元旦からNHKラジオでお勉強♪

放課後倶楽部♪DX

2019年01月03日 21:06

元旦からNHKラジオでお勉強♪



テレビのお正月番組には食指も動かないので、午前中から気になっていたラジオ番組を視聴♪
作家の高橋源一郎せんせ~の「平成文学論」が聴けるとあれば聴き逃せないよね。くだらんテレビ番組の垂れ流しの大洪水ばかりじゃ政府の狙い通り「一億総白痴化」も遂に完成したわけだよね。万歳三唱だよな。まったく・・・。最近はラジオの方が良心的な番組がまだ僅かに残っているのかもね。

ゲストは『東京プリズン』で名を馳せた赤坂真理さんですが、あの作品がもう6年前だったのかとソッチの事の方に驚きでした。

戦後の終焉としての「平成」という時代の文学を振り返る企画でしたが、総論めいたものや、ジェンダーの面やら、「3.11」が文学に与えたものや、それを当事者の作家側からの視線というものは興味深いものがありましたし、とにかくブックガイドの参考にもなりました。読んだ本もあれば、まだ読んでない本もありますし、まったく存在すら知らなかった本もありましたしね(笑)。
「文学」だけが「文学」でないわけでしょうし、こんな見通しの暗い不安な時代故にますます「文学」の果たす役割は大きいし求められるはずなんですけどね。

▼NHKラジオ第一 高橋源一郎の『平成文学論』
http://www.nhk.or.jp/radiosp/heiseibungaku/

平成から新しい時代へと移る2019年の元日。作家の高橋源一郎さんが、文学の視点から平成の30年間をみつめます。ゲストは作家の赤坂真理さん、平野啓一郎さん、古川日出男さん。文学は、平成という時代をどのように反映し、描いてきたのでしょうか。文学の視点が照らし出す平成と私たち自身を見つめる文学の2時間をお送りします。あなたが読みたくなる平成文学がここにあります。

▼『今夜はひとりぼっちかい? 日本文学盛衰史 戦後文学篇』高橋源一郎/講談社
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000187766

▼『日本文学盛衰史』高橋源一郎/講談社
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000180434


▼『東京プリズン』赤坂真理/河出書房新社 2012年
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309021201/
▽『箱の中の天皇』赤坂真理/河出書房新社
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309027753/

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