェッペリンを追求してきたジョンジー大塚とともに皆さんに披露する機会をいただいたことは、僕の音楽人生においてとても大きな事です。
そして、この1977年という機材やセットの再現においてツェッペリン史上でも特に難しい年代をリバイバルするため、音楽と同じ熱意を持ってステージセットの再現に取り組んでくれた会場は、世界広しといえどもここEXシアター六本木だけであるということを、ぜひ皆さんに知っていただきたいのです。
これは、僕がアメリカで活動して感じた紛れもない現実です。ここまで細部に亘るこだわりを持って、レッド・ツェッペリンの持っていた魅力を蘇生することに迫ろうとする熱意と技術は、おそらくアメリカだけでなく世界中どこを探しても現在無いと確信しています。当日来て下さった皆さんには、このステージがレッド・ツェッペリンという素晴らしい音楽が生んだ奇跡的なコラボレーションの集大成なのだとご理解いただいてライブショーを楽しんでいただけると嬉しいです。
そして皆さんにお願いです。このようなバンドのスキルとアティチュード、ステージセットがあっても、会場のお客様の反応と歓声がなければライブショーは完成しません。
当時のツェッペリンがそうだったように、会場の皆さんからのエナジーがライブのマジックを生むのです。どうかひととき、日常の比較的穏やかな日本人の慣習を忘れて、1977年のツェッペリンと同じく思いきりハイテンションに、感じるがままに声援をお送りいただけると、まさに今夜皆さんがいるEXシアター六本木が一つになって 1977年当時そのものの興奮をリバイバルできると信じております。
―― JIMMYが確信する、「レッド・ツェッペリンの音楽にはリバイバルする価値がある」ということを皆さんと分かち合えたら限りない幸せです。
2018年12月Jimmy SAKURAI
▼EX THEATER ROPPONGI PRESENTS
LED ZEPPELIN結成50周年特別企画公演
MR. JIMMY『ロックショー・リバイバル』
Listen To This Eddie1977 The last US tour of LED ZEPPELIN
http://www.mandicompany.co.jp/MrJimmy.html
レッド・ツェッペリン 結成50周年記念公演
「プレゼンス」発売後に行われた最後のUSツアーの全貌がいま蘇る!
記念すべきレッド・ツェッペリン結成50周年の今年、現在ジェイソン・ボーナム[JBLZE]メンバーとして
ツアー中のジミー桜井が自身のリーダーシップ・バンド [MR. JIMMY]を率いて凱旋公演。
“レッド・ツェッペリン・リバイバル”をコンセプトに、1977年アルバム『プレゼンス』発売の翌年に行われた
ツェッペリン最後のUSツアーの名演[Listen To This Eddie]が、EXシアター六本木で眼前に甦る。
■メンバー:ジミー桜井(G)/フランキー・バナリ(Dr)/オーガスト・ヤング(Vo)/ジョンジー大塚(B&K
●2018年12月21日(金)
●EX THEATER ROPPONGI
http://www.ex-theater.com/
●開場18:00 開演19:00
●全席指定¥7.800(税込) ※入場時ドリンク代別途必要
▼MR.JIMMYオフィシャルサイト http://mrjimmy.jp
https://www.mrjimmyledzeppelinrevival.com/
▼『世界で一番ジミー・ペイジになろうとした男』
ジミー桜井(著)/田坂 圭(著)/リットーミュージック
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3117313009/
▼Jimmy SAKURAI YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/mrjimmyjp2012
▼MR. JIMMY Led Zeppelin Revival Show....The Song Remains The Same 1977
https://www.youtube.com/watch?v=6hidT9YKXGc&start_radio=1&list=RD6hidT9YKXGc&t=32
六本木EXシアターでの圧巻の3時間半の新生「MR.JIMMY」の映像出ました♪
今更ながら、あの夜の興奮が甦るわい。
あ~、今年もジミー桜井さんの華麗なプレイが見られて良かったなり。
▼MR. JIMMYご本人による“ライナーノーツ” 2018年12月14日
