たまりば

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東京初開催なの!?




基本的に私たち「バイク乗り」は超がつくくらいバカを気取っている。
他人様から見れば無駄としか思えないことや酔狂なことが大好きである。
一杯の美味しいコーヒーを求めての横浜~神戸間の「600マイルブレンド」の伝説ではないけど、大阪府八尾市刑部の濃いコーヒーを出す喫茶店「ザ・ミュンヒ(THE MUNCH)」まで東京~大阪間を「ミュンヒ詣」と称して何度かバイクで訪問したことがある。
まぁ、厳密には熊野本宮詣の行き返りだったり、琵琶湖まで出たついでだったりもするわけですが・・・。

このステン製のマグカップは1998年の物だから開催初年度の「カワサキコーヒーブレイクミーテイング」でゲットしたものです。
随分と傷がついているのは、このカップを積んで関東中部圏は言うに及ばず北海道から東北6県、北陸なら金沢、西は琵琶湖、南は熊野までバイクツーリングやキャンプに出かけた名残りのようなものです。

この「カワサキコーヒーブレイクミーテイング」ですが、要するに≪朝駆け≫の類です。そこに行ったところで取り立てて何があるでもないのに何故か「カワサキ党」は集結地を目指して走るのです。
参加はその日の都合や気分や天候や体調と相談しての当日参加まったくOKのユルさですし、現地集合・現地自由解散という方式のイベントですし、それがシンプルで良い気がしますし、コーヒーだけは無料で提供されるのでマグカップだけは必携です。

バイクは旧車になれば走れば壊れます(笑)。
こうやってイベントを設定すれば、おバカなカワサキ乗りはこぞってひたすら頑張って現地に何が何でも気合入れて走ります。
当然、壊れるバイクもあれば事故もあるでしょう。そんなことは願いとしては誰もあって欲しくはないけどさ。
それってもしかしてメーカー的には買い替え需要の喚起とかだったりしてね(爆笑)。

果たして今年初のカワサキコーヒーブレイクミーティングに俺の≪新しい下駄≫は間に合うのだろうか・・・・・・。



▼カワサキコーヒーブレイクミーテイング2017in東京
https://www.kawasaki-motors.com/event/EventInfo?seq=3611&contents=1&year_select=2017&month_select=03
http://www.kawasaki1ban.com/kcbm

【開催日】2017年3月18日(土)
【時間】am9:30~12:00(予定)
【開催地】東京サマーランド駐車場(東京都あきるの市上代継600)
【問い合わせ先】KAZEフリーコール 0120-100819

初の東京開催!!
2017年最初の開催は東京サマーランド駐車場です!!

無料のコーヒーを飲みながら、
一緒に来た仲間や会場で知り合った仲間同士でバイク談議に華を咲かせましょう。
事前申込不要!参加料不要!!

ご来場いただいた方は、ご来場受付をお願い致します。KCBMオリジナルステッカーを差し上げます。
また、KAZEメンバーはメンバーカードを忘れずに♪ わくわくカードの抽選やマグカップ購入時の割引特典があります!

☆☆☆ご注意☆☆☆
※不正改造されたオートバイでの来場はご遠慮願います。
※会場付近にお住まいの方々に迷惑がかからぬ様運転マナーを守り、安全運転でご来場いただきます様
 宜しくお願いいたします。
※会場内の通行は他のお客様に配慮し、常に安全に止まれる速度での走行を保って下さい。
※前夜、早朝からのイベント会場内への立入りは固くお断りいたします。
※カワサキ以外のオートバイでご来場された場合、駐車場が別の場所になりますので予めご了承下さい。

▼カワサキコーヒーブレイクミーテイング 0120-100819
http://www.mr-bike.jp/feature/kcbm/index.html

▼KAWASAKI  ZRX1200 DAEG ファイナルエディション
http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/zrx1200daeg/







  • オートバイの町に生まれた僕の散文(笑)




    単車・道楽・ろっけんろ~る!!(笑)

