たまりば

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今年の参加賞(その2)


今年の参加賞(その2)



これも某バイク雑誌の読者ページで見つけたオイラの今年の年賀状(笑)。
この雑誌への掲載はお初だったな。年頭から幸先いいじゃん♪(笑)
僕らのバイクはカワサキとホンダですが、エレアコギターもエレキベースも浜松出身者だから愛用楽器はそこはやっぱり地元愛でヤマハだよ。

巷の噂では僕が学生時代から存在した『ロードライダー』も休刊らしいし、去年辺りから『ストバイ』や『アウトライダー』『道楽』と続々と休刊バイク誌が相変わらず続いている感ありで寂しい限りだよな。

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≪バイクリターン後の読者投稿or雑誌登場例≫

【2017年度】
★『道楽』No.16(2017年2月16日発売号)P100 「みちコラム」寄稿
★『カワサキバイクマガジン』vol.127(2017年9月号) P113投稿再掲
★『R★B』(レッドバロンマガジン)vol.24(2017年秋号)P22
「走れ!プロフェッショナル」特写記事掲載

【2018年度】
※2018年の年賀状が『オートバイ』『カワサキバイクマガジン』『ロードライダー』『Bike JIN』(培倶人) 『ヤングマシン』『ミスターバイクBG』『バイカーズステーション』『OutRider』8誌の3~4月号の読者ページに掲載
★『単車倶楽部』Vol.4(2018年5月号 月刊化第1号  P94~P97寄稿掲載
★『道楽』No.23(2018年4月16日発売最終号)特集『道楽キャンプ 愛すべき残党達よ!』P23下段にトピック登場
★『単車倶楽部』2018年6月号 キャンプツーリング特集P25寄稿掲載
★『単車倶楽部』2018年7月号 読者投稿みんなの伊豆VOICE P25
★『MCクラシック』誌 Vol.05(2018年6月号)P139~140 読者の声TALKS投稿掲載
★『ガールズバイカー』2018年8月号 P26 最下段にVTR女房チョコさん登場
★隔月誌『昭和40年男』S40ニュース採用 2018年7月14日付
タメ年が作った「コンテナハウス」に憧れる!
https://www.s40otoko.com/archives/49403
★『単車倶楽部』2018年9月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P33下段
★『単車倶楽部』2018年10月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P63上段
★『エンシュージアスト』創刊第2号 2018年8月25日発行 寄稿掲載 P54下段

【2019年度】
★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載 P29上段
★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE特別版 投稿掲載 P39中段
※2019年の年賀状が『タンデムスタイル』3月号(P71)、『単車倶楽部』3月号(P87)掲載





  • 今年の参加賞(その1)


    今年の参加賞(その1)



    某バイク雑誌の読者ページで見つけたオイラの今年の年賀状。
    どうやら編集部にはオイラの正体はバレているようだ(笑)。

    今年は新規開拓の腕試しも兼ねて投稿先の鞍替えでもすっかなぁ~(笑)。
    年頭の悪巧みか?(笑)

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    ≪バイクリターン後の読者投稿or雑誌登場例≫

    【2017年度】
    ★『道楽』No.16(2017年2月16日発売号)P100 「みちコラム」寄稿
    ★『カワサキバイクマガジン』vol.127(2017年9月号) P113投稿再掲
    ★『R★B』(レッドバロンマガジン)vol.24(2017年秋号)P22
    「走れ!プロフェッショナル」特写記事掲載

