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ここは約130年前の秩父の「まつろわぬ民」の武装蜂起の地!(秩父行その2)


ここは約130年前の秩父の「まつろわぬ民」の武装蜂起の地!(秩父行その2)



































我が家の最近のキーワードは2014年以来、屈服しない・支配されないという意味の「まつろわぬ」ですわわわ(笑)。
演劇集団「風煉ダンス」が怪作「まつろわぬ民2018」を引っ提げて、15トンもの舞台セットをトラックに積み込んで東北ツアーへと旅立ってしまうので、
東京に撮り残れた感のある1ファンとしては“遍歴の騎士”ドン・キホーテよろしく秩父を彷徨うのでした(笑)。

今年は明治維新から150年ということで国を挙げて礼賛ムードもあるようですが、僕の学生時代からのモヤモヤ感に「明治維新って欧米の市民革命とも性格を異なる気がするし、実際のところ歴史的な評価はどうなのよ?」といった点があります。
そんな想いもあって、道の駅「龍勢会館」に併設された「秩父事件資料館」に久々に立ち寄ってみたら、以前は存在した秩父事件を描いた映画「草の民」のセットが消え失せていました(笑)。
あのセットは「困民党」が大宮郷(現在の秩父市市街)に攻め込んだ時のものだったんですが数年前に老朽化のせいか撤去されたそうです。そういえば数年前に「龍勢祭」で訪問した時にも既になかったっけ(笑)。すっかり失念(笑)。

130年以上も前の「秩父事件」の発生場所となったのが下吉田の「椋神社」です。1884年11月1日に「困民党」軍はここに数千名を集め武装蜂起に踏み切ります。自由民権運動下で行われた農民たちによる革命的決起だった気がします。憲兵隊や軍に流血の末に鎮圧こそされますが、その輝きを「暴動」「暴徒」と安易に葬り去るのには抵抗が残ります。
秩父事件に参加した万余と思われる名も無き民草もまた「まつろわぬ民」だったんだろうな。

「おそれながら天朝様に敵対するから加勢せよ」と触れ回った若き狼・大野苗吉は秩父でも「風布(ふっぷ)村」(現在の寄居町?)出身ですが、この村の出身者たちは秩父事件でも最も戦闘的に闘ったとされています。この地名の響きって諸説ありますがアイヌ語っぽくて興味が尽きません。風布には釣り堀に寄ったことしかありませんが(笑)。不思議な語感です。秩父は奥深いよな♪

しかし一般的な観光地でもないマイナーな場所ばかり訪問するので、参拝客も皆無で、境内もガラ空きで静かなもので、神主さんが落ち葉の掃き掃除をされていてお話も出来てそれはそれで良かったな。
秋の秩父路もそこそこの紅葉気分も味わえたり空気も澄んでいて走っていても気持ち良かったです。
それにしても小鹿野付近ではバイクの群れとも遭遇しましたし、R299でもバンバンとライダーたちとすれ違いました。

ちなみに毎年10月の重要無形民俗文化財指定の「龍勢祭」時のロケットの発射台は椋神社から300メートルくらいしか離れていない場所にあり神社から遠望できます。無事是名馬也。いつか路上で。

▼椋神社(秩父吉田)
https://www.facebook.com/mukujinja

▼秩父事件~秩父事件顕彰協議会公式サイト
http://www.chichibujiken.org/folder/post-2.html
▼ぶらっとちちぶ~秩父事件
http://www.chichibuji.gr.jp/chichibujiken/
▼秩父事件資料館~井上伝蔵邸
http://www.chichibuji.gr.jp/spot/spot-syousai51/
▼道の駅 龍勢会館 http://www.ryuseinomachi.co.jp/ryusei/
http://michinoeki-guide.ciao.jp/ryusei4.html

▼映画『草の乱』(2004年)
http://www.chichibujiken.org/folder6/post-19.html

▼吉田龍勢保存会 http://www.ryusei.biz/
▼椋神社例大祭龍勢祭
https://www.saitamatsuri.jp/matsuri/ryusei/

▼アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」公式サイト
https://www.anohana.jp/tv/goods/index.html
https://www.anohana.jp/

▼秩父観光なび
https://navi.city.chichibu.lg.jp/
▼秩父観光協会
http://www.chichibuji.gr.jp/

▼音楽劇『まつろわぬ民2018』三都市(東京・酒田・八戸)
連続公演(演劇集団 風煉ダンス)特設サイト
https://alafura6.wixsite.com/furendance





  • 12月1日(土)は濁音フルパワー全開の型破りな音楽劇が酒田に上陸だって!


