この橋は『あの花』で、キービジュアルで登場した有名な橋♪
この橋は『あの花』で、キービジュアルで登場した有名な橋♪
先週に続いて今週も近場・秩父でツーリング練習と洒落こんでいました。
毎度の“RIDE投稿荒し”のビギナー&リターンage58凸凹コンビです(笑)。
先週は所沢・入間方面からR299を北上しましたが、今回は女房のロングツーリングに向けた高速道路走行練習もあって、関越道を練馬ICから花園ICまで走行車線の速度にシンクロして流して、有料道路も利用しての楽なコースでの秩父市街入り。
秩父市街に向かうR299の木立の中からいきなりニュッとばかりに顔を出すのが、特徴的な逆Y型の白い塔を持つ荒川にかかる「秩父橋」です。
この橋は傑作テレビアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2011年)のOPでも登場するので作品を知る方であればお馴染みのスポットです。
作品の設定上ではこの橋を秩父市街側から渡って、斜面を登った先に彼ら主人公の「超平和バスターズ」の「秘密基地」があります。
“秘密基地ごっこ”って、皆さんも子供の頃に色々な秘密基地を作っては遊んだよね?(笑)。なんとなく郷愁を誘われるような甘美な響きの言葉ですよね。
アニメファンならずとも、この文学的作品はヒマでヒマでしょうがない時などに総集編的な劇場版でもレンタルしてきてご覧になっても損はないと思いますよ(笑)。58歳の爺が不覚にも号泣しました(笑)。
この橋の面白さは親子(?)三代に渡る橋が残っていることにもあります。
現在の吊り橋みたい(厳密には斜張橋)な橋と並行して、アーチ橋の旧秩父橋
が遊歩道的に整備されていて、川面には初代の2本の橋脚のみが上流側の川面に突き出しています。つまり秩父を見つめてきた橋の歴史も残っています。
下流に目を向ければセメント工場見えますし、秩父市街の向こうにはシンボルたる「武甲山」が控えていてなかなかのロケーションです。
最近は「秩父路」も東京から近いこともあってかバイク乗りには「奥多摩」よりも流行りのスポットのような気がします。自然も豊かですし、美味しくて珍しい食材も豊富ですよね。実際、休日ともなればバイクが元気よくブンブン走ってますよね。
作品の中でも重要なモチーフとなる“農民ロケット”と呼ばれる『龍勢』ロケットも秩父の奇祭のひとつですし、そういった文化や歴史にも触れることの出来る作品でもあります。
昔からバイクを「貧者のロケット」なんて呼び方もありますから、「農民ロケット」もまたよろしいんじゃないでしょうか?(笑)
秋の空に打ち上げられる「龍勢」の雄姿に一喜一憂しながらの見物は終日眺めていても飽きませんし、実際、バイクで見物にこられている方もいますよね。
加えて「龍勢祭」は秩父・吉田の椋神社の例大祭の神事に他なりません。
下吉田の椋神社といえば有名なのが約130年前(明治17年)の困民党の誇り高き武装蜂起『秩父事件』の決起場所でもあります。生活苦にあえぐ農民たちの決起を「暴動」とか「暴挙」と見なしたのは軍を動員して鎮圧した明治政府です。歴史は勝者側の都合で語られることが多々あります。それは「義挙」でもあったはずです。
秩父はそんな自由民権運動や反権力闘争の土地でもあります。詳しいことは近くの道の駅・龍勢会館に秩父蜂起を描いた映画『草の乱』のセットも残っています。私も何度か訪れたことがあります。
文学作品といっても過言ではないアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』1本からでも土地と歴史の記憶を辿るバイク旅もまた可能ですよ(笑)。
▼アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』公式サイト
http://www.anohana.jp/tv/
▼『あの花』Opening Song TV Size
https://www.youtube.com/watch?v=ANJTGxUq9gs
▼道の駅 龍勢会館(秩父)
http://www.ryuseinomachi.co.jp/ryusei/
▼吉田龍勢祭保存会
http://www.ryusei.biz/
▼秩父観光なび 龍勢祭
https://navi.city.chichibu.lg.jp/p_festival/1195/
▼椋神社
http://chichibu.c-next.net/entry/yoshidamukujinja.html
▼秩父事件 映画『草の乱』(2004年)
http://www.chichibujiken.org/folder6/post-19.html
▼秩父事件の概要 秩父観光協会