    【2018年度】
    ※2018年の年賀状が『オートバイ』『カワサキバイクマガジン』『ロードライダー』『Bike JIN』(培倶人) 『ヤングマシン』『ミスターバイクBG』『バイカーズステーション』『OutRider』8誌の3~4月号の読者ページに掲載
    ★『単車倶楽部』Vol.4(2018年5月号 月刊化第1号  P94~P97寄稿掲載
    ★『道楽』No.23(2018年4月16日発売最終号)特集『道楽キャンプ 愛すべき残党達よ!』P23下段にトピック登場
    ★『単車倶楽部』2018年6月号 キャンプツーリング特集P25寄稿掲載
    ★『単車倶楽部』2018年7月号 読者投稿みんなの伊豆VOICE P25
    ★『MCクラシック』誌 Vol.05(2018年6月号)P139~140 読者の声TALKS投稿掲載
    ★『ガールズバイカー』2018年8月号 P26 最下段にVTR女房チョコさん登場
    ★隔月誌『昭和40年男』S40ニュース採用 2018年7月14日付
    タメ年が作った「コンテナハウス」に憧れる!
    https://www.s40otoko.com/archives/49403
    ★『単車倶楽部』2018年9月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P33下段
    ★『単車倶楽部』2018年10月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P63上段
    ★『エンシュージアスト』創刊第2号 2018年8月25日発行 寄稿掲載 P54下段

    【2019年度】
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載 P29上段
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE特別版 投稿掲載 P39中段
    ※2019年の年賀状が『タンデムスタイル』3月号(P71)、『単車倶楽部』3月号(P87)掲載






  • 没後150年目の明治維新の光と影。


    没後150年目の明治維新の光と影。







    冬だからといって「寒い寒い」と部屋で縮こまっていても無益なので、59歳同士の初老夫婦はショートツーリングにも満たないバイク散歩で新選組の副長・土方歳三家の菩提寺である高幡不動尊をチョイス!
    この歳になるとバイクとも無理のない付き合い方と割り切って道交法順守でのんびりと楽しんでいます。

    甲州街道沿いには生家を利用した「土方歳三資料館」もあるのですが休館日とあって、“歳さん”の銅像が立つ金剛寺を訪問。途中の橋の上ではクッキリと雪を頂いた富士山の姿にも出会い「江戸時代の多摩の衆は、きっとこんな富士の姿を日々拝んでいたんだろうな」と想いを馳せることが出来ました。

    昨年の《明治維新150年》なる官民あげてのお祭り騒ぎは、裏を返せば《戊申戦争150年》でもあります。
    鳥羽伏見~宇都宮~会津~箱館と転戦を続けた新選組副長・土方歳三が銃弾に倒れてから今年は150年になります。不思議なことに、日本人の愛着の対象は維新に於ける「勝者」ではなく、「敗者」の側により深く共鳴している気さえしてなりません。その典型が歴史の藻屑と消えた新選組という集団だと思います。それは「滅びの美学」だけでは説明できないものを孕んでいる気がしますし、《勤皇VS佐幕》という単純な権力闘争の構造だけでもない気がしています。

    新選組の伝説には通奏低音として、子母沢寛の『新選組始末記』に始まり、国民的作家・司馬遼太郎の『燃えよ剣』に確立される美学が流れています。それは史実と虚構がないまぜになりながらも、妙に居心地の良い風景で、歴史学と歴史小説の平和共存の世界です。
     
    それはさておき、冬場は近場旅であっても気分転換になりますし、冬枯れの街道も研ぎ澄まされた大気もまた楽しです。門前で「開運そば」を食し、新選組ショップを覗いてみたり、名物「高幡まんじゅう」土産を買ってお茶を一服して帰りましたとさ。無事是名馬也。いつか路上で。

    ▼高幡不動尊金剛寺(東京都日野市)
    http://www.takahatafudoson.or.jp/?page_id=26
    ▼新選組のふるさと歴史館
    http://www.shinsenr.jp/
    ▼新選組のふるさと日野 日野市観光協会
    http://makoto.shinsenhino.com/

    ▼高幡まんじゅう松盛堂
    http://www.syoseido.com/?mode=cate&cbid=903364&csid=0





  • 今年は没後150年!


    今年は没後150年!





































