闇夜に浮かぶ蓄光剤入り刺繍の普段着?

放課後倶楽部♪DX

2025年04月24日 18:47

試作品の普段着?

先輩から試作品のMA-1タイプの紺ジャンパーを先日1着譲ってもらいました。
僕たちのような俗に「MC」(モーターサイクルクラブ)を気取っている集団の場合は、正装は袖をカットしてベスト状に加工したGジャンの背中にクラブを象徴するワッペン等を縫いつけるのが主流のスタイルとされます。
それによって自らの所属するMCを表明しています。
日本では俗に“カンバン”と呼ばれます。

しかしバイクで走っている時はともかくとして、普段着としては異形すぎて電車の中では目立ち過ぎます(笑)。
そこで先輩たちが“普段使い”も出来る遊び着を提案してくれました。

これまでクラブのマークの入ったTシャツ、トレーナー、フードパーカー等は製品化されてはきましたが、MA-1タイプは初めての試みでした。
まだ量産して製品化どころか注文生産の決定もされていませんが、今回の試作目的は刺繍具合のチェックだったようです。色も紺とOD色の不タイプで計10着くらいしか試作はされなかったようです。

しかも蓄光剤を含む糸を使用したそうで、この塩梅も先輩たちは実際に確認したかったようです。
写真で表現するのは難しいのですが、暗闇の中で短時間は怪しい光を帯びていました。
暗闇の中へ疾走して消えていくような「DARK SIDE OF KENTAUROS」にはお似合いの意匠かもね。
そんなわけで、3月末までお手伝いしていた東大アートセンター終盤のトークイベントにコレを着て、涼しい顔をして本郷キャンパス内を闊歩していました(笑)

問い合わせや「欲しい!」「売ってくれ!」「買えるの?」って声が全国からたくさん集まれば、受注生産くらいには移行しそうな期待は微かにではあるかもしれませが、とにかく今の段階では全てがゼロで未定です。
受注数が増えればプライスダウンも可能だしねぇ。
これを着て街をのし歩けばアナタも立派なMC「ダークサイド」のお仲間として勝手に認定されて、あらぬ災いや火の粉や不幸はアチラから飛び込んでくるのかも?(笑)

このデザインは、日本を代表する写真家・十文字美信先生の習作「藤崎」の被写体にして、天才的デザイナーだった藤崎正記(故人)さんの手による3ピースのMCマーク作品です。

漫画家・御厨さと美さんの1981年の大ヒット作にしてバイク乗りの古典的バイブルとなった劇画『ケンタウロスの伝説』でも登場する日本一有名な“カンバン”も藤崎氏の手によるデザインです。

▼東京大学芸術創造連携研究機構(ACUT)
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