たまりば

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八戸の秘密アジト急襲!(笑)


八戸の秘密アジト訪問♪

5泊6日の東北バイク旅から無事(?)東京に帰着。
1653キロ走ったかな。

八戸在住のハーレー乗りで芸術家で役者の好漢・木村勝一さんの工房をアポなし訪問♪(笑)
詳しくはいずれ。

▼木村勝一さんのFB
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=2366223020314936&id=100007817821536

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=2366225843647987&id=100007817821536









  • 今月末に第3号発進。


    1年ぶりの第3号は8月24~25日のバイクイベントで無料配布♪

    2019年夏、1年ぶりにあの雑誌が戻ってきます。

    遠州地方(浜松市を含む静岡県西部地方?)の2大産業の《バイク》と《音楽(楽器?)》をメインに据えた“遠州の熱中人”を意味する造語『エンシュージアスト』って名前のフリーマガジンです。

    過去の2冊はご縁があって僕も持っていますが、オールカラーページの豪華さと濃い内容と編集者のセンスが光る洗練されたデザインで「これをタダで貰っていいの?」とビビるくらいの超立派な雑誌でした。そのまま商業誌になっても不思議じゃないのです。

    入手方法は8月末開催の『バイクのふるさと浜松2019』(浜松市総合産業展示館)内の第一展示場(メイン会場・出版社コーナー)だそうです。詳しいことは下記で。

    それにしても、今回の表紙デザインの躍動感と浜松CITY感は個人的には好きだな。「Tシャツにして売らない?」と大沼テキサス編集長と山川社長さんにでも呟いておこうっと♪
    ちなみに過去の同誌のTシャツにはこんなのもあり、私も愛用しています♪







    ▼Enshusiast エンシュージアスト
    http://enshusiast.com/
    https://www.facebook.com/Enshusiast/



    ▼バイクのふるさと浜松2019
    http://www.bike-furusato.net/
    https://www.facebook.com/bike.hamamatsu/





  • ダークサイドツーリング~無言館


    ダークサイドツーリング~無言館


















    敗戦から74年目の夏です。

    信州・上田郊外の丘の上に教会のような外観でひっそりと建っているのが戦没画学生慰霊美術館「無言館」です。画家を目指しながらも、ただ一片の召集礼状で学徒動員され、散っていった無念の若者たちの遺作等を集めた小さな美術館です。絵筆を持つべき手に歩兵銃や銃剣は似合わなかったと思います。

    その為、ここには著名な作家や作品は存在しません。学業や志半ばにして戦場の露と消えていったまだ無名だった彼らが生きた証の作品ばかりです。
    美術の門外漢の僕には、彼らの作品の構図や画力などどこが技術的にまだ未熟なのかはわかりません。でも芸術にかけた情熱は有名画家と同じだと思います。死を覚悟して、戦場へ旅立つ日の朝まで愛するものを描き続けたり、心残りではあったでしょうが書きかけの作品もありました。それが観る者の心に無言で訴えかけてくるんでしょうし、だから僕は作品の前で言葉を失います。

    『口をつぐめ、眸(め)をあけよ 見えぬものを見、きこえぬ声をきくために』(窪島誠一郎)とチケット裏面に館長の言葉が記されていました。好きなバイクで走りまわって遊んでいられるのも平和な社会だからこそです。無事是名馬也。いつか路上で。


    注)「ダーク(サイド)ツーリング」とは、《人類の悲劇を巡る旅》と一般に定義される「ダークツーリズム」から思いついた造語です。ダークツーリズムをバイクでやったらダークサイドツーリングの意のつもりです。


    子供たちも夏休みに訪問してみても良い場所かも。受け止め方は色々あって自由だけど、何か感じることはあるはずです。


    ▼戦没画学生慰霊美術館 無言館
    http://mugonkan.jp/

    【参考文献】
    ▼無言館ノオト~戦没画学生へのレクイエム 窪島誠一郎著/集英社新書/2001年
    ▼「無言館」にいらっしゃい 窪島誠一郎著/ちくまプリアー新書/2006年
    ▼「君死にたまふことなかれ」と『きけわだつみのこえ』・「無言館」幸津國生著/2001年/文芸社