    新選組の土方さんの生家の菩提寺である高幡不動尊までバイク散歩。

    昨年の《明治維新150年》官民あげての礼賛騒ぎは、裏を返せば《戊申戦争150年》でもあります。
    鳥羽伏見~宇都宮~会津~箱館と転戦を続けた新選組副長、土方歳三が銃弾に倒れてから今年は150年になります。
    不思議なことに、日本人の愛着の対象は維新に於ける「勝者」ではなく、「敗者」の側により深く共鳴している気さえします。
    その典型が歴史の藻屑と消えた新選組という集団だと思います。

    そんな彼らのふるさとである日野までバイクを走らせてみました。

    ▼高幡不動尊金剛寺(東京都日野市)
    http://www.takahatafudoson.or.jp/?page_id=26
    ▼新選組のふるさと歴史館
    http://www.shinsenr.jp/
    ▼新選組のふるさと日野 日野市観光協会
    http://makoto.shinsenhino.com/

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    ≪バイクリターン後の読者投稿or雑誌登場例≫

    【2017年度】
    ★『道楽』No.16(2017年2月16日発売号)P100 「みちコラム」寄稿
    ★『カワサキバイクマガジン』vol.127(2017年9月号) P113投稿再掲
    ★『R★B』(レッドバロンマガジン)vol.24(2017年秋号)P22
    「走れ!プロフェッショナル」特写記事掲載

    【2018年度】
    ★2018年の年賀状が『オートバイ』『カワサキバイクマガジン』『ロードライダー』『Bike JIN』(培倶人) 『ヤングマシン』『ミスターバイクBG』『バイカーズステーション』『OutRider』8誌の3~4月号の読者ページに掲載
    ★『単車倶楽部』Vol.4(2018年5月号 月刊化第1号  P94~P97寄稿掲載
    ★『道楽』No.23(2018年4月16日発売最終号)特集『道楽キャンプ 愛すべき残党達よ!』P23下段にトピック登場
    ★『単車倶楽部』2018年6月号 キャンプツーリング特集P25寄稿掲載
    ★『単車倶楽部』2018年7月号 読者投稿みんなの伊豆VOICE P25
    ★『MCクラシック』誌 Vol.05(2018年6月号)P139~140 読者の声TALKS投稿掲載
    ★『ガールズバイカー』2018年8月号 P26 最下段にVTR女房チョコさん登場
    ★隔月誌『昭和40年男』S40ニュース採用 2018年7月14日付
    タメ年が作った「コンテナハウス」に憧れる!
    https://www.s40otoko.com/archives/49403
    ★『単車倶楽部』2018年9月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P33下段
    ★『単車倶楽部』2018年10月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P63上段
    ★『エンシュージアスト』創刊第2号 2018年8月25日発行 寄稿掲載 P54下段

    【2019年度】
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載 P29上段
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE特別版 投稿掲載 P39中段





  • 今日のほぼほぼ目的地♪


    今日のほぼほぼ目的地♪





    寒風にもめげず、甲州街道を日野方面へ。
    途中、日野バイパスの多摩川にかかる石田大橋辺りで富士山が綺麗に見えてちょい感動♪
    目的地の高幡不動手前のコンビニでトイレ休憩。

    来週は「太陰暦」では元旦というか正月ですから、バイクで9社を一挙に周る初詣の計画もあるので慣熟走行の練習でいっ♪(笑)

    ▼高幡不動尊金剛寺(東京都日野市)
    http://www.takahatafudoson.or.jp/?page_id=26

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    ≪バイクリターン後の読者投稿or雑誌登場例≫

    【2017年度】
    ★『道楽』No.16(2017年2月16日発売号)P100 「みちコラム」寄稿
    ★『カワサキバイクマガジン』vol.127(2017年9月号) P113投稿再掲
    ★『R★B』(レッドバロンマガジン)vol.24(2017年秋号)P22
    「走れ!プロフェッショナル」特写記事掲載

