たまりば

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奪われた原稿!!(泣)


奪われた原稿!!(泣)



トラブルや災いは得てしてアッチからやってくる!(笑)
自らの原稿を自らのものとして取り戻す為に!
アレは私(小池)の書いた読者投稿でぇ~す。

バイク雑誌の話で恐縮ですが、某KBM(カワサキバイクマガジン)誌の最新号で投稿主(私です)の氏名等の表記を編集部の落ち度でまったく別人のものとして扱われました。
私が書いて送った読者投稿が写真と共に掲載されたのは嬉しいことではありますが、残念なことに何故か投稿者の名前も年齢も住んでる土地も私とはまったく無関係な方の表記で掲載されてしまいました。

私達、一般読者が誌面に登場できる機会は稀です。
なので、そんなチャンスを内心ではかなり楽しみにしていたりもします。
発売日の6月1日に、書店でその雑誌を開くと読者コーナーに見覚えのある写真と書き出しが目に留まりました。
本年3月18日の初の都下開催となった「カワサキ・コーヒーブレイク・ミーティング」に久しぶりに参加したことを、バイク・リターンしたことと絡めて写真も添えて3月20日にメール投稿したものです。
喜んだのも束の間、投稿最後の氏名表記を“マルパー小池(58歳/東京都)
”と書いて送った筈なのに、仮に「Jさん」としますが九州地方にお住いの40歳台の方の投稿として扱われていました。
自分の投稿なのに、自分の投稿になっていないという事態にショックと落胆で悲しくなりました。
更に傷口に塩を塗り込むように、投稿記事に続いて担当編集2名による掛け合いのコメントが続くのですが、ここでも「Jさん」のことが複数回持ち上げられていました。本来であれば「小池さん」として語られるであったであろうやりとりが「Jさん」として語られ続けるのですからコッチにはたまりません。
神経の逆撫で状態もMAXです。

バイク雑誌の読者ページって読者側にとっては案外と人気がある気がします。存在や内容が私たちにとって身近なものだからだと思います。
興味の薄い特集は読み飛ばしても、読者ページには必ず目を通す読者層って昔からいるんじゃないのかなぁ。
編集者も人間ですからミスはするとは思いますが、細心の注意を払って、そのミスを少なくするような努力はするべきだと思います。
メール原稿をコピペすれば済む筈の原稿で、何故最後の一行だけがまったく違うものになったのかは私には謎というか疑問でした。
雑誌は編集部と読者の信頼関係で成り立つ部分もあるので、ケアレスミスであっても防げるものならなるべく避けるべきだろうと思います。
それが私たちのような素人原稿であったとして、そこには各々の“バイク愛”めいた想いが込められている「表現」行為ですから、アマチュアだからといって扱いを蔑ろにするのは誤りだとも思います。
アマチュアだから自由に制約や束縛もなく表現出来ることもありますし、素人故の意外性や素朴さから面白いものが生まれる可能性も否定できません。
読者ページの存在は、編集者も読者も一緒になって1冊の雑誌を創り上げるという姿勢みたいなものだと思っています。

仕事から帰宅して送信したメール原稿の表記を確認した上で、KBM編集部に「何か手違いが起きていませんか?」的な訴えをしました。
“鬼の副編”のI氏からお詫びの電話がありました。
表記を取り違えた説明や弁解は受けたものの、だからといってケアレスミスの原因についてはいまいち納得も出来ませんでした。
心の狭い私ですから感情的には今も許す気にもなれません。
これを簡単に許すと、彼等は反省することも自己切開自己総括することもなく、また過ちを繰り返す可能性があります。
ここは、一介の読者投稿とはいえ、原稿を預かる身の編集者の自覚と責任を再認識してもらう為にも簡単に許してしまうことは今後の彼らの為にもならないと思います。
だからといって何も要求する気はありませんが、笑って「いいよ」と簡単に済ませてはいけない気がしました。
読者というか購読者なくして商業雑誌など成立しないのですから、読者の扱いをあまりに軽視したり、信頼関係を損ねるような行為は褒められたことではないと思います。

ミスの原因は、どうやら前号で掲載された読者投稿の方の氏名表記のひとつが、そのまま私の原稿に使われてしまったと弁明していました。
問題はそんなミスが起きてしまった原因や理由の総括です。
おまけに電話を受けたのが車の運転中で、私の落ち度ではありますが白バイの餌食となり青切符と罰金6千円のオマケまで貰う羽目となりました(笑)。
KBM誌はとことん今回は祟ります(笑)。
正にダブル・トラブルでした。

電話をくれた四十代の副編集長といえばベテラン編集者です。
間違いの起きたページも彼の担当ページだと推測されます。
電話でのお詫び(6月2日着信)は受けましたが、気になったのはその前後でメールでの連絡は本日6月5日に至るまでなかったことです。
平日の昼間のことですから私も仕事で車の運転中でしたし、例えばPCの方に「連絡ありがとうございました。ご指摘の箇所を確認したところ当方の表記ミスを確認しました。お仕事中かとも思い、電話連絡の前に取り敢えず急ぎメールにて連絡させていただきました」とか「先程はお仕事中に電話してしまい、尚且つ運転中の携帯電話使用で交通違反切符を切られたとかで大変失礼しました。電話でもお話したように・・・」的なフォローが仮にも肩書のある立派な社会人なら当然あって然るべきかとも感じた次第です。
トラブル処理の場合などに企業の本質や経験値の蓄積の差などが如実に出るような気もします。

