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絶賛大傑作!


絶賛大傑作!

1959年というと僕が生まれた年です。
そんな年に生まれた僕は既に59歳で初老の年代です。
1959年生まれの凄腕ミュージシャンたちが作ったトリオだから、どうやら初老クラブならぬSHORO CLUB(ショローCLUB)となるのだろう。
が、老いて(彼らは老いてないと思うけど)ますます盛んでアバンギャルドぶりが快感だ。
「地底レコード」レーベル発売のアルバムは外れがないんだよね。



▼『from 1959』 SHORO CLUB(ショローCLUB)
http://diskunion.net/jazz/ct/detail/1007393994
http://metacompany.jp/shop/index.php?main_page=product_info&cPath=1_17_347&products_id=1161

渋さ知らズを率いる不破大輔、ROVOやアルタード・ステイツ等で強靭なリズムを支えてきた芳垣安洋、フリージャズ/即興音楽界の鬼才であり「あまちゃん」でも一躍時の人となった大友良英。1959年生まれのこの3人が最強のトリオ・バンドを結成。その名も「ショローCLUB」!!ゲストに山本精一も加わった圧倒的な大傑作がここに誕生!

■演奏
芳垣安洋:Drums & Percussions
大友良英:Electric Guitar
不破大輔:Contra Bass & Electric Bass
★ゲストミュージシャン
山本精一(Vocal & Electric Guitar)

アルバムには2016年11月に名古屋・今池tokuzoで行われたライブより全6曲を収録。
大友良英と山本精一のギターの応酬で幕を開けるオーネット・コールマンの名曲「Lonely Woman」から始まり、幽幻な前半からグルーヴィーな後半へと展開するブリジット・フォンテーヌの「ラジオのように」、山本精一を再び迎え4人での圧巻のフリーセッションを繰り広げた「session -2016-」、一転して切ないメロディーが胸を打つチャーリー・ヘイデンの「First Song」。そして石川啄木の詩に不破大輔が曲をつけた「ひこうき雲」、山本精一と大友良英による共作「SORA」のラスト2曲では山本精一がヴォーカリストとして参加、ショローCLUBをバックに歌い上げます。
ディストーションとノイズで切り裂くようなギターと、グルーヴィーかつ緩急自在なリズム&ベースでストレートに疾走する様はまさに最強のトリオ!この3人に鬼才・山本精一が参加する事でさらに空間をねじ曲げるような奥行きを加えています。バラエティに富みながら一貫してフリージャズ精神と歌心に貫かれた「ショローCLUB」の圧倒的な大傑作!

ショローCLUB: from 1959 (2016, 地底レコード)
1. Lonely Woman(Ornette Coleman)
2. ラジオのように(Belkacem Areski)
3. Session -2016-(芳垣・大友・不破, 山本)
4. First Song (Charlie Haden)
5. ひこうき (作詞: 石川啄木, 作曲: 不破大輔)
6. SORA (作詞: 山本精一, 作曲:大友良英)
大友良英(el-g) , 不破大輔(b,el-b), 芳垣安洋(ds,per)
ゲスト:山本精一(el-g, vo on 1, 3, 5, 6)
2016年11月, 名古屋・今池tokuzo

プロフィール:
■大友良英
1959年8月1日生まれ、神奈川県横浜市出身。ターンテーブル、ギター、エレクトロニクスを駆使するフリー・ジャズ/即興音楽界の鬼才。 インディペンデントなスタンスを貫き、世界的な活動を繰り広げる。中国・香港映画を中心に数多くのサントラ作品を手掛けるほか、 ポスト・サンプリング指向を強めて、ノイズやカット・アップなどを多用した表現を示している。 大友良英ニュー・ジャズ・クインテットやグランド・ゼロなどグループ録音多数。
2013年、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』のサントラを担当、 その劇伴を演奏するバンド“大友良英あまちゃんスペシャル・ビッグバンド"を結成した。

■芳垣安洋
Drums,Percussion,Trumpet,Compose 関西のジャズエリアでキャリアをスタートさせ、モダン・チョキチョキズ、ベツニ・ナンモ・クレズマー・オーケストラ、渋さ知らズなどに参加後上京。 現在、ROVO、大友良英ニュー・ジャズ・オーケストラ、南博GO THERE、アルタード・ステイツや 自己のバンドVincent Atmicus、Emergency!、Orquesta Nudge!Nudge!等のライブ活動の他、蜷川幸雄や文学座などの演劇や、映画の音楽制作も手掛ける。

■不破大輔
1959年札幌生まれ フリージャズのベーシスト。 1980年代に「のなか悟空人間国宝」「フェダイン」に参加。 1989年「渋さ知らズ」結成。国内海外様々な場所で演奏する。 2016年はイギリス?ポーランドを旅する予定。 「風煉ダンス」「翠羅臼」「呉一郎」「発見の会」「戌井昭人」などのアングラ芝居の劇伴作曲多数。 「佐々木彩子」「南波トモ子」「玉井夕海」のアルバムのプロデュースも務める。

■山本精一
1986年から2001年まで「BOREDOMS」に参加。以後、「ROVO」「羅針盤」「想い出波止場」「PARA」「MOST」「TEEM」「ya-to-i」「NOVO-TONO」「CHAOS JOCKEY」他、多数のバンド/ユニットやソロワーク、内外の音楽家とのセッション等で、プレイヤー/ソングライター/コンポーザー/プロデューサーとして、ワールドワイドに活動を展開。 また、映画音楽では、湯浅政明監督のアニメーション「マインド・ゲーム」(2004年)、三池崇史監督の「殺し屋1」(2001年)、矢口史靖監督の「アドレナリンドライブ」(1999年)等を手がけている。