    【2018年度】
    ★2018年の年賀状が『オートバイ』『カワサキバイクマガジン』『ロードライダー』『Bike JIN』(培倶人) 『ヤングマシン』『ミスターバイクBG』『バイカーズステーション』『OutRider』8誌の3~4月号の読者ページに掲載
    ★『単車倶楽部』Vol.4(2018年5月号 月刊化第1号  P94~P97寄稿掲載
    ★『道楽』No.23(2018年4月16日発売最終号)特集『道楽キャンプ 愛すべき残党達よ!』P23下段にトピック登場
    ★『単車倶楽部』2018年6月号 キャンプツーリング特集P25寄稿掲載
    ★『単車倶楽部』2018年7月号 読者投稿みんなの伊豆VOICE P25
    ★『MCクラシック』誌 Vol.05(2018年6月号)P139~140 読者の声TALKS投稿掲載
    ★『ガールズバイカー』2018年8月号 P26 最下段にVTR女房チョコさん登場
    ★隔月誌『昭和40年男』S40ニュース採用 2018年7月14日付
    タメ年が作った「コンテナハウス」に憧れる!
    https://www.s40otoko.com/archives/49403
    ★『単車倶楽部』2018年9月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P33下段
    ★『単車倶楽部』2018年10月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P63上段
    ★『エンシュージアスト』創刊第2号 2018年8月25日発行 寄稿掲載 P54下段

    【2019年度】
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載 P29上段
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE特別版 投稿掲載 P39中段





  • さてと、今日も小走りにでも出るか♪


    さてと、今日も小走りにでも出るか♪



    強い寒気が流れ込んで冬型の気圧配置が強まり、各地で大雪の恐れがあるそうですが、幸いにも東京は風は冷たいけれど晴れなのでエンジン始動。
    ちょいと東京郊外までひとっ走りと洒落こみますかね。
    来週は「太陰暦」では元旦というか正月ですから、バイクで9社を周る初詣の計画もあるので練習練習っと♪

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    ≪バイクリターン後の読者投稿or雑誌登場例≫

    【2017年度】
    ★『道楽』No.16(2017年2月16日発売号)P100 「みちコラム」寄稿
    ★『カワサキバイクマガジン』vol.127(2017年9月号) P113投稿再掲
    ★『R★B』(レッドバロンマガジン)vol.24(2017年秋号)P22
    「走れ!プロフェッショナル」特写記事掲載

    【2018年度】
    ★2018年の年賀状が『オートバイ』『カワサキバイクマガジン』『ロードライダー』『Bike JIN』(培倶人) 『ヤングマシン』『ミスターバイクBG』『バイカーズステーション』『OutRider』8誌の3~4月号の読者ページに掲載
    ★『単車倶楽部』Vol.4(2018年5月号 月刊化第1号  P94~P97寄稿掲載
    ★『道楽』No.23(2018年4月16日発売最終号)特集『道楽キャンプ 愛すべき残党達よ!』P23下段にトピック登場
    ★『単車倶楽部』2018年6月号 キャンプツーリング特集P25寄稿掲載
    ★『単車倶楽部』2018年7月号 読者投稿みんなの伊豆VOICE P25
    ★『MCクラシック』誌 Vol.05(2018年6月号)P139~140 読者の声TALKS投稿掲載
    ★『ガールズバイカー』2018年8月号 P26 最下段にVTR女房チョコさん登場
    ★隔月誌『昭和40年男』S40ニュース採用 2018年7月14日付
    タメ年が作った「コンテナハウス」に憧れる!
    https://www.s40otoko.com/archives/49403
    ★『単車倶楽部』2018年9月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P33下段
    ★『単車倶楽部』2018年10月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P63上段
    ★『エンシュージアスト』創刊第2号 2018年8月25日発行 寄稿掲載 P54下段

    【2019年度】
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載 P29上段
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE特別版 投稿掲載 P39中段





  • 病み上がりなので近場へブラッと♪


    病み上がりなので近場へブラッと♪

    風邪も治ったので、気分転換で女房と茨城の筑波山神社にお詣りして、途中で見かけた看板名に魅かれて「名無しラーメン」なるものを食べて帰ってきました・・・というだけの実にどうでもいい話です。おしまい♪(#^^#)

    それを“くどい性格”と妄想とヒマ潰しが災いすると下記の駄文長文に変換されます(笑)。
    以下は《18禁》内容も含まれますのでご注意あれ(笑)。


























    とりあえず「筑波山神社」へ参詣。

    先週は過労からか体調を崩して38度の熱でダウンしていましたが、平熱に戻ったし、ポカポカ陽気だったので茨城県内へ。
    茨城県って地域ブランド力や観光地人気ランキングでも下位低迷を脱せないとよく報道されていますが、僕も実は殆ど訪問したことはないエリアです。