    先日2月16日発売の隔月バイク雑誌『道楽 我が人生にバイクあり!』第16号に文学・演劇・音楽ネタで1ページ物のコラム記事(駄文)を縁あって書かせていただきました。一般人の僕としては珍しい機会でした。ん?署名原稿は久々か?
    オートバイなんて乗り物に興味の無い方でも大型書店などにお立ち寄りの際などに試しにバイク雑誌のコーナーを覗いて是非お手にとって試しに立ち読みでもしていただけると幸いです♪バイクはいいよ♪(笑)
    この『道楽』って雑誌はバイク雑誌の中でもかなりハードというか硬派というか強面(こわもて)の雑誌のひとつだと思います。
    「バイク乗り」も多い都内や浜松のライダーも過去に沢山登場や紹介されていると思うので馴染みのある方もきっと沢山いるはずです。

    DNA的にも「楽器とオートバイ製造の町」浜松生まれの小生ですから、どうやら子供の頃からバイクと音楽は憧れの存在なんです。

    今回のコラムで取り上げさせていただいたのは文学作品だったら以下の『イサの氾濫』だったり、CDだったら『白崎映美&東北6県ろ~るショー!!』、アーティストだったら元『上々颱風(シャンシャンタイフーン)』の白崎映美さんだったりと、演劇だったら『風煉瓦ダンス』さんと僕の大好きで一推しのものばかりです(笑)。
    その彼等の最新情報も織り込んでみたつもりです。
    バイク雑誌には切断面がヒリヒリしそうな大凡バイクとは縁がなさそうな内容ですが、その辺が浜松の異端児の僕らしい切り口か?(笑)
    かなり個人的な趣味に走ったテキストですが、現在発売中の文芸誌『群像』3月号(講談社)には白崎さんご自身が愉快で上手なエッセイを寄せられています。併せてお読みいただけると嬉しいな。



    ▼フォトエッセイ「鬼うたひ」白崎映美著:亜紀書房
    http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=756
    ▼「イサの氾濫」木村友祐著:未來社
    http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624601195
    ▼CD 白崎映美&とうほぐまづりオールスターズ『まづろわぬ民』
    http://www.galabox.jp/product/379
    ▼白崎映美インフォメーション
    https://emishirasaki.themedia.jp/
    ▼白崎映美&東北6県ろーるショー FB
    https://www.facebook.com/tohogu6/
    ▼FB白崎映美 https://www.facebook.com/emishirasaki?fref=ts
    ▼FB白崎映美FC https://www.facebook.com/emisirasaki/?fref=ts
    ▼演劇集団『風煉ダンス』http://www.furen-dance.info/dorro2015/doro_top.html
    https://www.facebook.com/furendance
    https://www.facebook.com/furendance

    ▼『群像』2017年3月号(講談社)
    http://gunzo.kodansha.co.jp/48080/48696.html
    http://gunzo.kodansha.co.jp/



    ▼隔月(偶数月)バイク雑誌『道楽』No.16/2017年2月16日発売
    http://www.vibes-web.com/vibes_goods/doraku.html



    ▼白崎映美&とうほぐまづりオールスターズ 1st Album『まづろわぬ民』リリース!!
    https://www.youtube.com/watch?v=2aOmIdOm-74
    ▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!! 「まづろわぬ民 」歌詞付
    https://www.youtube.com/watch?v=9Tu3R3uwPRE
    ▼白崎 映美&東北6県ろ~るショー!!「実録!!夏のぜんぶのせフェスティバル -渋谷 2015-」 -Trailer-
    https://www.youtube.com/watch?v=WdQtngUI7ws

    ▼出典:朝日新聞 書評 2016年09月18日
    著者に会いたい 鬼うたひ 白崎映美さん
    http://book.asahi.com/reviews/column/2016091800016.html

    ■東北さ、いい事どんと来い!

