たまりば

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「夏休み」といえば昔から読書でしょ?


「夏休み」といえば昔から読書でしょ?

さすがに感想文までは書かないけどね(笑)。

どうやら明治100年の時はNHK大河ドラマは坂本竜馬で、150年の今年は西郷隆盛かと考えると、何か維新礼賛的な意図さえ感じるよな。
バイクに乗っていたりエレキ抱えてバカやっていても歴史修正主義や反知性主義や思考停止による「凡庸なる悪」に陥らないようにしなくちゃね。
勉強勉強!



▼『現代思想』2018年6月臨時増刊号 総特集=明治維新の光と影 (青土社)
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3160

現代にまでつながる変革の深層に迫る!
明治維新から150年、「維新」という言葉はいまなお強い訴求力をもつ。だが、維新がどのような政治・文化・社会的過程であったのか、またその意義はどこに見出されるのか、歴史的評価はいまだ定まっていない。本特集では日本史・世界史・思想史の諸領域を跨ぎながら、明治維新研究の最前線を紹介する。維新は日本と世界に何を及ぼしたのか。


【目次】
[討議]
姜尚中+成田龍一+須田 努 / 光と影/光は影――明治維新150年:重層化する歴史像
[インタビュー]
酒井直樹 / 近代世界のなかの明治維新――国民国家の始点と終点
キャロル・グラック[聞き手=成田龍一+坪井秀人] / 「戦後末」から維新を問う
[エッセイ]
大澤真幸 / 日本人はあの「革命」の敗者に共感している
[維新の重層性]
平野克弥 / 「明治維新」を内破するヘテログロシア――アイヌの経験と言葉
河西英通 / 戊辰戦争・明治維新一五〇年と東北
[世界史のなかの維新]
上田信 / 開港と開国
[維新とアジア]
羽根次郎 / ルジャンドル再考――明治における近代と中国
中野聡 / 「アジア主義」──記憶と経験
[いかに語られてきたのか]
奈良勝司 / 明治維新論の再構築に向けて
宮本司 / 竹内好と「明治一五〇年」――「明治維新百年祭」あるいは「民族」について

▼『明治維新150 年を考える ーー「本と新聞の大学」講義録』集英社新書
http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0906-b/index.html

一色 清(いっしき きよし)朝日新聞社教育コーディネーター。
姜尚中(カン サンジュン)政治学者。東京大学名誉教授。熊本県立劇場理事長兼館長。
赤坂憲雄(あかさか のりお)民俗学者。学習院大学教授。福島県立博物館館長。
石川健治(いしかわ けんじ)憲法学者。東京大学大学院法学政治学研究科・法学部教授。
井手英策(いで えいさく)財政社会学者。慶應義塾大学教授。大佛次郎論壇賞受賞。
澤地久枝(さわち ひさえ)ノンフィクション作家。菊池寛賞、朝日賞受賞。
高橋源一郎(たかはし げんいちろう)小説家。三島由紀夫賞、伊藤整文学賞、谷崎潤一郎賞受賞。
行定 勲(ゆきさだ いさお)映画監督。代表作に『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』など

2018年、そして、平成30年ーー。
歴史の“画期”を見据える斬新な視点!
 二〇一八年は、あの明治維新からちょうど一五〇年である。この歴史上でも稀な〝画期〟に、各界を代表する論客が一堂に会した。民俗学の赤坂憲雄、憲法学の石川健治、財政社会学の井手英策、ノンフィクション作家の澤地久枝、小説家の高橋源一郎、映画監督の行定勲という、実力派のメンバーは、これまで語られることのなかった「近代日本」のブラインドスポットを次々に提示する。私たちは、何を得て、何を失ったのだろうか? そして、この国を呪縛してきたものの正体とは? 朝日新聞社と集英社による連続講座シリーズ「本と新聞の大学」第五期、待望の書籍化。