    そんなわけですから、例えば富士山くらい有名な山ならば名前を耳にすれば誰しも山体のイメージはパッと浮かびますが、「日本百名山」にも含まれる筑波山と聞いてもイメージが浮かばないのも事実でした。

    そもそも80年代の「峠ブーム」の煽りで、筑波スカイライン等のバイク通行規制の名残りもあり、あの界隈の道路は寄りつき難い印象もありました。
    見晴らしの良さそうな折角の魅力的な道をバイクで走られないのですから、エリアの人気も上がらないというものです。

    常磐道を往くと、まるで道案内かのように道路前方に幾筋もの黒煙が「狼煙」のようにたなびいていました。火事ではなくて、のどかな「畔焼き」(野焼き)の風景でした。風もおだやかで類焼の危険の少ない日を選んで村人が総出でやっている風情でした。
    R125を筑波山に向かうと道路案内に「下妻」という地名が目に飛び込んできました。僕が「下妻」から連想する作物は「キャベツ」です(笑)。昔、読んだライトノベル『下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん』のあの舞台はこの先の辺りだったのかと思わず納得。確かに見渡す限り田んぼと畑が広がっていました。そんな景色の中にポツンとあるのが茨城県下1の標高を誇る筑波山でした。

    筑波山の中腹にある神社の門前は土産物屋と食堂を兼ねたような店舗が軒を連ねている観光地みたいな雰囲気で、店主たちが手招きで「おいでおいで」しておりました。駐車場もないので、その内の1軒にバイク1台300円で停めさせてもらいました。そこの店主さんが僕のZRXを眺めて「ニンジャかね」と言うので話してみたら、彼はBMW1200RS 乗りでした。

    境内では「さあ~さあ~お立ち合い!お立ち合い!御用と忙ぎでなかったら、ゆっくりと聞いておいで」の口上で始まる、筑波山名物「ガマの油売り」なんて珍しい風景もあります。アレって実演販売の元祖みたいなもので、今や伝統芸能や無形民俗文化財の類でしょうね。まさか今時「ガマの油」なんて膏薬を売っているとは知りませんでした(笑)。

    帰り路では「名無しラーメン」という看板が気になった店に立ち寄って昼食。
    その店の駐車場に行きも帰りも通りかかった時に車が満車状態だったので「流行っているということは美味しいのか?」と思った次第です。
    駐車場からは2つの峰のある筑波山の特徴的な姿も拝めてロケーション良し♪

    ▼筑波山神社
    http://www.tsukubasanjinja.jp/
    ▽筑波山ガマ口上保存会ホームページ
    http://nagaihyousuke.gamagaeru.jp/index.html

    毎度のことながら僕の与太話は更に脱線していきます。

    厳格な家庭だった我が家の正月の遊びといえば「百人一首」でした(笑)。
    麻雀や花札といったギャンブルっぽいイメージの遊びはご法度な家庭に育ちました。
    そんな訳で、小生の記憶に植えつけられた「筑波」や「筑波山」の最初の言葉は「筑波嶺の 峰より落つる 男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」(つくばねの みねよりおつる みなのがは こひぞつもりて ふちとなりぬる)の恋の唄に登場する「筑波嶺」(つくばね)という響きでした。

    このキーワードが脳内で増幅されたのは中坊時代に聴いた清水國明と原田伸郎コンビのフォークデュオ「あのねのね」の『つくばねの唄』(1975年)でした。下ネタおふざけソングですから放送禁止の憂き目に遭う曲でした。
    思春期の小池少年にとって「どうも“つくばね”という枕言葉にはエッチな意味が隠されているのかもしれない」と漠たる妄想を受けたと思われます。

    現存する日本最古の和歌集「万葉集」を紐解くと、奈良時代の歌人で高橋虫麻呂という人物の作品が登場します。下級官吏として現在の茨城県北東部にあたる「常陸(ひたち)国」に赴任していた節があるようで、彼の歌には筑波山を題材にした作品が幾つもあります。