    12月1日(土)は濁音フルパワー全開の型破りな音楽劇が酒田に上陸だって!





    演劇集団・風煉ダンスの面々が東京から13トンもの舞台セットを積んだトラックを連ねて500キロ離れた公演会場の山形県酒田市に乗り込んだ模様です。
    この『まつろわぬ民2018』は、小説「イサの氾濫」(木村友祐著)に触発された酒田市出身の稀代の歌姫・白崎映美さんの歌「まづろわぬ民」から相を得た脚本家・林周一さんたちの手によって2014年に東京で上演され連日満員で劇場の動員記録を塗り替えたという快作です。
    歴史の中で葬り去られ、忘れられたり、今も虐げられながらも生き抜く為に日々闘い続けているような小さき者、弱き者に寄り添うように心を馳せ、千数百年前の東北と現代を大胆に行き来する大スペクタクルな物語です。

    風煉ダンスの真骨頂ともいえる圧倒的な舞台美術と空間表現、そこに血が沸騰するくらいの迫力の生演奏と踊りがあり、美しく迫力の衣装もあり、加えて魂を揺さぶる白崎映美さん、伊藤ヨタロウさんをはじめとする実力派の歌唱陣。
    これが面白くないわけがないよね。どこまで豪華なんだかわかんないくらいの最強のメンバーが奇跡のように集まりました。
    それに笑える、泣ける、興奮しまくりだし、最後は感動のフィナーレが待ち受けています。とにかく血が騒いでしかたない作品です。
    それら一切合切を劇団に集まる仲間たちが全て手作りで作り上げているんですからそれもまた凄い努力なんです。冗談としか思えないバカげたパワーと熱意です。最大限の誉め言葉として受け止めて欲しいのですが、見れば呆気にとられるくらいに彼らは「バカ」集団です(笑)。バカが集団化したのか、あの集団がそもそも「バカ」なのかわかりませんが、笑いと人情と優しさと才能に満ち満ちた最高に気持ちの良い「バカ」連中ばかりです。こんな芝居と顔ぶれはありえないからこそ奇跡のような作品に仕上がっています。

    昨年版の「まつろわぬ民2017」では初演の2014年版からは大幅に手が加えられましたが、今回の2018年版では更に見直しが図られ、昨年版を下敷きにしながらも違う作品に仕立てられいましたので、「新作」といっても過言ではないでしょうし、ますます整理され磨きがかかっていました。東京・三鷹公演を目撃しましたが、これ本当だよ。
    つまり再演を凌駕する再々演ですし、新しいものが出来上がっていました。
    もう「まつろわぬ民」という演目の現時点での最高傑作に間違いはありませんでした。
    先日、三鷹で観劇する前に復習として過去2回の公演をDVDで追体験して望みましたが、それを見ていてもやっぱり新作として楽しめましたよ。
    そもそも芝居はLIVEですから生で体験するのが迫力もあっていいよね。今作もいずれDVD化されるとアナウンスがありましたが、やっぱり直接体験できるものなら劇場で観るに限るよね。

    ちなみにタイトルの「まつろわぬ民」とは、“あらがい迎合しない者”という意味です。
    最後に山形県内にお住まいの学生さんたちに耳よりな情報を1発。学校で友達や近所の学生さんにも是非教えてあげてね。もう酒田公演は目前ですねん。