    ▼美術手帖 2015年9月号 特集:絵描きと戦争
    ▼戦争画とニッポン 椹木野衣×会田誠/講談社/2015年

    PS.
    一方、絵描きと戦争の蜜月ともいうべき「戦争画」というジャンルや国策に結果的に参加した従軍画家(派遣画家)の存在もありました。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ≪バイクリターン後の読者投稿or雑誌登場例≫

    【2017年度】
    ★『道楽』No.16(2017年2月16日発売号)P100 「みちコラム」寄稿な


    ★『カワサキバイクマガジン』vol.127(2017年9月号) P113投稿再掲
    ★『R★B』(レッドバロンマガジン)vol.24(2017年秋号)P22
    「走れ!プロフェッショナル」特写記事掲載

    【2018年度】
    ※2018年の年賀状が『オートバイ』『カワサキバイクマガジン』『ロードライダー』『Bike JIN』(培倶人) 『ヤングマシン』『ミスターバイクBG』『バイカーズステーション』『OutRider』8誌の3~4月号の読者ページに掲載
    ★『単車倶楽部』Vol.4(2018年5月号 月刊化第1号  P94~P97寄稿掲載
    ★『道楽』No.23(2018年4月16日発売最終号)特集『道楽キャンプ 愛すべき残党達よ!』P23下段にトピック登場
    ★『単車倶楽部』2018年6月号 キャンプツーリング特集P25寄稿掲載
    ★『単車倶楽部』2018年7月号 読者投稿みんなの伊豆VOICE P25
    ★『MCクラシック』誌 Vol.05(2018年6月号)P139~140 読者の声TALKS投稿掲載
    ★『ガールズバイカー』2018年8月号 P26 最下段にVTR女房チョコさん登場
    ★隔月誌『昭和40年男』S40ニュース採用 2018年7月14日付
    タメ年が作った「コンテナハウス」に憧れる!
    https://www.s40otoko.com/archives/49403
    ★『単車倶楽部』2018年9月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P33下段
    ★『単車倶楽部』2018年10月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P63上段
    ★『エンシュージアスト』創刊第2号 2018年8月25日発行 寄稿掲載 P54下段

    【2019年度】
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載 P29上段
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE特別版 投稿掲載 P39中段
    ※2019年の年賀状が『タンデムスタイル』3月号(P71)、『単車倶楽部』3月号(P87)、『BikeJIN』(培倶人)3月号(P123)、『カワサキバイクマガジン』3月号(P140)、『オートバイ』3月号(P145)、『RIDE』3月号(P79)、『ミスターバイクBG』3月号(P152)計7誌掲載
    ★『単車倶楽部』2019年4月号 特集/ツーリングの楽しいコト100 
    P19下段 投稿掲載
    ★『ミスターバイクBG』2019年4月号 P182~183投稿掲載
    ★『タンデムスタイル』2019年5月号(P61上段)投稿掲載
    ★『ライダースクラブ』2019年5月号(P179)投稿掲載
    ★『BikeJIN』2019年5月号(P164下段)投稿掲載
    ★『単車倶楽部』2019年6月号(P62下段)投稿掲載
    ★『タンデムスタイル』2019年6月号(P71中段)投稿掲載
    ★『ライダースクラブ』2019年6月号(P139)投稿掲載
    ★『ミスターバイクBG』2019年6月号(P183上段)投稿掲載
    ★『単車倶楽部』2019年7月号(P56上段/P66下段)投稿掲載
    ★オートバイ別冊付録『RIDE』2019年7月号(P77上段)投稿掲載
    ★『カワサキバイクマガジン』2019年7月号(P99下段)投稿掲載 
    ★『ミスターバイクBG』2019年7月号(P182下段)「小池劇場」として掲載
    ★『単車倶楽部』2019年8月号(P14下段)投稿掲載&同号P24、P26にも誌面登場
    ★『オートバイ』2019年8月号(P161左下)「ツーのさかな」投稿掲載
    ★『ガールズバイカー』2019年8月号(P101下段)投稿掲載
    ★『ミスターバイクBG』2019年8月号(P182上段)「小池劇場」掲載
    ★『モーターサイクリストCLASSIC』2019年8月号(P118~119下段)投稿掲載
    ★『モトツーリング』2019年9月号(P118)下段投稿掲載





  • 備えあれば憂いなし?