    その中に「筑波嶺に登りて嬥謌會(かがひ)を為る日に作れる歌一首併せて短歌」(筑波嶺に登りて嬥歌会(かがひ)をする日に作る歌一首 并せて短歌)と題されたものがあります。筑波山での「歌垣」の風習を詠んだものです。


    [長歌]
    鷲の住む  筑波の山の  裳羽服津の  その津の上に  
      率ひて  娘子壮士の  行き集ひ  かがふかがひに  
      人妻に  我も交らむ  我が妻に  人も言問へ  
      この山を  うしはく神の  昔より  禁めぬわざぞ  
      今日のみは  めぐしもな見そ  事もとがむな
    [反歌]
      男神に 雲立ち上り しぐれ降り 濡れ通るとも 我れ帰らめや
    (万葉集 1760)


    これを現代口語訳するならば・・・鷲が住む筑波の山の、裳羽服津(もはきつ)の津のほとりに、誘いあって、若い男女が集まり、歌い踊る「かがひ」の夜には、人妻たちの中に私も混ざろう、私の妻に誰かも言い寄るがよい。この山を治める神様も昔からお許ししている行事だ。だから今日だけは見苦しいこととは考えるな。事を咎めだてもするな・・・といった意味だと思われます。
    反歌の趣旨は・・・だから、筑波山の男峰の上に雲が立ち上り、時雨が降ってきてずぶ濡れになってたしても、俺は途中で帰らないもんねぇ~・・・みたいな意味だと思われます。


    さて、東国では「かがい(嬥歌)」と呼ばれた「歌垣」(うたがき)とは何でしょう。
    国語辞書的には、『大辞林』によれば「古代の習俗。男女が山や海辺に集まって歌舞飲食し、豊作を予祝し、また祝う行事。多く春と秋に行われた。自由な性的交わりの許される場でもあり、古代における求婚の一方式でもあった。人の性行為が植物にも生命力を与えると信じられていたと思われる。のち、農耕を離れて市でも行われるようになった。かがい。」とあります。

    つまり今風な表現をすれば、巨大野外合コンみたいな感じでしょうか?(笑)

    奈良時代初期に編纂された『常陸国風土記』(ひたちのくにふどき)にも筑波山での「かがい」に関しての記述も残っています。
    筑波山の男神の山は峻嶮だったので、女神の山の泉の湧く水辺に、春と秋の年2回、飲食物持参で箱根より東の諸国より集まっていたとも読み取れます。

    まだ視界を遮る高い建物のない時代でしたから、筑波山は遠くからでも目印になった可能性もあるかも知れませんよね。

    もしかすると、古のこの国の民衆は「性」に関する考え方が随分と大らかだったのかもしれません。
    織田信長の庇護を受けたポルトガルの宣教師、ルイス・フロイスによる「日本史」の中には、日本女性は処女性を少しも重んじず、それを欠いても名誉を失わず、結婚できた、と記しているそうですが、厳格なカトリックの教えからすれば、彼の嘆きや驚きは理解できるというものです。
    明治維新後、「脱亜入欧」なんてスローガンが誕生しますが、優れた西洋文化の流入と同時に、キリスト教的な道徳観や価値観の浸透が影響しているような気もしています。

    筑波山は山そのものがご神体と言われますが、中腹の筑波山神社に向かう曲がりくねった道の途中で「ラブホテルか?」と思わせる建物をひとつを見かけた気がします。ご神体の胎内にラブホがあるというのも、この山が古来から数々の恋愛の歌と姿を宿してきた場所という気もして笑えましたとさっ♪






  • 日曜日の訪問先は筑波山。






    東京に40年も暮らしていても、不思議と1度も出かけた記憶がなかった場所に足を向けてみました。
    只今、毎度の重厚長大な無駄レポート作成中(笑)。

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    ≪バイクリターン後の読者投稿or雑誌登場例≫

    【2017年度】
    ★『道楽』No.16(2017年2月16日発売号)P100 「みちコラム」寄稿
    ★『カワサキバイクマガジン』vol.127(2017年9月号) P113投稿再掲
    ★『R★B』(レッドバロンマガジン)vol.24(2017年秋号)P22
    「走れ!プロフェッショナル」特写記事掲載

