西洋梨にまつわる子供の頃の思い出(笑)
西洋梨の思い出(笑)
先日、山形出身の同僚からラ・フランスなる有難いものを頂きました。
自慢じゃないけど、こういった高級そうな果物は自分では一度も買ったことないんですよね(笑)。
西洋梨なる代物の存在を初めて知ったのは小学生の頃でした。
同級生のK君の家は蔵が2つか3つもあった旧家で、門から母屋を眺めると霧で霞んでみえない時があるくらい大きなお庭の家で、おばあちゃんが住んでいるという「離れ」なるものが存在したり、池には橋が架かっていたり錦鯉が泳いでいたりと、とにかく立派なお宅でした。元は農家だったのかそれだけで立派な一軒家くらいに匹敵する大きな納屋もあったっけなぁ~。
そこのお父さんは大きな会社のお偉いさんらしく、昼間でも割と着流し姿で家にいたりなんかして、学校帰りの僕たちと一緒にメンコしたりしてよく遊んでくれました。時々、メンコ(僕らは“ぺったん”と呼んでいました)の勝負の結果次第では、お菓子なんかも貰ったような気もします。子供相手にも真剣に勝負してくださっていた気がします(笑)。
「お金持ちの家のお父さんって毎日朝から晩まで働かなくてもいいのかなぁ?」と子供心に不思議でした。
ある時、K君のお父さんが「ここから、あそこの遠州製紙の橋まで“駆けっこ”して、1番で戻ってきた子に1等賞のご褒美にコレをあげよう」と差し出したのが、見たこともない缶詰でした。恐らく、横文字で書かれていたので輸入品だったのでしょうが、絵柄からしてその独特のひょうたんみたいな形状が西洋梨との出会いでした(笑)。
ミカンの缶詰やパイナップルの缶詰くらいなら目にしたことはあったとは思いますが、洋梨の缶詰というか、洋梨なんて高級そうな果物は見たことも食べたこともないのが昭和の一般家庭の子です(笑)。
この提案に一同俄然と燃えました(笑)。
なんせ、今日の駆けっこ競争には見たこともない美味しそうな缶詰が景品として懸っているのですからね。
K君の家から往復1キロくらいの競争でしたが、恐らく1等賞は足の速いS君やI君あたりだったんだろうなぁ~。
残念!(笑)
今でも洋梨を見ると、よく思い出すことがあります。
白猫「ところで、ラ・フランスって何処の国の食べ物なの?」
黒猫「そりゃ、ラ・フランスって云うくらいだから、フランスだら」
白猫「そんな単純で簡単な話でいいの?」
黒猫「多分・・・」(苦笑)
先日、山形出身の同僚からラ・フランスなる有難いものを頂きました。
自慢じゃないけど、こういった高級そうな果物は自分では一度も買ったことないんですよね(笑)。
西洋梨なる代物の存在を初めて知ったのは小学生の頃でした。
同級生のK君の家は蔵が2つか3つもあった旧家で、門から母屋を眺めると霧で霞んでみえない時があるくらい大きなお庭の家で、おばあちゃんが住んでいるという「離れ」なるものが存在したり、池には橋が架かっていたり錦鯉が泳いでいたりと、とにかく立派なお宅でした。元は農家だったのかそれだけで立派な一軒家くらいに匹敵する大きな納屋もあったっけなぁ~。
そこのお父さんは大きな会社のお偉いさんらしく、昼間でも割と着流し姿で家にいたりなんかして、学校帰りの僕たちと一緒にメンコしたりしてよく遊んでくれました。時々、メンコ(僕らは“ぺったん”と呼んでいました)の勝負の結果次第では、お菓子なんかも貰ったような気もします。子供相手にも真剣に勝負してくださっていた気がします(笑)。
「お金持ちの家のお父さんって毎日朝から晩まで働かなくてもいいのかなぁ?」と子供心に不思議でした。
ある時、K君のお父さんが「ここから、あそこの遠州製紙の橋まで“駆けっこ”して、1番で戻ってきた子に1等賞のご褒美にコレをあげよう」と差し出したのが、見たこともない缶詰でした。恐らく、横文字で書かれていたので輸入品だったのでしょうが、絵柄からしてその独特のひょうたんみたいな形状が西洋梨との出会いでした(笑)。
ミカンの缶詰やパイナップルの缶詰くらいなら目にしたことはあったとは思いますが、洋梨の缶詰というか、洋梨なんて高級そうな果物は見たことも食べたこともないのが昭和の一般家庭の子です(笑)。
この提案に一同俄然と燃えました(笑)。
なんせ、今日の駆けっこ競争には見たこともない美味しそうな缶詰が景品として懸っているのですからね。
K君の家から往復1キロくらいの競争でしたが、恐らく1等賞は足の速いS君やI君あたりだったんだろうなぁ~。
残念!(笑)
今でも洋梨を見ると、よく思い出すことがあります。
白猫「ところで、ラ・フランスって何処の国の食べ物なの?」
黒猫「そりゃ、ラ・フランスって云うくらいだから、フランスだら」
白猫「そんな単純で簡単な話でいいの?」
黒猫「多分・・・」(苦笑)