     活動を休止中の老舗バンド「上々颱風(シャンシャンタイフーン)」の歌姫の一人、白崎映美さんが5年前の東日本大震災と原発事故を機に、東北愛を全開させている。
     自身、山形県酒田市出身。バンド「白崎映美&東北6県ろ~るショー!!」をつくって作詞作曲も手がけ「オラ方(がた)の先祖は まづろわぬ民だ」と奇抜な衣装をまとい、歌う。芝居にも参加。災害を「無(ね)かった事(ごど)にはさせねえぞ!」とすごむ主演女優も張った。
     かつて遠ざけた東北。なぜのめり込んだのか。きっかけは、震災の年の暮れに本紙文芸時評欄に載った、青森出身の木村友祐氏の小説「イサの氾濫(はんらん)」の評だった。図書館で作品を読み、コピーして友人に「見せまくった」という。
     「共感しました。そこには東北コンプレックスの根拠やまつろわぬ民のいわれなど、震災後の私のもやもやした思いが全部書かれていて」。行動原理ができたのか、宣戦布告するごとく、白崎さんは一から一人で動き始めた。
     初の自伝的エッセー集となる本書には、そんな近年の行動や、大火で焼け出されながらもロックスターを夢見た少女時代、人種も年齢も性別も超えて笑顔を届けた上々時代の活動など、全編「濁点の多い」庄内弁で書かれている。それは「東北に初めて誇りがもてた」証しなのか。読みだせば、飾らない人間くささにひかれ、「オラ、ちょっと訛(なま)ってますが、わりにいいヤヅです」に納得してしまう。
     「私は死ぬまで大きな声で叫ぶのだ。これからも痛い思いを知っている人たち、声の小さい人たちと連帯していきたい」。10月16日に東京・練馬で公演する。記憶を風化させぬよう、「東北さ、いい事(ごど)どんと来い!」と叫ぶつもりだ。
        ◇
    亜紀書房・2700円

    ▼出典:東京新聞【土曜訪問】 2016年12月3日付
    いいこと来い、歌うど 東北のじっちゃん、ばっちゃんのために 白崎映美さん(歌手)
    http://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/doyou/CK2016120302000234.html

     「有名になりたいなあ、と初めて思います。東北のじっちゃん、ばっちゃんが『誰か知らないけど、有名な人が来てくれた』と、行けば喜んでくれるような。実際、私なんかが東北に歌いに行くより、AKBが行った方が喜ばれますもん」
     ロックバンド「上々颱風」(シャンシャンタイフーン)のメンバーといえば、思い当たる人もいるだろう。その歌姫の一人だった白崎映美(しらさきえみ)さんはいま、別のバンドで歌っている。その名は「東北6県ろ~るショー!!」。東日本大震災の二年後、北の同胞を捨て置けない一心で、東北ゆかりのミュージシャンら十数人に声をかけて結成した。「夢は福島の仮設住宅の前から中継で紅白歌合戦に出ることです」
     山形県酒田市で高校卒業まで育った。酒田大火(一九七六年十月)は中学三年の時。強風にあおられて二二・五ヘクタールもの市街地を焼き、三千人を超える被災者が出た。家族は無事だったが、白崎さんも大きな食堂だった家を失った。「酒田大火を私は一生忘れないけど、世の中はあっという間に忘れてしまった。残ったのは当事者の苦しみだけ」。大火後、音楽をひたすら聴いた。「爆音でかけたローリング・ストーンズやレッド・ツェッペリン、パンタ&ハルなんかのレコードに合わせて大声で歌った。そうしているときだけ、つらいことを一瞬忘れられた」
     大火に照らせば、震災に泣く東北のじっちゃん、ばっちゃんが想像できた。全然そうじゃないはずなのに「大丈夫です」と答える東北人の姿に震災直後、東京のテレビの前で泣いた。
     「きょうも一人で仮設住宅でごはんを食べている人がいる。多くの人が関係を引き裂かれ、ずっと先まで苦しみを抱えなくてはならない。私に何ができるのか。直接その人たちの幸せに結び付くかは分からないけれど、いいこといっぱい来い、と祈ることはできる」
     二〇一四年に第一弾CD『まづろわぬ民』を発表。白崎さんは濁音の多い地の言葉全開で東北応援の自作曲を歌った。<夢でら希望を叫んだば/誰ががバーカて指さした/あれなばバガだど笑わっだ/笑わっだたってオラ言うぞ/東北父ちゃん(母ちゃん)さ いい事来ーい>
     CDは青森県八戸市出身の作家、木村友祐(ゆうすけ)さんが自作『イサの氾濫』の一節を朗読して幕を閉じる。蝦夷(えみし)とさげすまれつつ都に抵抗した強い民の末裔(まつえい)は誰だ。小説は問う。<暗くて寒くて貧しいど思われながら、自分だぢもそう思いながら、黙々(もぐもぐ)と暮らしてきたべ><その重い口(くぢ)を開いでもいいんでねぇが。叫(さが)んでもいいんでねぇが>と。
     白崎さんは震災の年の十二月に発表されたこの小説を新聞で知り、東北人の決起する姿に揺さぶられた。今年三月の単行本化(未来社)では、帯に<血が騒ぎ、肉躍り、細胞興奮逆流し、泣ぎながらオラは立ぢ上がって叫んでいだ。んでオラは今のバンドつぐったんだぜ>と一文を寄せた。
     七月には白崎さんの初のフォトエッセー集『鬼うたひ』(亜紀書房)が出た。大火も音楽も、これまでの歩みを語り、その中で木村さんとも対談した。
     ファンからすれば、惜しまれるのは活動三十年の「上々颱風」の休止だ。ロックも歌謡曲も民謡も何でもござれ、アジアの旋律を伸びやかに奏でた祝祭感が懐かしい。「紅龍(こうりゅう)(リーダー)が『誰も仲間外れにならない音楽をやろう』と作ったのが上々。私が隠したいと思っていた方言を『その方言こそかっこいいんじゃん、映美ちゃん』と言ってくれたのは上々のメンバーだった」。ルーツを意識し自分とは何かを問いつつ歌ったバンドを離れ、「五十歳にもなって初めて社会に出たような感じ。それまでは守られて、ただ歌っていればよかった」と心細いことを言う。
     新バンドでは鬼に化身し、血のような、なまはげ風の衣装で演奏を引っ張る。「もじもじで、内向的で、声の上げにくい人たち、声の小さい人たち、声の届きにくい人たちと一緒に、小さいながらもやっていきたい。日常に戻ると私もその一人という気持ちです」
     この鬼ときたら、えらく人懐こく、飲み助で、時に寂しそう。まなざしは慈母のようだ。 (三田村泰和)