    【2018年度】
    ★2018年の年賀状が『オートバイ』『カワサキバイクマガジン』『ロードライダー』『Bike JIN』(培倶人) 『ヤングマシン』『ミスターバイクBG』『バイカーズステーション』『OutRider』8誌の3~4月号の読者ページに掲載
    ★『単車倶楽部』Vol.4(2018年5月号 月刊化第1号  P94~P97寄稿掲載
    ★『道楽』No.23(2018年4月16日発売最終号)特集『道楽キャンプ 愛すべき残党達よ!』P23下段にトピック登場
    ★『単車倶楽部』2018年6月号 キャンプツーリング特集P25寄稿掲載
    ★『単車倶楽部』2018年7月号 読者投稿みんなの伊豆VOICE P25
    ★『MCクラシック』誌 Vol.05(2018年6月号)P139~140 読者の声TALKS投稿掲載
    ★『ガールズバイカー』2018年8月号 P26 最下段にVTR女房チョコさん登場
    ★隔月誌『昭和40年男』S40ニュース採用 2018年7月14日付
    タメ年が作った「コンテナハウス」に憧れる!
    https://www.s40otoko.com/archives/49403
    ★『単車倶楽部』2018年9月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P33下段
    ★『単車倶楽部』2018年10月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P63上段
    ★『エンシュージアスト』創刊第2号 2018年8月25日発行 寄稿掲載 P54下段

    【2019年度】
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載 P29上段
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE特別版 投稿掲載 P39中段





  • 病み上がりということで・・・とりあえず茨城県内までサクッと♪(笑)


    病み上がりということで・・・とりあえず茨城県内までサクッと♪(笑)



    体温も36.1度と平熱に戻ったので、エンジンかけてボボボボボと近場へお出かけしてきました。
    日中は寒くもなかったし、道も空いててストレスないし、久々に気持ち良かったわ(笑)。
    バイクには夏より冬かも♪(笑)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ≪バイクリターン後の読者投稿or雑誌登場例≫

    【2017年度】
    ★『道楽』No.16(2017年2月16日発売号)P100 「みちコラム」寄稿
    ★『カワサキバイクマガジン』vol.127(2017年9月号) P113投稿再掲
    ★『R★B』(レッドバロンマガジン)vol.24(2017年秋号)P22
    「走れ!プロフェッショナル」特写記事掲載

    【2018年度】
    ★2018年の年賀状が『オートバイ』『カワサキバイクマガジン』『ロードライダー』『Bike JIN』(培倶人) 『ヤングマシン』『ミスターバイクBG』『バイカーズステーション』『OutRider』8誌の3~4月号の読者ページに掲載
    ★『単車倶楽部』Vol.4(2018年5月号 月刊化第1号  P94~P97寄稿掲載
    ★『道楽』No.23(2018年4月16日発売最終号)特集『道楽キャンプ 愛すべき残党達よ!』P23下段にトピック登場
    ★『単車倶楽部』2018年6月号 キャンプツーリング特集P25寄稿掲載
    ★『単車倶楽部』2018年7月号 読者投稿みんなの伊豆VOICE P25
    ★『MCクラシック』誌 Vol.05(2018年6月号)P139~140 読者の声TALKS投稿掲載
    ★『ガールズバイカー』2018年8月号 P26 最下段にVTR女房チョコさん登場
    ★隔月誌『昭和40年男』S40ニュース採用 2018年7月14日付
    タメ年が作った「コンテナハウス」に憧れる!
    https://www.s40otoko.com/archives/49403
    ★『単車倶楽部』2018年9月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P33下段
    ★『単車倶楽部』2018年10月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P63上段
    ★『エンシュージアスト』創刊第2号 2018年8月25日発行 寄稿掲載 P54下段

    【2019年度】
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載 P29上段
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE特別版 投稿掲載 P39中段