https://www.tv-asahi.co.jp/reading/ex-theater/30267/
EXシアター六本木でMR. JIMMYとともにレッド・ツェッペリンの
素晴らしい音楽を分かち合うための、ご本人による“ライナーノーツ”
今回の演目である1977年6月21日のL.A.フォーラム公演は、ブートレッグでは『LISTEN TO THIS EDDIE』というタイトルで多くのコアなツェッぺリンファンが聴いたことのある音源だと思います。
(1977年ロサンゼルスで行われた全6公演の第一夜です)
LED ZEPPELINの魅力の真骨頂とも言えるライブパフォーマンスですが、
そこに至るまでの変遷について知ることで本公演への理解がさらに深まり、新たな魅力として感じていただけるのではと思い、少しご説明したいと思います。
レッド・ツェッペリンは1968年のバンドデビューから1973年まで、毎年欠かさずツアーを続けていました。当時のミュージックビジネスの成長と共に彼らを取り巻く状況もまた年々、巨大化していき、そしてそれは彼ら自身が創る音楽にも関わっていきました。ツアーを重ねるにつれてデビュー当時の主な会場であったクラブやシアターから、より多くのオーディエンスを収容出来るホールやスタジアムに変わり、それに合わせてバンドの演奏メソッドやステージパフォーマンスの形態も変わっていきました。多くのファンが感じられているように、1973年頃までとそれ以降の彼らのライブパフォーマンスに違いがあるのもそうした理由からと考察できます。
大成功を収め映画にもなった1973年のツアーを終えた翌年1974年のU.S.ツアーを計画するも、毎年の長いツアー生活に疲れ果てていたジョン・ポール・ジョーンズがバンドに脱退を表明し、それを熟慮した結果、’74年はツアーをせずレコーディングに専念、そして結果的にそれ以降は1975年と1977年の2回のみがアメリカでの公演となってしまいました。
1975年頃から蔓延していた音楽とドラッグの関係はこの1977年ツアー時は最悪ともいえる事態に陥っており、ステージ上の演奏はジミー・ペイジ、ジョン・ボーナム共にかなりラフさが目立ち、それを客観視したエディ・ヴァン・ヘイレンがペイジについて酷評したことに対しての回答的なライブが音源となって、本演目のタイトルでもある『LISTEN TO THIS EDDIE』(「聴いてみろよ、エディ!」)と名付けられたというわけです。
実際にこの日をはじめLA公演のテンションは特に高く、オープニングから凄まじいパフォーマンスとなりました。たしかにドラッグの影響で演奏面ではラフな部分もありますが、しかしそんな事は帳消しになるくらいステージ上での彼らのパフォーマンスは存在感に溢れ客席にエナジーを放っていました。そのエナジーこそがこの1977年に特徴的なツェッペリンのライブスタイルです。
ブルースを基調にじっくりと聴かせた初期のツェッペリンと、音楽市場の巨大化に則してオーディエンスに”見せる”ことを意識したエンターテインメントの世界を表現したツェッペリンとの大きな違いを感じていただけると思います。どちらも偉大なLED ZEPPELINなのです。当時の8ミリなどで撮られたブートレッグ映像でも、ステージアクションの大きさや圧倒的なカッコ良さでバンドがどれだけハイだったかを窺い観ることができます。同年7月24日まで繰り広げられたツアーの選曲も大筋同じ内容でしたが何曲か違いもあり、6月21日についても若干の差し替えがみられます。
今回、MR. JIMMYはこの1977年6月21日のハイテンションな演奏とセットリストを基本に演奏メソッドはあくまでも1977年当時の彼らのテクニックとエモーションを用いて、この大作ライブのリバイバルに挑みます。
機材も当時のセットに可能な限り近くセットアップします。ジョン・ポール・ジョーンズはこの年よりメインのベースをフェンダーのジャズベースからアレンビックに持ち替え、アンプもそれまでのトレードマークだったアコースティックからハイフリーケンシーなアンプに替えて、バンドのアンサンブルをそれまでよりブライトなものに変えました。ジョン・ボーナムのドラムセットはビスタライト・キットからステンレス・スティール製の大音量タイプに。
これら使用楽器の変遷も彼らの音楽的なアレンジや全体のアンサンブルをも変化させることに繋がりました。MR. JIMMYが日頃より同じ楽器を使うことが正しい演奏メソッドを教えてくれるというポリシーを貫くのもその事実をリスペクトしてこそです。正しい楽器を用いて正確な演奏メソッドを習得することがその音楽が持っていたエナジーを“蘇生”させるリバイバル・バンドの最初の一歩です。
