たまりば

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バイクと暮らせるマンションだと!?








僕の知らない間に世の中も随分と変わったものです。
最近お世話になっている近所のバイク屋の上がマンションだとは思ってはいたものの、そこが「ライダースマンション」と呼ばれる類の物件とは知りませんでした。
一見、7F建ての大通りに面したマンションなのですが、1~2階はバイク屋ですが、3階から上の部屋は各部屋に愛車を引き込めるワンルームマンションみたいだったのです。驚いたのはバイクごと乗れる専用大型エレベーターが2基もエントランスに設けられていたことです。恐らくコレに乗って上階からバイクと一緒に直接降りてくるんでしょうね。外にも洗車場や有料のバイク駐車スペースもあった気がします。

ガレージライフを満喫できるような持ち家の一軒家にお住まいの方にとっては大したことはない話ですが、パイクを駐車する場所にも難儀する都会の団地暮らしでは、こういった「バイカーズマンション」とか「ライダースマンション」と呼ばれる最近の物件は面白いなと感心する次第です。

学生時代、東京に出てきた頃に4畳半の木造モルタル塗りおんぼろアパート暮らしを始めた頃に、片岡義男の小説の影響(具体的にどの作品の描写かは忘れましたが)か、東京郊外辺りの米軍払い下げの平屋でフラットな床の「ハウス」に憧れた時がありました(笑)。晴れた日なら芝生の庭にバイクを出して洗車も出来そうなイメージもありましたしね。
そんなものは有名ミュージシャンの細野晴臣さんくらいの経済力のある方しか現実的に借りられないなんてのは知る由もなかったけれど、平屋でフローリングならバイクごと部屋に乗り入れて一晩中バイクをイジッていられるかと思ったようです。
それで商店街の中を歩く時にも空き物件を見つけると、ガラス越しに中を覗き込んでは「ふむふむ、床はコンクリか・・・元々が事務所っぽい物件だから奥にトイレはありそうだし、ガスコンロもあるみたいだからお湯は沸かせるし生活には困らないか。風呂は今も銭湯通いだから変わらないし、入口にカーテンを引いてしまえば中は見えないだろうし、寝るのは床に折り畳み式の米軍の放出品の簡易ベッドでも置けばいいし、、一部をビールケースとか敷き詰めて厚めのベニヤ板の上に畳を敷けば2畳くらいの生活スペースも確保できるよな。問題は家賃なんだよな・・・テナント用だし、住居として貸してくれるかも微妙だろうしな」と物欲しげに眺めていた記憶があります(笑)。
まぁ、貧乏夜学生の身には、とても手が出る家賃ではなかったんですけどね(笑)。

そんな40年近くも昔のことを考えると、最近のバイク乗り向けの賃貸物件の豊かさといったら隔世の感がありますよね。
室内ガレージなら盗難やイタズラされる心配も滅多にないでしょうしね。
室内ガレージでなくても車庫付やバイク専用駐輪場の物件もありそうですしね。
バイクブームは去っても、バイクライフを取り巻く環境では少しは良い方向性のものも出てきたんでしょうね。
とはいえ、独身貴族でなければワンルーム暮らしは手狭でしょうし、マンション中バイク乗りの住民だらけという環境も果たして良いのか悪いのかって心配もありますけどね(笑)。
あまりに住民同士が仲良しになって毎週ツーリングに誘われるのも面倒な場面もあったりするのかもしれませんが最近の若者同士なら同じ住民同士でも比較的クールでドライな関係なのかもな。階下がバイク屋ってのは何かと重宝しそうな気もしますしね。

▼愛車と暮らすライダースマンション練馬
http://www.redbaron.co.jp/touring/rmnerima/mansion.html
https://www.housemate-navi.jp/concept/house_with_garage/garage003.html





  • 当時の1台なのかなぁ?






    近所の自動車教習所に野暮用で出かけたらエントランスロビーにこんな車両が展示されていました。
    CB750Fベースの1982年のRSC(現在のHRC?)製の1台?
    排気量は1100ccくらい?140馬力?どちらにしてもモンスターだわな。

    AMAスーパーバイク・デイトナレースでF・スペンサーやM・ボールドウィンが参戦していた頃のマシンなんだろうな。
    ってことはエディ・ローソンが駆ったカワサキのKZ1000J/Rなどの良きライバルなんだろうな。
    レースには疎いから俺にはよくわかんないけどね(苦笑)。
    周囲の視線も気にせず「オイルクーラーのホース太っ!」とか「ブリパイついてるしぃ~♪」と思わず暫ししげしげと眺めて喜ぶ57歳の俺・・・。