http://www.chichibuji.gr.jp/wp/?p=944
先週に続いて今週も近場・秩父でツーリング練習と洒落こんでいました。
毎度の“RIDE投稿荒し”のビギナー&リターンage58凸凹コンビです(笑)。
先週は所沢・入間方面からR299を北上しましたが、今回は女房のロングツーリングに向けた高速道路走行練習もあって、関越道を練馬ICから花園ICまで走行車線の速度にシンクロして流して、有料道路も利用しての楽なコースでの秩父市街入り。
秩父市街に向かうR299の木立の中からいきなりニュッとばかりに顔を出すのが、特徴的な逆Y型の白い塔を持つ荒川にかかる「秩父橋」です。
この橋は傑作テレビアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2011年)のOPでも登場するので作品を知る方であればお馴染みのスポットです。
作品の設定上ではこの橋を秩父市街側から渡って、斜面を登った先に彼ら主人公の「超平和バスターズ」の「秘密基地」があります。
“秘密基地ごっこ”って、皆さんも子供の頃に色々な秘密基地を作っては遊んだよね?(笑)。なんとなく郷愁を誘われるような甘美な響きの言葉ですよね。
アニメファンならずとも、この文学的作品はヒマでヒマでしょうがない時などに総集編的な劇場版でもレンタルしてきてご覧になっても損はないと思いますよ(笑)。58歳の爺が不覚にも号泣しました(笑)。
この橋の面白さは親子(?)三代に渡る橋が残っていることにもあります。
現在の吊り橋みたい(厳密には斜張橋)な橋と並行して、アーチ橋の旧秩父橋
が遊歩道的に整備されていて、川面には初代の2本の橋脚のみが上流側の川面に突き出しています。つまり秩父を見つめてきた橋の歴史も残っています。
下流に目を向ければセメント工場見えますし、秩父市街の向こうにはシンボルたる「武甲山」が控えていてなかなかのロケーションです。
最近は「秩父路」も東京から近いこともあってかバイク乗りには「奥多摩」よりも流行りのスポットのような気がします。自然も豊かですし、美味しくて珍しい食材も豊富ですよね。実際、休日ともなればバイクが元気よくブンブン走ってますよね。
作品の中でも重要なモチーフとなる“農民ロケット”と呼ばれる『龍勢』ロケットも秩父の奇祭のひとつですし、そういった文化や歴史にも触れることの出来る作品でもあります。
昔からバイクを「貧者のロケット」なんて呼び方もありますから、「農民ロケット」もまたよろしいんじゃないでしょうか?(笑)
秋の空に打ち上げられる「龍勢」の雄姿に一喜一憂しながらの見物は終日眺めていても飽きませんし、実際、バイクで見物にこられている方もいますよね。
加えて「龍勢祭」は秩父・吉田の椋神社の例大祭の神事に他なりません。
下吉田の椋神社といえば有名なのが約130年前(明治17年)の困民党の誇り高き武装蜂起『秩父事件』の決起場所でもあります。生活苦にあえぐ農民たちの決起を「暴動」とか「暴挙」と見なしたのは軍を動員して鎮圧した明治政府です。歴史は勝者側の都合で語られることが多々あります。それは「義挙」でもあったはずです。
秩父はそんな自由民権運動や反権力闘争の土地でもあります。詳しいことは近くの道の駅・龍勢会館に秩父蜂起を描いた映画『草の乱』のセットも残っています。私も何度か訪れたことがあります。
文学作品といっても過言ではないアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』1本からでも土地と歴史の記憶を辿るバイク旅もまた可能ですよ(笑)。
▼アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』公式サイト
http://www.anohana.jp/tv/
▼『あの花』Opening Song TV Size
https://www.youtube.com/watch?v=ANJTGxUq9gs
▼道の駅 龍勢会館(秩父)
http://www.ryuseinomachi.co.jp/ryusei/
▼吉田龍勢祭保存会
http://www.ryusei.biz/
▼秩父観光なび 龍勢祭
https://navi.city.chichibu.lg.jp/p_festival/1195/
▼椋神社
http://chichibu.c-next.net/entry/yoshidamukujinja.html
▼秩父事件 映画『草の乱』(2004年)
http://www.chichibujiken.org/folder6/post-19.html
▼秩父事件の概要 秩父観光協会
http://www.chichibuji.gr.jp/wp/?p=944