私の投稿なのに、私とは違う赤の他人の投稿として処理されたことも嘆かわしい話ですが、断りもなく名前を無断使用された「Jさん」もまた被害者です。
彼も当惑している可能性もあり、彼へのフォローも私の方から編集部の責任に於いてお願いもしました。
どうやら8月発売の次号で1~2行程度の訂正記事は掲載されるようではありますが、果たしてそんな小さな扱いに気がつく人も少ないとは思いますので、幻となった私の読者投稿を私の手に取り戻す為に公開させていただきたいと思いました。
実際、どんな訂正文になるのかも具体的に編集部から文面で提示もされていません。2ヶ月後に、書店でKBM誌を手にとるまでは私にはわからないということになります。
考えてみたら、隔月誌なので2ヶ月先なんて悠長なことは言わずに、同誌のサイトやFB等でも先行してお詫び訂正をするなどの対応や可能な範囲での急ぎの救済措置をしてはおかしくない気もしました。
まさか読者投稿レベルの表記ミスくらいで掲載号の書店からの回収騒動なんてしてくれるわけはないですからね(笑)。

初老リターン組のひとりとして、今回の投稿は本人なりに真面目に丁寧に書いたつもりだっただけに、それが他人様の投稿作品として世に出てしまったことが余計に悲しくて残念でなりません。
それが私の落ち度が何かあっての結果なら諦めも納得もしますが、今回の件では自分自身では何も落ち度は見つからないので悔やまれてなりません。
この憤りや悲しみを誰にぶつければいいのやら・・・です。悔しいなぁ~。
次号での再掲載をお願いしても到底無理で通らないお願いだろうしな・・・。
こういったトラブルを経験されたバイク雑誌の読者の方って私以外にもいると思いますが、どうしたんだろうなぁ~。泣き寝入りの読者が大半なんだろうな。バイク雑誌の編集って、専門誌だけにバイクに詳しかったり、乗り手としても上手だったりもして、ある意味“ギョーカイ人”気取りの方も多いみたいだしね。

気の利いた編集部なら、せめてお詫びのつもりのご機嫌とりで雑誌名や編集部のステッカーの1枚くらい送ってきても不思議ではありませんが、そういった申し出も今のところ一切ありませんでした(笑)。
まぁ、KBMのロゴデザインが私個人のセンスではダサいと思いますので貰ってもバイクに貼る気はありませんけどね(笑)。
恐らく「気は心」って言葉も対応も知らない編集部なんでしょうね。
とにかく、残念というかむかつく一件でした。
6月1日発売号の事件でしたが、ちょうど1年前の6月1日は私たち夫婦にとっては日本テレビの某バラエティー番組で冗談のようなスタジオ生ライブシーンのオンエアー日でもあり、何の因果かと大笑いでした。
しかもKBM誌の100ページに問題の投稿が掲載されたのですが、100ページといえば本年2月に発売されたバイク雑誌『道楽』の100ページにも私の駄文が丸々1ページ掲載されたこともあり、これまた何か因果を感じています(笑)。

今回のトラブルは、運が悪いと考えると、それは日頃の私の行いの悪行三昧故の因果応報か?(笑)

【文責】小池延幸(58)/ZRX1200 DAEG
明治学院大MC『井戸端会議』初代総長

▼カワサキ・バイク・マガジン 2017年7月号
https://www.facebook.com/crete.kawasaki1ban/posts/1649993171695676

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ダブル・リターンズ!!

個人的事情から10数年もの間バイクを降りていたこともあり、久しぶりのKCBM参加とバイクライフ復帰の二重の意味でのリターン・ライダーでした。

KCBMお馴染みのマグカップも初年度(1998年)から2001年度の物までは部屋に転がっていたことを考えると随分とご無沙汰ぶりのイベント参加でした。
カップについた傷は、かつてコイツと一緒に北海道から東北6県、北陸や南紀や大阪方面までの各地を旅してきたことの証。そう考えれば傷さえもご愛敬で半ば勲章みたいなものです。
復帰記念として今回新しいカップも会場でゲットさせてもらいました。

学生時代からZ400FX~GPZ400~GPZ400R~ZZR400~ZRX~GPZ900Rと乗り継いできたのですが、排ガス規制の世の潮流からか「DAEGも生産終了の憂き目ではこれが新車購入できるラストチャンスか……」と腹を括って≪Final Edition≫を近所のバイク屋さんに取り寄せてもらいました。「懲りずに、またカワサキかよ」と周囲の冷ややかな視線など気にも留めず「この質実剛健な無骨さこそが俺の好みなんだよ」とカワサキ党であることを自らに言い聞かせるかのように納得して悦に入り納車を待つ日々でした。

とはいえ、最大の問題は≪バイク乗り≫としてのブランクと年齢でした(笑)。
エンジンの“慣らし”以前に、錆ついた身体の“慣らし”も急務でした。

近場の会場開催を選んでの復帰参加でしたが、なんと3月上旬に乗り出したばかりの“新しい下駄”での初ツーリングと相成りました!!
会場への往復の道中で、ハエが止まりそうな速度でヨロヨロと頼りなげに走っていたDAEGを見かけたとしたら、それは間違いなく私です(笑)。
再びバイクと暮らす人生を取り戻した最初のお出かけ先が≪春の目覚め≫を告げるKCBM参加ってのはなかなか伊達で洒落とエッジの効いたものだと自己満足に浸っております。
無事是名馬也!
何時か路上にて再見!

マルパー小池(58歳/東京都)

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