    ★大拡散希望の注目の貴重な情報★
    【学生の皆さんを酒田公演に100名ご招待!】 
    白崎映美主演、演劇集団風煉ダンス音楽劇 「まつろわぬ民2018」に学生の皆さん100名を、どーんとご招待致します!将来ある若い人達にこの大迫力の美術、歌、演奏、踊り、演技による舞台をぜひ観て欲しい!お申し込みをお待ちしています!
    対象日時:12月1日(土)
    開演13:30(開場13:00)
    会場:酒田市民会館「希望ホール」
    対象:酒田、庄内、 山形県内にお住まいの中学生以上の学生の皆さん。
    先着100名 ※〆切11/30金 17:00まで。
    《お申込方法》風煉ダンスにメールしていただくか、希望ホールへお電話にて受付致しております。
    ①住所、氏名、学年、電話をメールにてご連絡下さい。
    件名を「まつろわぬ民、学生招待希望」として下さい。
    風煉ダンス
    E-mail: furendance@gmail.com
    ② 酒田市民会館「希望ホール」
    TEL:0234-26-5450
    11/27(火)午前から受付開始
    「まつろわぬ民、学生招待希望」を仰って下さい。
    お問合せ:酒田市民会館「希望ホール」
    〒998-0043 山形県酒田市本町二丁目2-10 TEL 0234-26-5450  FAX 0234-26-5452
    E-mail:kibouhall@bz01.plala. or.jp
    希望ホールHP http://www.kibou-hall.sakata. yamagata.jp

    なお、公演終了後には、バックステージツアーを開催します。舞台装置の裏側などを見学できる貴重な機会です。お申し込みは11月30日(金)まで希望ホールへ。ぜひご参加ください。
    詳細は希望ホールのホームページをご覧ください。
    http://www.kibou-hall.sakata.yamagata.jp/…/…/2018.12.1..html






    ▼音楽劇『まつろわぬ民2018』三都市(東京・酒田・八戸)
    連続公演(演劇集団 風煉ダンス)特設サイト
    https://alafura6.wixsite.com/furendance

    ◆12月1日(土)13:30
    酒田市民会館・希望ホール(大ホール) 山形県酒田市本町二丁目2番10号

    ★☆★≪まつろわぬ民2018in酒田≫★☆★
    https://www.facebook.com/events/482241155613873/
    http://www.kibou-hall.sakata.yamagata.jp/information/topics/2018.12.1..html
    ※まつろわぬ民 酒田公演を応援する会
    https://www.facebook.com/まつろわぬ民-酒田公演を応援する会-284416512162450/

    ◆12月7日(金)14:00/19:00、8日(土)14:00
    八戸市公会堂文化ホール(八戸市公民館) 青森県八戸市内丸1丁目1−1
    https://www.facebook.com/events/521428994993605/

    ★☆★≪まつろわぬ民2018【八戸公演】≫★☆★
    ※八戸公演用・予約フォーム
    https://www.quartet-online.net/ticket/hati-matu2018

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    ▼Yahoo!JAPANニュース 2018年11月13日付
    風煉ダンスの“大スペクタクル音楽劇”「まつろわぬ民」2018年版が3都市で
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181113-00000019-natalies-ent

    ▼立川経済新聞 2018年11月11日付
    たちかわ創造舎を拠点に活動する演劇集団「風煉ダンス」が「まつろわぬ民2018」を公演!
    https://www.facebook.com/tachikawatimes/posts/1950959644957469?__xts__[0]=68.A

    ▼特別企画 テント芝居・野外劇の現在形
    【劇評】『まつろわぬ民』風煉ダンス2017
    東北百鬼夜行絵巻を 大江戸先住民が観る ~
    平井玄 (批評家)
    http://www.geocities.jp/azabubu/artissue/a11/011sp_hirai.html


    ※【ネタバレ注意】「まつろわぬ民2018」 演劇・ミュージカル等のクチコミ情報 https://stage.corich.jp/stage/95740

    ▼白崎映美 新旧インフォメーションサイト
    https://emishirasakinew.amebaownd.com/
    http://emishirasaki.com/
    https://www.facebook.com/emishirasaki
    ▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!!
    https://www.facebook.com/tohogu6/
    ▼フォトエッセイ『鬼うたひ』白崎映美著 亜紀書房
    http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=756

    ▼小説『イサの氾濫』木村友祐著/未來社
    http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624601195
    ≪出典≫時事通信 2016年4月12日or15日付 [レビュアー]岡和田晃
    木村友祐「イサの氾濫」書評「忘却拒否する魂の叫び」
    「がんばれニッポンっ!」という空白を埋める
    https://www.bookbang.jp/review/article/515309
    ▼木村友祐 https://www.facebook.com/yusuke.kimura.794