  • 世の中便利になったというか・・・。


    アイデア品というか便利グッズというか・・・・・・。
    最近のバイクパーツ屋には色んな変な物が溢れとるわ(笑)。



    白猫「なんですの、このプラスチックみたいな板は?」
    黒猫「サイドスタンド・プレートと呼ぶらしいよ」
    白猫「何に使うの?」
    黒猫「キャンプ場なんかで柔らかい土の上にバイクを停めると、サイドスタンドが地面にめり込んで傾いて倒れることがあるのよ。特に雨で地面がジュルジュルだと200キロを超えるような車体を細い1本足の先っぽに過重がかかるとね」
    白猫「ふ~ん」
    黒猫「昔はさ、コーヒーなんかのスチール缶やビールのアルミ缶を踏んで潰して後ろの荷物ネットの間に挟んでおいてさぁ、停めたら左手でそれを抜き取って地面にポイッと落として、その上に停めたもんだけどね。蒲鉾の板なんかじゃ重さで簡単に割れるからさ。最悪、その辺で拾った平たい石でも木片でもサイドスタンドより面積があれば何でもいいんだけどね。使い捨てだから」
    白猫「へぇ~」
    黒猫「でもね、昔はそんな風に適当に流用できるものを工夫して使っていたけど、こんなのがあったら自分の頭で創意工夫するってことが失われる気がするよ」(笑)
    白猫「なるほど」
    黒猫「実際、倒して、ウインカーステーを折ったり、レバー類を曲げちゃって、それで泣きを見て、経験を基に必殺アイテムとして考えるのが進歩ってことだしね」
    白猫「で、このヒモは何よ?」
    黒猫「出発時にタンクバックから垂らしておけば回収するのに楽かなとね。500円くらいの物だけど忘れて発進しちゃうのも損じゃん。空き缶なら諦めがつくけど」(笑)
    白猫「おじいちゃんやおばあちゃんが寝室の天井の照明のスイッチのヒモを長く伸ばして枕元まで持ってきているアレか?」(笑)
    黒猫「発想としてはソレに近いかもな」(苦笑)
    白猫「問題は何でプレートが緑色なのよ?」
    黒猫「それはKawasaki乗りの習性でのひとつでしょ」(笑)
    白猫「他に選べる色もあるでしょうに。派手な色の方が忘れないか♪」
    黒猫「最近はサイドスタンド自体に取り付けて設置面積を増やすサイドスタンドプレーとエンドってのもあるらしいけどね」
    白猫「ほぉ」
    黒猫「そもそも設置過重って戦車の場合でも履帯の幅が大きい方が不整地の走破性は増すのよ。戦車って鋼鉄の塊っぽくてやたら重いじゃん。細い履帯でぬかるみで動けなくなって敵に撃たれてアウトじゃ洒落にならんじゃんね。湿地帯だって抜けにゃならんし」
    白猫「なんの話ですか?」
    黒猫「戦車?バイク?あれ?あれあれ?なんで?」