    転ばぬ先のなんとやら?(笑)

    最近のインジェクション装備のバイクは、昔のキャブレターのバイクと違って、“押しがけ”でエンジンをかけることが不可能なんだそうだ。

    となると、バッテリーがあがった時にかなり厄介な事態となる。
    まぁ、バッテリーの管理を怠らなければいいという話かもしれないが、それでもバッテリー上がりで泣いた経験は誰にでもあるだろう。
    技術の進歩ってのも必ずしも歓迎すべきことばかりではないのかもしれない。

    DAEGのバッテリーも2冬を越したので、そろそろ交換すべき時期なのかもしれない。一応は電圧計を積んでいるので、数値的にはまだいけそうな元気な気もするとはいえ、念のために「ジャンプスターター」って類のものを試しに購入してみた。これが活躍する場面が無いことを願うべきだよね。

    とりあえず、デスクトップPCのUSBから充電中。






  • 寄れるといいんだけどね。


    寄れるといいんだけどね。

    夏休みはバイクで東北旅を計画しているので、浜北が生んだ国際的な芸術家のスズキコージズキン画伯の展覧会も予定の訪問場所にはリストアップしているのですが、体調や天候や道路状況によってペースもまだ読めないのでどうなることやら(笑)。行きと帰りのどちらかで立ち寄れるといいな。


    ★開館20周年企画 第20回こども文学館えほんのひろば スズキコージ 大千世界宇宙民謡画展

    奇想天外な発想、ダイナミックな描写、強烈な極彩色による生命力みなぎる作品を描き続ける絵本作家スズキコージ(愛称:コージズキン)。本展では、最新作『そもそもオリンピック』から、『サルビルサ』、『ドームがたり』など代表作の絵本原画を中心に、“ライブ・ペイント”から生まれた巨大キャンバス絵、遊び心あふれる立体作品を加え、コージズキンの芸術が一堂に会します。「人間ではない何かの生きものの気配を感じることがある。」(『大千世界のなかまたち』より抜粋)という言葉の通り、普通の毎日のはずなのに、気がつくといつもとちがう世界が見える、大千世界の住人・コージズキンの世界観をご覧いただけます。

    会期 2019年7月13日(土)~8月25日(日)
    会場 仙台文学館
    開館時間 9:00~17:00(入館は、16:30まで)
    休館日 月曜日(7月15日、8月12日は開館)、休日の翌日、第4木曜日
    観覧料 一般 570円/高校生 230円/小中学生 110円(各種割引あり)

    ▼仙台文学館
    https://www.sendai-lit.jp/

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    ≪バイクリターン後の読者投稿or雑誌登場例≫

    【2017年度】
    ★『道楽』No.16(2017年2月16日発売号)P100 「みちコラム」寄稿な


    ★『カワサキバイクマガジン』vol.127(2017年9月号) P113投稿再掲
    ★『R★B』(レッドバロンマガジン)vol.24(2017年秋号)P22
    「走れ!プロフェッショナル」特写記事掲載