  • 某誌の読投「お題」提出忘れ(笑)。


    某誌の読投「お題」提出忘れ(笑)。









    誰かが「“今年の抱負”と“今年の豆腐”はよく似ている」みたいなことを言っていたけど、まぁ、それはさておき、旧暦だと旧正月はこれからなので、こんなタイミングでも新年の希望的目標や抱負はありなのかもねぇ~♪(笑)

    ★今年こそ三好礼子さんの『ペレファカフェ』を訪問してみたい♪

    ……と、「単車倶楽部」連載の楽しそうな「ペレファ・カフェ通信」を毎回眺めながら思うのですが、確か1年前も同じようなことを考えていました(笑)。出不精で根性無しなので今だ実現ならずです(笑)。

    僕らみたいなロートルライダーにとって、堀ひろ子さんや三好礼子さんって存在は“女性ライダーの草分け”としても、その行動力にしても、バイク雑誌等で目にする憧れの存在であったと思います。

    部屋の本棚を整理していたら、1983年刊のムック本『バイクパッキングで風の中~バイク&アウトドアライフのすすめ』(講談社)の巻頭カラ―ページで三好礼子さんがモデルをされていました。他にも2冊、三好礼子さんの著作本が発掘されました。

    角川文庫から出ていた片岡義男さんの一連の「バイク小説」でも、表紙カバーのモデルとして三好礼子さんは多用されていましたよね。版にもよりますが、三好さんがモデルとクレジットされた赤背表紙の文庫本を本棚から取り出してみました。恐らく皆さんの中にも慣れ親しんだ見覚えのある1冊があるのではないでしょうか。『彼のオートバイ、彼女の島』『俺のハートがNOと言う』『幸せは白いTシャツ』『美人物語』『メインテーマ』、片岡さんのエッセイ集『アップルサイダーと彼女』で見てとれます。

    僕がまだ20代で駆けだしの取材記者だった頃に、スーパークロスだったかインドアトライアルだったか忘れたけれど、何かのバイクイベントの関係者席で三好礼子さんの生お姿を発見して「うわっ、本物だよ!雑誌で見てたのと同じだ!」と感動しましたが、シャイな性格の私なので三好さんの後ろの席にいた宮城光さんの方にコメントを求めたような記憶があります(笑)。

    そ~いえば、「ペレファカフェ」で販売しているマグカップの可愛らしい山羊ちゃんのイラストは中山蛙さんの素案なんだと思いますが、あれも欲しいなぁ~。蛙さんといえば日付では30年前になりますが、江古田にあった知人の店で偶然お会いした時に『蛙とBIKEとヨーロッパ』って著作にサインしてもらった記憶があります。そんな本も僕の部屋に眠っていました(笑)。

    故郷の仲良しの幼馴染に学生時代SR400に乗っていたT君がいて、彼との会話。

    T「小池さぁ~、三好礼子さんってお前も知ってるら?昔、よくミスターバイクとかに載ってた“けっこい”女(ひと)いたじゃんね。うんと前にこっちのテレビで見たんだけど、あの人って今は御殿場とか富士山の辺りに住んでいるだらね?」
    俺「最近は、長野県の松本の近くで、旦那さんとカフェやってるらしいよ」
    T「えっ~、そうなの。行けば会えるだか?いいなぁ~。行ってみたい」

    注)静岡県浜松市では美人や別嬪さん、つまり綺麗な女性のことを「けっこい」人と表現します。

    と話をしたのですが、どうやら彼もまだペレファ未訪問の様子なので、同級生との松本訪問レース勝負はこれからです(笑)。
    多分、来年も同じようなことを言い合ってるかもな(笑)。

    かつて三好礼子さんは著書の中で夢として「森の中に、バイク屋を作りたい」と書かれていましたが、形態はバイク屋さんであれカフェであれ、緑の風が吹き渡る小道を抜けた先に色んな人が笑顔で出入りできるお店を構えられたことは、またひとつ夢の実現をされたのだと思います。


    ▼ペレファ・カフェ(ペースケとレイコのカフェ)
    https://www.facebook.com/perefa.cafe/