  • 単車・道楽・ロックンロール!





    先日2月16日発売の隔月バイク雑誌『道楽 我が人生にバイクあり!』第16号に文学・演劇・音楽ネタで1ページ物のコラム記事を書かせていただきました。
    オートバイなんて乗り物に興味の無い方でも大型書店などにお立ち寄りの際などに試しにバイク雑誌のコーナーで是非お手にとって立ち読みでもしていただけると幸いです♪
    この『道楽』って雑誌はバイク雑誌の中でもかなりハードというか硬派というか強面の雑誌のひとつだと思います。
    「バイク乗り」も多い浜松のライダーも過去に沢山登場や紹介されていると思うので馴染みのある方もきっといるはずです。

    DNA的にも「楽器とオートバイ製造の町」浜松生まれの小生ですから、どうやら子供の頃からバイクと音楽は憧れの存在なんです。

    今回のコラムで取り上げさせていただいたのは文学作品だったら以下の『イサの氾濫』だったり、CDだったら『白崎映美&東北6県ろ~るショー!!』、アーティストだったら元『上々颱風(シャンシャンタイフーン)』の白崎映美さん、演劇だったら『風煉ダンス』さんだったりと僕の大好きで一押しのものばかりです(笑)。
    かなり個人的な趣味に走ったテキストですが、現在発売中の文芸誌『群像』3月号(講談社)には白崎さんご自身が愉快で上手なエッセイを寄せられています。併せてお読みいただけると嬉しいな。

    ▼フォトエッセイ「鬼うたひ」白崎映美著:亜紀書房
    http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=756
    ▼「イサの氾濫」木村友祐著:未來社
    http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624601195
    ▼CD 白崎映美&とうほぐまづりオールスターズ『まづろわぬ民』
    http://www.galabox.jp/product/379
    ▼白崎映美インフォメーション
    https://emishirasaki.themedia.jp/
    ▼白崎映美&東北6県ろーるショー FB
    https://www.facebook.com/tohogu6/
    ▼FB白崎映美 https://www.facebook.com/emishirasaki?fref=ts
    ▼FB白崎映美FC https://www.facebook.com/emisirasaki/?fref=ts
    ▼演劇集団『風煉ダンス』http://www.furen-dance.info/dorro2015/doro_top.html
    https://www.facebook.com/furendance
    https://www.facebook.com/furendance

    ▼『群像』2017年3月号(講談社)
    http://gunzo.kodansha.co.jp/48080/48696.html
    http://gunzo.kodansha.co.jp/



    ▼隔月(偶数月)バイク雑誌『道楽』No.16/2017年2月16日発売
    http://www.vibes-web.com/vibes_goods/doraku.html

    ▼白崎映美&とうほぐまづりオールスターズ 1st Album『まづろわぬ民』リリース!!
    https://www.youtube.com/watch?v=2aOmIdOm-74
    ▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!! 「まづろわぬ民 」歌詞付
    https://www.youtube.com/watch?v=9Tu3R3uwPRE
    ▼白崎 映美&東北6県ろ~るショー!!「実録!!夏のぜんぶのせフェスティバル -渋谷 2015-」 -Trailer-
    https://www.youtube.com/watch?v=WdQtngUI7ws

    ▼出典:朝日新聞 書評 2016年09月18日
    著者に会いたい 鬼うたひ 白崎映美さん
    http://book.asahi.com/reviews/column/2016091800016.html

    ■東北さ、いい事どんと来い!

