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▼まつろわぬバイク乗り『RIDING-HIGH』の伝説(Vol.11)

昔々、この国にも“バイク一揆”がありまして……。

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▼まつろわぬバイク乗り『RIDING-HIGH』の伝説(Vol.11)


【出典】サンケイ新聞
注)1984年??月日不明

【タイトル】
“高速道商法”に異議あり!/怒りのライダー/「乗用車と同料金は取り過ぎ」/1人乗り・・・80キロ以下に制限/1万人、秋にも提訴/米、英などは無料

【リード】
 ご存知だろうか。高速道路を走るオートバイは一人乗りに制限されているうえ、料金はファミリードライブの乗用車と同額を徴収されている。日本道路公団あたりは「台数も少なく、行革に沿い徴収方式の簡素化もこれあり…」。確答は避けているが、オートバイといえばイメージは暴走族、どうせ世間の支持は得られないさ、とたかをくくってのブッタクリ商法が本音らしい。かくてしいたげられ続けたマジメなライダー1万人が今秋にも不当利益返還を求めて集団訴訟に踏み切ることになった。聖書にもいう「いと小さきものを軽んずべからず」と。

【本文】
 本紙の投書欄に先日、埼玉県鳩ケ谷市の主婦、大場圭子さん(24)からの投書が掲載された。
オートバイに乗る大場さんは東北自動車道などで「5人乗りの乗用車や29人乗りのバスと同額を徴収されるのは納得できません」。オートバイ利用者が絶対的に少ないからといってこのようなムチャな料金システムをとっているのは明らかに「弱者切り捨て」と怒っている。
 現在、ペーパードライバーを含めオートバイ(自動二輪)免許保有者は千六百万人、百四十万台が登録されているが、大場さんと同様、色眼鏡で不当な差別を受けている—--
と怒るライダーは多い。例をあげると東京・赤坂見附の青山通り立体交差はオートバイ進入禁止。逆に麻布・霞町の立体交差は通行OK。夜中の11時以降は皇居前など都心の一部では中型自動二輪以上は通行禁止(警察署の許可証をもらえばいい)—--とウッカリ走れないほど規制でしばられている。いずれも暴走族の締め出しが背景にあるのだが、こんな中で極めつけの不当差別がこの高速道路の対応。
 たとえば東名高速を例にとると東京—厚木は①普通車(29人乗りのマイクロバスまで)千円。➁大型車(路線バスなど)千四百円➂特大車二千四百円—-の三区分でオートバイはこの普通車に入れられている。さらに運輸省の車両規定では二人乗りになっているが、これも「一人乗り」、制限時速も「80キロ」の“徐行”を要求している。
 おまけにこの料金区分、四十年代前半は実はちゃんと普通車の下にオートバイ料金が設定されていたが、四十七年に東名--名神が開通するのと同時にこつ然と消えているのだ。
 この辺の事情を日本道路公団の大河内正四郎広報課長は「オートバイは乗用車と同じ車間距離をとり、空間的には乗用車と全く同じ、これが同一料金の根拠です。料金区分を三つにしたのは手続きを簡素にしたもので、オートバイを別ワクにすれば徴収手続きに時間がかかり混乱するおそれがあります」。
 今後も「もし別ワクにするなどしたらコンピューターデータの交換などで管理費用が高くなり、建設省の承認をもらうなど手続きもかかるし…」。利用者よりも自分たちの仕事が増えることを心配しているような口ぶり。
 一万人集団訴訟の発起人の一人、東京・品川の会社員、小池延幸さん(25)は公団側の主張に「手続きが大変で大混雑とは驚きです。その一方でオートバイは全利用車両の0.1パーセント前後と絶対少数だといっているんです。空間スペースで料金を決めてるなんてオートバイの大きさを見たことがあるんでしょうか」。
 小池さんは三年前も公団の監督官庁、建設省に質問状を出したが、回答は全く同じ。「少数意見の切り捨てです」
 我慢も限界にきた小池さんらは「バイク差別と闘うライディング・ハイ連絡会」(会員約百人)を結成、今年末にも「公平な料金徴収を目指し、取り過ぎ料金の返還を求める一万人訴訟」を起こす準備を進めている。目下は四百人が名乗りをあげているが、ライダーの一人で、この訴訟を引き受けた弁護士の大津卓滋さん(34)は「道路公団の第三京浜も、地方の有料道路もオートバイと乗用車は別料金だ。米国、英国はオートバイの料金は無料。料金を細分化しているイタリア、フランスでは二人乗りもOKだ。いま、東京のロープ死亡事故など暴走族への風当たりが強く、まじめなライダーは苦しんでいるが、それとこれとは別問題。どう考えても、現行のシステムは非常識だし、より多くの原告団の手で、常識の勝利をめざす」と意欲満々である。

【コメント】
●道路も傷めず場所もとらぬ/推理作家、大谷羊太郎さんの話

「私もオートバイが好きで、400㏄の愛車に毎日乗っているが、訴訟には大賛成だ。オートバイの方が乗用車より道路を傷めないし、場所もとらない。5人も6人も乗れる乗用車と同じ料金をとる理由はまったくない。乗用車と同じ空間をとるからなどというのはこじつけ。オートバイ・ファンの主張を認めて値下げすべきです」

【写真キャプション】
高速道路を走るオートバイ、少数派ゆえに不当料金に泣かされてきたが…

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上記サンケイ新聞の好意的な記事だが、文脈からすると第1波提訴(1985年3月30日)前の報道だと思うが何年何月何日のサンケイ新聞の掲載記事なのか古い話なので記憶がありませんでした(笑)。開架書庫で縮刷版の中の掲載記事を探すのも手間がかかるので今回は確認を諦めました(笑)。ヒマな時にでも再挑戦してみます。

記事の中で記者が勘違いしていることが1点ありました。1981年頃だったか全国の大学のバイクサークルの連合体「学生二輪倶楽部連盟」(学二連)が建設省・日本道路公団に対して公開質問状をぶつけたことがありました。これを僕と勘違いしています。僕は「学二連」加盟はしていないんだよね。

僕らは“路上のマイノリティー”!?
でもね、少数派だからといって冷遇されたり無視されるのは大凡、民主主義的な社会じゃないよね。バイク乗り自身が、もっとストレートに声をあげて怒るなり叫んでいいと思うよ。そうしないと、この国はいつまでたっても変わらないもん。それにしても当時の公団の説得力に欠けるみみっちい言い訳といったら笑うよな。よくこれで荒々しい世のバイク乗りたちが永いこと大人しく唯々諾々と従っていたのか僕には半ば不思議でした。

【文責】小池延幸(57)/ZRX1200 DAEG
明治学院大MC『井戸端会議』初代総長

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▼まつろわぬバイク乗り『RIDING-HIGH』の伝説(Vol.01)
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▼まつろわぬバイク乗り『RIDING-HIGH』の伝説(Vol.02)→結成報告/読売新聞
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▼まつろわぬバイク乗り『RIDING-HIGH』の伝説(Vol.03)→第1波提訴報道/朝日新聞
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▼まつろわぬバイク乗り『RIDING-HIGH』の伝説(Vol.04)→第1波提訴報道/毎日新聞
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▼まつろわぬバイク乗り『RIDING-HIGH』の伝説(Vol.05)→日本初のバイクデモ/東京タイムズ
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▼まつろわぬバイク乗り『RIDING-HIGH』の伝説(Vol.06)→日本初のバイクデモ/毎日新聞コラム
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    Posted by 放課後倶楽部♪DX  at 16:53 │Comments(0)バイク

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