    【2018年度】
    ※2018年の年賀状が『オートバイ』『カワサキバイクマガジン』『ロードライダー』『Bike JIN』(培倶人) 『ヤングマシン』『ミスターバイクBG』『バイカーズステーション』『OutRider』8誌の3~4月号の読者ページに掲載
    ★『単車倶楽部』Vol.4(2018年5月号 月刊化第1号  P94~P97寄稿掲載
    ★『道楽』No.23(2018年4月16日発売最終号)特集『道楽キャンプ 愛すべき残党達よ!』P23下段にトピック登場
    ★『単車倶楽部』2018年6月号 キャンプツーリング特集P25寄稿掲載
    ★『単車倶楽部』2018年7月号 読者投稿みんなの伊豆VOICE P25
    ★『MCクラシック』誌 Vol.05(2018年6月号)P139~140 読者の声TALKS投稿掲載
    ★『ガールズバイカー』2018年8月号 P26 最下段にVTR女房チョコさん登場
    ★隔月誌『昭和40年男』S40ニュース採用 2018年7月14日付
    タメ年が作った「コンテナハウス」に憧れる!
    https://www.s40otoko.com/archives/49403
    ★『単車倶楽部』2018年9月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P33下段
    ★『単車倶楽部』2018年10月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P63上段
    ★『エンシュージアスト』創刊第2号 2018年8月25日発行 寄稿掲載 P54下段

    【2019年度】
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載 P29上段
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE特別版 投稿掲載 P39中段
    ※2019年の年賀状が『タンデムスタイル』3月号(P71)、『単車倶楽部』3月号(P87)、『BikeJIN』(培倶人)3月号(P123)、『カワサキバイクマガジン』3月号(P140)、『オートバイ』3月号(P145)、『RIDE』3月号(P79)、『ミスターバイクBG』3月号(P152)計7誌掲載
    ★『単車倶楽部』2019年4月号 特集/ツーリングの楽しいコト100 
    P19下段 投稿掲載
    ★『ミスターバイクBG』2019年4月号 P182~183投稿掲載
    ★『タンデムスタイル』2019年5月号(P61上段)投稿掲載
    ★『ライダースクラブ』2019年5月号(P179)投稿掲載
    ★『BikeJIN』2019年5月号(P164下段)投稿掲載
    ★『単車倶楽部』2019年6月号(P62下段)投稿掲載
    ★『タンデムスタイル』2019年6月号(P71中段)投稿掲載
    ★『ライダースクラブ』2019年6月号(P139)投稿掲載
    ★『ミスターバイクBG』2019年6月号(P183上段)投稿掲載
    ★『単車倶楽部』2019年7月号(P56上段/P66下段)投稿掲載
    ★オートバイ別冊付録『RIDE』2019年7月号(P77上段)投稿掲載
    ★『カワサキバイクマガジン』2019年7月号(P99下段)投稿掲載 
    ★『ミスターバイクBG』2019年7月号(P182下段)「小池劇場」として掲載
    ★『単車倶楽部』2019年8月号(P14下段)投稿掲載&同号P24、P26にも誌面登場
    ★『オートバイ』2019年8月号(P161左下)「ツーのさかな」投稿掲載
    ★『ガールズバイカー』2019年8月号(P101下段)投稿掲載
    ★『ミスターバイクBG』2019年8月号(P182上段)「小池劇場」掲載
    ★『モーターサイクリストCLASSIC』2019年8月号(P118~119下段)投稿掲載
    ★『モトツーリング』2019年9月号(P118)下段投稿掲載





  • 空の青さに干乾びてきました(笑)。


    空の青さに干乾びてきました(笑)。













    夏休みの長距離ツーリングに備えてトラブル続きのVTR250の調子も見たくて、とりあえず“朝駆け”に出動。
    ひとっ走りしてバイク屋にバイクの調子を報告する必要もあったので、昼前には戻ってきました。朝6時に走り出し、トイレ休憩というよりは水分補給をしながら狭山あたりからR299に出て、横瀬川沿いに気持ちよく快走して道の駅あしがくぼ、更に久しぶりの武甲山をドカーンと真正面に仰ぎながら秩父市内まで。しかし、朝8時では開いてる店なんて限られていて、朝飯を求めて市内を巡回するも諦めて、売店の営業時間に合わせてお弁当(おにぎり)を物色して朝ご飯。
    帰路もR299を川沿いに飯能方面まで下ってきましたが、この道は信号も殆ど無いし、行きはフラットにしか感じていないけど実は微かな登りと帰りは微かな下りのニュアンスの差が楽しめるので好きです。ずっと緑の檻の中を走っている感じなんだよね。