ただ同じ音符をなぞってコピーするのではなく、何が本物なのか、音楽とは何か、パッション、エナジーとは…音符にならないその世界観を、いまここに生きる生身のミュージシャンの演奏によってパラレルワールドのごとく限りなく近い可能性を表現すること。それは決して勝手な自己解釈に基づくのではなく、MR. JIMMYメンバ−の絶え間ない検証と試行によって出来ることであり、今回アメリカからフランキー・バナリ、オーガスト・ヤングというツェッペリン愛に溢れた素晴らしいミュージシャンと日本で二十年以上僕と一緒にレッド・ツェッペリンを追求してきたジョンジー大塚とともに皆さんに披露する機会をいただいたことは、僕の音楽人生においてとても大きな事です。
そして、この1977年という機材やセットの再現においてツェッペリン史上でも特に難しい年代をリバイバルするため、音楽と同じ熱意を持ってステージセットの再現に取り組んでくれた会場は、世界広しといえどもここEXシアター六本木だけであるということを、ぜひ皆さんに知っていただきたいのです。
これは、僕がアメリカで活動して感じた紛れもない現実です。ここまで細部に亘るこだわりを持って、レッド・ツェッペリンの持っていた魅力を蘇生することに迫ろうとする熱意と技術は、おそらくアメリカだけでなく世界中どこを探しても現在無いと確信しています。当日来て下さった皆さんには、このステージがレッド・ツェッペリンという素晴らしい音楽が生んだ奇跡的なコラボレーションの集大成なのだとご理解いただいてライブショーを楽しんでいただけると嬉しいです。
そして皆さんにお願いです。このようなバンドのスキルとアティチュード、ステージセットがあっても、会場のお客様の反応と歓声がなければライブショーは完成しません。
当時のツェッペリンがそうだったように、会場の皆さんからのエナジーがライブのマジックを生むのです。どうかひととき、日常の比較的穏やかな日本人の慣習を忘れて、1977年のツェッペリンと同じく思いきりハイテンションに、感じるがままに声援をお送りいただけると、まさに今夜皆さんがいるEXシアター六本木が一つになって 1977年当時そのものの興奮をリバイバルできると信じております。
―― JIMMYが確信する、「レッド・ツェッペリンの音楽にはリバイバルする価値がある」ということを皆さんと分かち合えたら限りない幸せです。
2018年12月Jimmy SAKURAI
▼EX THEATER ROPPONGI PRESENTS
LED ZEPPELIN結成50周年特別企画公演
MR. JIMMY『ロックショー・リバイバル』
Listen To This Eddie1977 The last US tour of LED ZEPPELIN
http://www.mandicompany.co.jp/MrJimmy.html
レッド・ツェッペリン 結成50周年記念公演
「プレゼンス」発売後に行われた最後のUSツアーの全貌がいま蘇る!
記念すべきレッド・ツェッペリン結成50周年の今年、現在ジェイソン・ボーナム[JBLZE]メンバーとして
ツアー中のジミー桜井が自身のリーダーシップ・バンド [MR. JIMMY]を率いて凱旋公演。
“レッド・ツェッペリン・リバイバル”をコンセプトに、1977年アルバム『プレゼンス』発売の翌年に行われた
ツェッペリン最後のUSツアーの名演[Listen To This Eddie]が、EXシアター六本木で眼前に甦る。
■メンバー:ジミー桜井(G)/フランキー・バナリ(Dr)/オーガスト・ヤング(Vo)/ジョンジー大塚(B&K
●2018年12月21日(金)
●EX THEATER ROPPONGI
http://www.ex-theater.com/
●開場18:00 開演19:00
●全席指定¥7.800(税込) ※入場時ドリンク代別途必要
▼MR.JIMMYオフィシャルサイト http://mrjimmy.jp
https://www.mrjimmyledzeppelinrevival.com/
▼『世界で一番ジミー・ペイジになろうとした男』
ジミー桜井(著)/田坂 圭(著)/リットーミュージック
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3117313009/
▼Jimmy SAKURAI YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/mrjimmyjp2012