たまりば

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この小説の舞台は多摩川河川敷の風景なんです。


この小説の舞台は多摩川河川敷の風景なんです。


先月11月30日に発売になったばかりのバリバリ新刊本です。
多摩川下流域の河川敷に暮らす野良猫と思われる写真が表紙カバーになっています。多摩川って多摩地域と密接に関係ですもんね。この小説の中でも多摩川中流域のこともチラッと一言くらい出ていたような気がします。

この作品『野良ビトたちの燃え上がる肖像』は月刊文芸誌『新潮』本年8月号でも読ませてもらったのですが、早くも単行本として発売になりました。
早っ!!!
“現代のプロレタリア文学”とでも申しましょうか、文学の担うべき役目とか領域を拡大しようと試みる作家さんの意欲的な姿勢が表れている気がします。
ホームレスや野良猫といった弱い立場に寄り添うような優しい心根がある方だと思っていますし、それは作品からも伝わってきます。
その反面、不正や納得できないことに徹底的に抗う時の沸騰する熱い血や憤りもまた同居している方だとも思います。
とても気になる作家さんなので僕はこれがもう読むのは4冊目かな。
東京五輪を控えた近未来予測図って“爪を立てる作家”らしい小説です。
これを読んだ時に思い出したのは鼎談の『街場の五輪論』でした(笑)。

この小説の舞台は多摩川河川敷の風景なんです。


この小説の舞台は多摩川河川敷の風景なんです。


過日、都内の某ロックコンサート会場で木村先生の姿をお見かけしたのでミーハー根性を発揮して僕も女房も一緒に写真を撮ってもらいました♪(#^^#)超幸せ♪

この小説の舞台は多摩川河川敷の風景なんです。


▼『野良ビトたちの燃え上がる肖像』木村友祐/著(新潮社)
http://www.shinchosha.co.jp/book/336132/

「生きてるうちは、生きなきゃなんねぇからな」
怒りと希望に満ちた世界を描く問題作。

河川敷で猫と暮らす柳さんは、アルミ缶を集めて生活費とキャットフード代を稼いでいる。あちこちでホームレスが増えてきたある日、「野良ビトに缶を与えないでください」という看板を見つける。やがて国ぐるみで野宿者を隔離しようとする計画が……。ほんの少しだけ未来の日本を舞台に、格差、貧困、差別の問題に迫る新鋭の力作。
著者プロフィール:木村友祐 キムラ・ユウスケ
1970年青森県八戸市生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒。2009年『海猫ツリーハウス』(集英社刊)で第33回すばる文学賞受賞。2012年「イサの氾濫」で第25回三島由紀夫賞候補、2014年『聖地Cs』(新潮社刊)で第36回野間文芸新人賞候補、2016年『イサの氾濫』(未來社刊)で第38回野間文芸新人賞候補となる。

この小説の舞台は多摩川河川敷の風景なんです。


▼「イサの氾濫」木村友祐著:未來社
http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624601195

荒ぶる東北の魂、濁音の炸裂
40代になりいよいよ東京での生活に行き詰まりを感じていた将司は、近ごろ頻繁に夢に出てくるようになった叔父の勇雄(イサ)について調べるため、地元八戸にむかった。どこにも居場所のなかった「荒くれ者」イサの孤独と悔しさに自身を重ね、さらに震災後の東北の悔しさをも身に乗り移らせた彼は、ついにイサとなって怒りを爆発させるのだった。第25回三島由紀夫賞候補作。
〈「埋み火」を併録〉
 ――おめは、生ぎでいいのせ。ニセモノだの、空っぽだの、役(やぐ)立だずだの、そんなものぁどんでもいい。人の目なんが知るが。反省もすな。身勝手でもなんでも、イヤなものはイヤど、思いっきり、叫(さが)べ、叫べ。(「イサの氾濫」)


この小説の舞台は多摩川河川敷の風景なんです。


▼『街場の五輪論』内田樹 / 小田嶋 隆 平川 克美(朝日新聞出版)
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=15657

東京五輪開催によって日本社会のシステムの劣化と崩壊は加速する。
「汚染水は完全にコントロールされている」「福島から250キロ離れた東京は安全」
世界に向けて発信された、この国の欺瞞と思考停止。
拝金主義と反デモクラシーの果ての6年後に向けた憂鬱な、あまりに憂鬱な未来図を語りつくす。
ネットを中心に渦巻く「開催を喜ばない奴は非国民」の同調圧力に屈しない「炭鉱のカナリア」の役目を引き受ける、覚悟の鼎談。

文庫版 「街場の五輪論」内田 樹 / 小田嶋 隆 / 平川 克美 :朝日文庫
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=18210
東京五輪招致成功から3年。アベノミクスが失敗と言われるなか、成長戦略としての五輪開催は破綻している。新競技場建設、膨れ上がる費用など問題山積のまま。開催万歳の同調圧力に屈しない痛快座談会に、最新語り下ろし鼎談を加えての文庫化。



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    Posted by 放課後倶楽部♪DX  at 01:24 │Comments(0)本棚

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