    今年は東京も長梅雨だったせいもあって、振り返ると6月16日から7月30日まで一か月半もバイクに乗っていませんでした(笑)。
    しかし梅雨が明けた途端の猛暑ですから、かなりまいってしまいます。
    日本の昨今の猛暑は、既に夏にバイクを楽しむような状況を半ば超えつつあるような気さえします。真夏に厚着して、股下に火鉢のようなエンジンを挟んで走るなんて馬鹿を通り過ぎて異常です。頭が狂っているとしか思えません(笑)。4輪の世界は自動運転を目指して遮二無二に突進しているようですが、コッチ(バイク)の世界は旧態依然の昔から変わらない操作と運転の風景と世界です。だって、それこそが好いんですし、そうじゃなきゃ面白味もないしね。

    秩父では今秋(2019年10月11日)公開予定のアニメ映画『空の青さを知る人よ』のポスターを発見しました。キービジュアルとなっている特徴的な橋は秩父橋と現在は遊歩道になっている旧秩父橋ですね。荒川にかかるこの逆Y型の橋は過去の秩父訪問で何度となく通過したことがあります。
    『あの花』『ここさけ』に続く秩父三部作となるわけで個人的には期待大です(苦笑)。



    ▼アニメ映画『空の青さを知る人よ』公式サイト
    https://soraaoproject.jp/

    ▼映画「空の青さを知る人よ」予告
    https://www.youtube.com/watch?v=Px1htzPeYCc
    ▼映画「空の青さを知る人よ」特報
    https://www.youtube.com/watch?v=RueHN5mxoEg
    ▼「空の青さを知る人よ」特別映像
    https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=_dC3vUTFVHk

    ▼「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」 アニメ公式サイト
    https://www.anohana.jp/
    ▼「心が叫びたがってるんだ。」 アニメ公式サイト
    http://www.kokosake.jp/

    ▼秩父観光なび
    https://navi.city.chichibu.lg.jp/
    ▼秩父観光協会 ぶらっとちちぶ
    http://www.chichibuji.gr.jp/





  • ダークサイドツーリング~松代大本営跡


    ダークサイドツーリング~松代大本営跡

    夏休みにこんな社会科見学もいいかもよ。

    先の大戦で尊い犠牲を強いられたペリリュー島や硫黄島、沖縄戦でもこのような地下壕が徹底抗戦を叫ぶ日本軍によって建設されていたのでしょうね。

    「大本営」と聞いても戦後生まれの僕達にはリアルではありませんが、戦時に天皇をトップとして設置される最高統帥機関のことだったそうです。映画やドラマの中でラジオから流れる大本営ニュースに沸き立つ国民の場面をよく目にしますよね。実際には負け戦なのに大勝利と国民を欺いてきた歴史もあり、「大本営発表」といえば戦後は虚偽や誇張された内容の慣用句にも成り果てていました。

    そんな大本営が敗戦が濃厚になってきた太平洋戦争末期に長野市松代地区の3つの巨大地下壕に政府中枢機能ごと移転する工事が進められていました。それが「松代大本営」です。つまり、皇居(宮城)と軍部と霞が関とNHKとNTTが丸ごと引っ越してくるような極秘計画でした。
    これが敗戦間際の僅か9カ月の突貫工事で約8割まで完成したそうです。現代のように重機に頼ることも出来ず、それらをダイナマイトと削岩機という殆ど人力で岩盤を掘り進んだわけですから過酷で危険な労働であったはずですし、犠牲者の数も定かではありません。

    一般公開されているのは、総延長6km弱の象山地下壕の一部500m部分です。ゴツゴツした剥き出しの岩肌の陰影や折れたまま突き刺さっている削岩機のロッドなどが見てとれます。非公開部分の暗がりを凝視すると足下に岩が転がったままでした。