     活動を休止中の老舗バンド「上々颱風(シャンシャンタイフーン)」の歌姫の一人、白崎映美さんが5年前の東日本大震災と原発事故を機に、東北愛を全開させている。
     自身、山形県酒田市出身。バンド「白崎映美&東北6県ろ~るショー!!」をつくって作詞作曲も手がけ「オラ方(がた)の先祖は まづろわぬ民だ」と奇抜な衣装をまとい、歌う。芝居にも参加。災害を「無(ね)かった事(ごど)にはさせねえぞ!」とすごむ主演女優も張った。
     かつて遠ざけた東北。なぜのめり込んだのか。きっかけは、震災の年の暮れに本紙文芸時評欄に載った、青森出身の木村友祐氏の小説「イサの氾濫(はんらん)」の評だった。図書館で作品を読み、コピーして友人に「見せまくった」という。
     「共感しました。そこには東北コンプレックスの根拠やまつろわぬ民のいわれなど、震災後の私のもやもやした思いが全部書かれていて」。行動原理ができたのか、宣戦布告するごとく、白崎さんは一から一人で動き始めた。
     初の自伝的エッセー集となる本書には、そんな近年の行動や、大火で焼け出されながらもロックスターを夢見た少女時代、人種も年齢も性別も超えて笑顔を届けた上々時代の活動など、全編「濁点の多い」庄内弁で書かれている。それは「東北に初めて誇りがもてた」証しなのか。読みだせば、飾らない人間くささにひかれ、「オラ、ちょっと訛(なま)ってますが、わりにいいヤヅです」に納得してしまう。
     「私は死ぬまで大きな声で叫ぶのだ。これからも痛い思いを知っている人たち、声の小さい人たちと連帯していきたい」。10月16日に東京・練馬で公演する。記憶を風化させぬよう、「東北さ、いい事(ごど)どんと来い!」と叫ぶつもりだ。
        ◇
    亜紀書房・2700円

    ▼出典:東京新聞【土曜訪問】 2016年12月3日付
    いいこと来い、歌うど 東北のじっちゃん、ばっちゃんのために 白崎映美さん(歌手)
    http://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/doyou/CK2016120302000234.html

