たまりば

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4月16日の記事

久々に大いに知的刺激を掻き立てられたのが「単車倶楽部」5月号のこの半島トリビア特集ページ!

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これまで≪道を往く者≫の1人として、人や物が往来する陸地の街道以外にも「海の道」「川の道」「情報の道」などに想いは馳せたことはありましたが、地政学や地形学、地勢学的な「半島考」や「半島論」までには想いが及んでいなかった気がします。20年前くらいに毎年バイクで熊野本宮詣をしていた頃から紀伊半島というのが気になる存在ではあったのですが・・・。その意味ではこの特集ページには大興奮でしたね(笑)。

英語で半島は「peninsula」(ペニンシュラ)ですが、語源のラテン語の「paeninsula」(パエニンスラ)を紐解けば「paene」(ほとんど)と「insula」(島)の意味による造語なんだそうです。
半島は陸地と地続きであっても海に囲まれた場所でもあるので、民俗学的には海と陸地の両方の生活様式が絡み合った独特の風土の土地なんだと思います。

世界史的観点からしても教科書でバルカン半島は「ヨーロッパの火薬庫」と教わった気がします。シナイ半島や「アフリカの角」と呼ばれるソマリアの半島にしても、朝鮮半島や最近ではクリミア半島もその情勢が地域の安定に大きく影響しています。

日本史の事件では源頼朝の挙兵は伊豆だったんですよね。これも半島からか・・・。
半島は島でもなく、陸地の先の行き止まりでもあるけれど、逆に海には常に開かれているから外から何かがやって来る場所でもある半島への興味は尽きません。故郷の近くの渥美半島には昔からヤシの実が流れつくことで歌もありました(笑)。半島は遥かなるまだ見ぬ異国に想像を馳せる場所でもあったんでしょうね。

そんなこんなでこの号で紹介されていた『半島をゆく 第一巻 信長と戦国興亡編』(小学館)まで気になって買ってしまいましたとさ(笑)。

仮に海岸線沿いに道があって流していれば、自然と突端に出てしまいますよね。北海道などを走っていれば、行く先々の岬で「あれ?また会いましたね」と言葉を交わした経験のある方もいると思います。
最北端や最南端を目指す習性にも何か半島の持つ魅力が宿っているのかもな。
5月号の《半島特集》は実に面白いテーマでした。もう大興奮(笑)。感謝!

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゛佐野▼単車倶楽部
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