    ここに大本営を移し、本土決戦による「最後の打撃」を連合軍側に与え、有利な条件での和平交渉を引き出そうと虫の良いことを最高指導者たちが本気で考えていたとしたら眩暈がしてきます。戦争の長期化は更なる国民の犠牲を伴ったことでしょうし、今となっては沖縄戦の犠牲は、この松代大本営建設の時間稼ぎだったのかと思われても不思議でもない気がします。勿論ですが、この場所にも強制連行による労働や慰安婦の問題も横たわったままです。

    戦後74年目の夏が今年もやってきました。
    無事是名馬也。いつか路上で。






















    注)「ダーク(サイド)ツーリング」とは、《人類の悲劇を巡る旅》と一般に定義される「ダークツーリズム」から思いついた造語です。ダークツーリズムをバイクでやったらダークサイドツーリングの意のつもりです。

    【参考/訪問先関連】
    ▼松代象山地下壕のご案内(長野市役所)
    https://www.city.nagano.nagano.jp/s…/kanko-nagano/22100.html
    ▼戦争遺跡:松代大本営地下壕と「慰安所」(「もうひとつの歴史館・松代」)HP
    http://www.matsushiro.org/

    【参考文献】
    ●「松代大本営」の真実~隠された巨大地下壕
    日垣隆著/講談社現代新書/1994年
    ●ガイドブック[新版]松代大本営
    松代大本営の保存をすすめる会編/新日本出版社/2006年
    ●岩波ブックレット 松代大本営
    和田登著/岩波書店/1991年




  • 新規開拓♪


    新規開拓♪



    昨日(8月1日)発売の旅系バイク雑誌「モトツーリング」誌9月号に半ページでGW中の長野ツーリングの一幕が採用されました。しめしめ♪(#^^#)
    さてと、来週から東北ツーリングですが、熱帯低気圧の卵が2つも発生しつつあり、天候がどうなることやら心配は尽きないなぁ。雨天時のプラン修正もしなくちゃな。

    ▼モトツーリング
    https://www.naigai-p.co.jp/corporate/magazine/mototouring/

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ≪バイクリターン後の読者投稿or雑誌登場例≫

    【2017年度】
    ★『道楽』No.16(2017年2月16日発売号)P100 「みちコラム」寄稿な


    ★『カワサキバイクマガジン』vol.127(2017年9月号) P113投稿再掲
    ★『R★B』(レッドバロンマガジン)vol.24(2017年秋号)P22
    「走れ!プロフェッショナル」特写記事掲載

    【2018年度】
    ※2018年の年賀状が『オートバイ』『カワサキバイクマガジン』『ロードライダー』『Bike JIN』(培倶人) 『ヤングマシン』『ミスターバイクBG』『バイカーズステーション』『OutRider』8誌の3~4月号の読者ページに掲載
    ★『単車倶楽部』Vol.4(2018年5月号 月刊化第1号  P94~P97寄稿掲載
    ★『道楽』No.23(2018年4月16日発売最終号)特集『道楽キャンプ 愛すべき残党達よ!』P23下段にトピック登場
    ★『単車倶楽部』2018年6月号 キャンプツーリング特集P25寄稿掲載
    ★『単車倶楽部』2018年7月号 読者投稿みんなの伊豆VOICE P25
    ★『MCクラシック』誌 Vol.05(2018年6月号)P139~140 読者の声TALKS投稿掲載
    ★『ガールズバイカー』2018年8月号 P26 最下段にVTR女房チョコさん登場
    ★隔月誌『昭和40年男』S40ニュース採用 2018年7月14日付
    タメ年が作った「コンテナハウス」に憧れる!
    https://www.s40otoko.com/archives/49403
    ★『単車倶楽部』2018年9月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P33下段
    ★『単車倶楽部』2018年10月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P63上段
    ★『エンシュージアスト』創刊第2号 2018年8月25日発行 寄稿掲載 P54下段