     「有名になりたいなあ、と初めて思います。東北のじっちゃん、ばっちゃんが『誰か知らないけど、有名な人が来てくれた』と、行けば喜んでくれるような。実際、私なんかが東北に歌いに行くより、AKBが行った方が喜ばれますもん」
     ロックバンド「上々颱風」(シャンシャンタイフーン)のメンバーといえば、思い当たる人もいるだろう。その歌姫の一人だった白崎映美(しらさきえみ)さんはいま、別のバンドで歌っている。その名は「東北6県ろ~るショー!!」。東日本大震災の二年後、北の同胞を捨て置けない一心で、東北ゆかりのミュージシャンら十数人に声をかけて結成した。「夢は福島の仮設住宅の前から中継で紅白歌合戦に出ることです」
     山形県酒田市で高校卒業まで育った。酒田大火(一九七六年十月)は中学三年の時。強風にあおられて二二・五ヘクタールもの市街地を焼き、三千人を超える被災者が出た。家族は無事だったが、白崎さんも大きな食堂だった家を失った。「酒田大火を私は一生忘れないけど、世の中はあっという間に忘れてしまった。残ったのは当事者の苦しみだけ」。大火後、音楽をひたすら聴いた。「爆音でかけたローリング・ストーンズやレッド・ツェッペリン、パンタ&ハルなんかのレコードに合わせて大声で歌った。そうしているときだけ、つらいことを一瞬忘れられた」
     大火に照らせば、震災に泣く東北のじっちゃん、ばっちゃんが想像できた。全然そうじゃないはずなのに「大丈夫です」と答える東北人の姿に震災直後、東京のテレビの前で泣いた。
     「きょうも一人で仮設住宅でごはんを食べている人がいる。多くの人が関係を引き裂かれ、ずっと先まで苦しみを抱えなくてはならない。私に何ができるのか。直接その人たちの幸せに結び付くかは分からないけれど、いいこといっぱい来い、と祈ることはできる」
     二〇一四年に第一弾CD『まづろわぬ民』を発表。白崎さんは濁音の多い地の言葉全開で東北応援の自作曲を歌った。<夢でら希望を叫んだば/誰ががバーカて指さした/あれなばバガだど笑わっだ/笑わっだたってオラ言うぞ/東北父ちゃん(母ちゃん)さ いい事来ーい>
     CDは青森県八戸市出身の作家、木村友祐(ゆうすけ)さんが自作『イサの氾濫』の一節を朗読して幕を閉じる。蝦夷(えみし)とさげすまれつつ都に抵抗した強い民の末裔(まつえい)は誰だ。小説は問う。<暗くて寒くて貧しいど思われながら、自分だぢもそう思いながら、黙々(もぐもぐ)と暮らしてきたべ><その重い口(くぢ)を開いでもいいんでねぇが。叫(さが)んでもいいんでねぇが>と。
     白崎さんは震災の年の十二月に発表されたこの小説を新聞で知り、東北人の決起する姿に揺さぶられた。今年三月の単行本化(未来社)では、帯に<血が騒ぎ、肉躍り、細胞興奮逆流し、泣ぎながらオラは立ぢ上がって叫んでいだ。んでオラは今のバンドつぐったんだぜ>と一文を寄せた。
     七月には白崎さんの初のフォトエッセー集『鬼うたひ』(亜紀書房)が出た。大火も音楽も、これまでの歩みを語り、その中で木村さんとも対談した。
     ファンからすれば、惜しまれるのは活動三十年の「上々颱風」の休止だ。ロックも歌謡曲も民謡も何でもござれ、アジアの旋律を伸びやかに奏でた祝祭感が懐かしい。「紅龍(こうりゅう)(リーダー)が『誰も仲間外れにならない音楽をやろう』と作ったのが上々。私が隠したいと思っていた方言を『その方言こそかっこいいんじゃん、映美ちゃん』と言ってくれたのは上々のメンバーだった」。ルーツを意識し自分とは何かを問いつつ歌ったバンドを離れ、「五十歳にもなって初めて社会に出たような感じ。それまでは守られて、ただ歌っていればよかった」と心細いことを言う。
     新バンドでは鬼に化身し、血のような、なまはげ風の衣装で演奏を引っ張る。「もじもじで、内向的で、声の上げにくい人たち、声の小さい人たち、声の届きにくい人たちと一緒に、小さいながらもやっていきたい。日常に戻ると私もその一人という気持ちです」
     この鬼ときたら、えらく人懐こく、飲み助で、時に寂しそう。まなざしは慈母のようだ。 (三田村泰和)





  • ライディングギア準備?




    バイクに乗り出した学生時代は勝手がわからないので上野のバイク街にあった『光輪モータース』とかに通ってはバイク用のグローブなども買っていましたが、慣れてくるとバイク用じゃない物を流用するようになって、米軍の黒の革作業グローブや西ドイツ軍のグレーの革手袋といった軍モノなどをもっぱら幾つも流用していた頃がありました。s

    近年はウェットスーツ地のバイク用のグローブが出回るようになってからは軽いし、柔らかいので指先にも馴染むし、濡れても雑巾のように絞れるので乾きも早いしと、その類がこれで通算3つ目です。
    でも今回のは手の平側が滑り止めのついたゴム系なんだよな。
    900Ninja時代に使っていたソレは大して傷んでなかったし、手の平側が革だったので真冬で寒くて手がかじかんで辛い時に信号待ちでエンジンヘッドに手袋を押し当てて暖をとっては凌いでいたんですが、ゴムだと熱に対してはちょっときついかなぁ?

    最大の問題は前の手袋の左側が見つからないということだ。
    捨てた気はしないから何処かにあるはずなんだけどね(笑)。