    【2019年度】
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載 P29上段
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE特別版 投稿掲載 P39中段
    ※2019年の年賀状が『タンデムスタイル』3月号(P71)、『単車倶楽部』3月号(P87)、『BikeJIN』(培倶人)3月号(P123)、『カワサキバイクマガジン』3月号(P140)、『オートバイ』3月号(P145)、『RIDE』3月号(P79)、『ミスターバイクBG』3月号(P152)計7誌掲載
    ★『単車倶楽部』2019年4月号 特集/ツーリングの楽しいコト100 
    P19下段 投稿掲載
    ★『ミスターバイクBG』2019年4月号 P182~183投稿掲載
    ★『タンデムスタイル』2019年5月号(P61上段)投稿掲載
    ★『ライダースクラブ』2019年5月号(P179)投稿掲載
    ★『BikeJIN』2019年5月号(P164下段)投稿掲載
    ★『単車倶楽部』2019年6月号(P62下段)投稿掲載
    ★『タンデムスタイル』2019年6月号(P71中段)投稿掲載
    ★『ライダースクラブ』2019年6月号(P139)投稿掲載
    ★『ミスターバイクBG』2019年6月号(P183上段)投稿掲載
    ★『単車倶楽部』2019年7月号(P56上段/P66下段)投稿掲載
    ★オートバイ別冊付録『RIDE』2019年7月号(P77上段)投稿掲載
    ★『カワサキバイクマガジン』2019年7月号(P99下段)投稿掲載 
    ★『ミスターバイクBG』2019年7月号(P182下段)「小池劇場」として掲載
    ★『単車倶楽部』2019年8月号(P14下段)投稿掲載&同号P24、P26にも誌面登場
    ★『オートバイ』2019年8月号(P161左下)「ツーのさかな」投稿掲載
    ★『ガールズバイカー』2019年8月号(P101下段)投稿掲載
    ★『ミスターバイクBG』2019年8月号(P182上段)「小池劇場」掲載
    ★『モーターサイクリストCLASSIC』2019年8月号(P118~119下段)投稿掲載
    ★『モトツーリング』2019年9月号(P118)下段投稿掲載





  • ダークサイドツーリング~昔ゴミの島、今は夢の島


    ダークサイドツーリング~第五福竜丸展示館





    GWの終盤、来年の東京オリンピックに向けて会場建設が進むベイエリアにバイクを向け、200円でバイクもOKな夢の島公園第一(南)駐車場に乗り入れてみました。

    今でこそ熱帯植物園やマリーナなどが整備され緑溢れる公園となっている「夢の島」ですが、かつては「ゴミの島」として全国に知られる存在でした。生ゴミ埋め立て地から発生したハエの大群が都内を襲撃し、警察、自衛隊まで動員した夢の島焦土作戦が実行されたというSF映画のような状況が現実に発生していました。

    そんな夢の島公園内にシェルターのように建つのが本年4月にリニューアルオープンした「第五福竜丸展示館」です。ここには65年前に南太平洋で被曝した焼津漁港所属の木造マグロ漁船「第五福竜丸」が保存展示されています。都立の施設なので入場料は無料です。開館は1976年でした。
    展示施設がここに選ばれた理由のひとつは、廃船となった第五福竜丸がこの埋め立て地「夢の島」に棄てられていた事実があります。原水爆禁止運動のきっかけともなった、核兵器と被曝の恐ろしさを後世に伝える記憶装置としての貴重な木造船が無惨にも粗大ゴミとして廃棄されていたというわけです。

    身近なところでは皆さんもよくご存知の1954年秋に公開された映画『ゴジラ』からも話を始めるべきかなとも思います。この映画は同年3月1日にビキニ環礁で実施されたアメリカの水爆実験と「死の灰」を浴びた≪第五福竜丸事件≫のモチーフが冒頭からして明らかに見て取れます。

    1945年の広島、長崎への原爆投下から僅か9年後に起きた南太平洋での水爆実験と第五福竜丸の被曝と乗組員の死が日本中を震撼させたことは想像も容易です。まだあまりに生々しい原爆投下の記憶の中での広島型原爆約千発分の威力の水爆実験だったのです。
    お断りしておきますが、被曝したのは第五福竜丸1隻ではなく、実際には800隻とも1000隻を超えるとも言われる数の漁船や貨物船が被曝しています。
    当時、多くの日本漁船が同じ海で操業していたにもかかわらず、第五福竜丸以外の「被ばく」は、人々の記憶、そして歴史からもなぜか消し去られ闇に葬られています。

    民俗学者、赤坂憲雄さんのエッセイに「ゴジラはなぜ皇居を踏めないのか」(1992年)というものがあります。
    赤坂先生の主題とはズレますが、僕には南太平洋の海の底から放射能を吐き出しながら東京に向かってきた憤怒の災厄神ゴジラの存在が、水爆実験で被爆させられたマグロたちが黒潮の流れに乗って日本近海へと回流してくる姿に重なって仕方ありません。
    赤坂さんは震災後の「海のかなたより訪れしもの、汝の名は」(『群像』2011年5月号)というエッセイで更に≪ゴジラからナウシカへ≫論として展開されていました。

    一昔前なら、この展示館も東京への修学旅行コースのひとつに加わっていた頃もあったかに思えますが、最近はそんなケースも減ったようです。この国はヒロシマ、ナガサキ、ビキニ、フクシマと4度の被ばくを経験したというのに随分と忘れやすい国民性なのかも知れません。

    見学を済ませて、新木場から首都高に上がり黒い雲を横目に横浜方面へと向かいました。大黒PAで遅い昼飯を吉野屋の牛丼で済ませて再びベイブリッジに戻った時でした。海の上だというのに、突然の稲光と雷鳴と横風、そして身体やヘルメットを叩く大粒の雨とヒョウの粒に遭遇したのが午後3時頃でした。スローダウンして新山下で降りて、目の前のショッピングセンターの駐車場にズブ濡れのまま逃げ込みました。合羽を出して、天候が落ち着くまで1時間程過ごして、GW中に浜松に単日帰省して際にお土産として買ってきた「うなぎパイ」の徳用袋3種と「あげ潮」クッキーをMCのクラブハウスに無事届けて、第三京浜で都内に舞い戻りました。この天候急変で、GWの最期は非難轟々アメアラレでした(笑)。
    無事是名馬也。いつか路上で。


    注)「ダーク(サイド)ツーリング」とは、《人類の悲劇を巡る旅》と一般に定義される「ダークツーリズム」から思いついた造語です。ダークツーリズムをバイクで実行したらダークサイドツーリングという意味です。










    【参考/訪問先関連】
    ▼東京都立 第五福竜丸展示館(東京都江東区夢の島2丁目 夢の島公園内)
    http://d5f.org/





  • 調子はどうだろう?


    点検中?




    女房VTR250の新たなトラブルはバルブへのカーボン付着による圧縮不足が原因のエンジン不調だったとか。そりゃビギナーがレッドゾーンまでブン回して走っているわけはないんだけど、高速道路を多用することで7千回転くらいは常用していてもカーボンが溜まって新車でも走行1万キロくらいでこのザマではバイクって随分とデリケートな機械なんだなぁ~と軽いショックを受けています。

    これが例えば軽自動車を新車で購入して、それを毎日の通勤に使っていて、朝夕の渋滞のあまりアイドリング時間が長くてカーボンが溜まって車検前にエンジントラブルなんてのが発生したら大騒ぎだと思うんだけどな。
    と愚痴っていてもしょうがないので、出かけたついでにカーボン除去のガソリン添加剤も買ってきました。

    前回のトラブルだったボディアース不良は念の為にアース線を太くして新たに引き直してもらいました。

    そんなVTR250の調子を見てみようと、下駄代わりに近所のビデオ屋、書店、八百屋へと買い物がてらのお散歩。しかし暑い。還暦だからと洒落で赤スイングトップを羽織っていたけど、やっぱり暑いことには変わりはない。

    今回、VTRには部屋で転がっていた使っていなかったタンクバッグを試しに装着してみました。
    500ccのペットボトル6本と雑誌等を目いっぱい詰め込んで、積み荷重量の負荷をかけて走行中にマグネットがズレないか軽くテストです。今夏のロング旅を考えると、VTRのタンクバッグの容量もちょいとアップしたいという裏事情もあってさ。