たまりば

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2019年用の年賀状の写真素材選び♪(その3)


2019年用の年賀状の写真素材選び♪(その3)




浜松出身者同士なので、地元ヤマハのBBエレキベースとアコギがメイン♪
しかもお互いに亥年生まれなので来年は晴れて60歳というお目出度さでいっ!(笑)バイク乗りもプレイヤーも目立ってなんぼだと思うしね(笑)。

そもそもバイク乗りもROCKERも叛逆精神全開バリバリでございまして、世間様の風潮やら空気や気分とズレまくりの60歳なんて最高だわ(笑)。
嬉しすぎて涙が出るぜ!
体制の補完物に成り下がって喜んでいるようなライダーやミュージシャンや音楽なんて興味ないしね。

子供の頃から普段が怠惰故に“ズル”するのが得意な性格でありまして、追いつめられると「土壇場の魔術師」的な才能(?)を如何なく発揮したりもします(笑)。

2018年用の年賀状写真も実は某バイクメディアの編集長からご厚意で提供してもらった素材を流用して乗り切ったのですが、今年も某バイク雑誌の編集者に泣きついて(?)「確かバイク絡みで楽器を手にしたツーショットのカットあったよね?」と絵柄まで指定して貰ってきました(笑)。
この図々しさと要領の良さといったら見上げた我ながら根性です♪(笑)
しかし、さ来年の2020年の年賀状まで3年連続でこんなラッキーが続くわけもないので、来年はツーリング時に常に小型3脚持参で2020年用の年賀状の素材写真も準備しておかないとねぇ~。でも、これがなかなか実際には難しいんだよね。3脚を組むと撮影にも手間かかるしね。

無事是名馬也。いつか路上で・・・。

▼facebook 小池延幸
https://www.facebook.com/koike.nobuyuki.92

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



≪バイクリターン後の読者投稿or雑誌登場例≫

【2017年度】
★『道楽』No.16(2017年2月16日発売号)P100 「みちコラム」寄稿
★『カワサキバイクマガジン』vol.127(2017年9月号) P113投稿再掲
★『R★B』(レッドバロンマガジン)vol.24(2017年秋号)P22
「走れ!プロフェッショナル」特写記事掲載

【2018年度】
★2018年の年賀状が『オートバイ』『カワサキバイクマガジン』『ロードライダー』『Bike JIN』(培倶人) 『ヤングマシン』『ミスターバイクBG』『バイカーズステーション』『OutRider』8誌の3~4月号の読者ページに掲載
★『単車倶楽部』Vol.4(2018年5月号 月間化第1号  P94~P97寄稿掲載
★『道楽』No.23(2018年4月16日発売最終号)特集『道楽キャンプ 愛すべき残党達よ!』P23下段にトピック登場
★『単車倶楽部』2018年6月号 キャンプツーリング特集P25寄稿掲載
★『単車倶楽部』2018年7月号 読者投稿みんなの伊豆VOICE P25
★『MCクラシック』誌 Vol.05(2018年6月号)P139~140 読者の声TALKS投稿掲載
★『ガールズバイカー』2018年8月号 P26 最下段にVTR女房チョコさん登場
★隔月誌『昭和40年男』S40ニュース採用 2018年7月14日付
タメ年が作った「コンテナハウス」に憧れる!
https://www.s40otoko.com/archives/49403
★『単車倶楽部』2018年9月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P33下段
★『単車倶楽部』2018年10月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P63上段
★『エンシュージアスト』創刊第2号 2018年8月25日発行 寄稿掲載 P54下段

【2019年度】
★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載 P29上段
★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE特別版 投稿掲載 P39中段





  • 2019年用の年賀状の写真素材選び♪(その2)


    2019年用の年賀状の写真素材選び♪(その2)



    子供の頃から普段が怠惰故に“ズル”するのが得意な性格でありまして、追いつめられると「土壇場の魔術師」的な才能(?)を如何なく発揮したりもします(笑)。

    2018年用の年賀状写真も実は某バイクメディアの編集長からご厚意で提供してもらった素材を流用して乗り切ったのですが、今年も某バイク雑誌の編集者に泣きついて(?)「確かバイク絡みで楽器を手にしたツーショットのカットあったよね?」と絵柄まで指定して貰ってきました(笑)。
    この図々しさと要領の良さといったら見上げた我ながら根性です♪(笑)
    しかし、さ来年の2020年の年賀状まで3年連続でこんなラッキーが続くわけもないので、来年はツーリング時に常に小型3脚持参で2020年用の年賀状の素材写真も準備しておかないとねぇ~。でも、これがなかなか実際には難しいんだよね。3脚を組むと撮影にも手間かかるしね。

    無事是名馬也。いつか路上で・・・。

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    ≪バイクリターン後の読者投稿or雑誌登場例≫

    【2017年度】
    ★『道楽』No.16(2017年2月16日発売号)P100 「みちコラム」寄稿
    ★『カワサキバイクマガジン』vol.127(2017年9月号) P113投稿再掲
    ★『R★B』(レッドバロンマガジン)vol.24(2017年秋号)P22
    「走れ!プロフェッショナル」特写記事掲載

    【2018年度】
    ★2018年の年賀状が『オートバイ』『カワサキバイクマガジン』『ロードライダー』『Bike JIN』(培倶人) 『ヤングマシン』『ミスターバイクBG』『バイカーズステーション』『OutRider』8誌の3~4月号の読者ページに掲載
    ★『単車倶楽部』Vol.4(2018年5月号 月間化第1号  P94~P97寄稿掲載
    ★『道楽』No.23(2018年4月16日発売最終号)特集『道楽キャンプ 愛すべき残党達よ!』P23下段にトピック登場
    ★『単車倶楽部』2018年6月号 キャンプツーリング特集P25寄稿掲載
    ★『単車倶楽部』2018年7月号 読者投稿みんなの伊豆VOICE P25
    ★『MCクラシック』誌 Vol.05(2018年6月号)P139~140 読者の声TALKS投稿掲載
    ★『ガールズバイカー』2018年8月号 P26 最下段にVTR女房チョコさん登場
    ★隔月誌『昭和40年男』S40ニュース採用 2018年7月14日付
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    ★『単車倶楽部』2018年9月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P33下段
    ★『単車倶楽部』2018年10月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P63上段
    ★『エンシュージアスト』創刊第2号 2018年8月25日発行 寄稿掲載 P54下段

    【2019年度】
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載 P29上段
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE特別版 投稿掲載 P39中段





  • 2019年用の年賀状の写真素材選び♪


    2019年用の年賀状の写真素材選び♪




    子供の頃から怠惰故に“ズル”が得意な性格らしく、追いつめられると「土壇場の魔術師」的な才能(?)を発揮したりもします(笑)。

    今年の年賀状写真も実は某バイクメディアの編集長からご厚意で提供してもらった素材を流用して乗り切ったのですが、今年も某バイク雑誌の編集に泣きついて(?)「確かバイク絡みで楽器を手にしたツーショットのカットあったよね?」と絵柄まで指定して貰ってきました(笑)。
    この図々しさと要領の良さといったら見上げたものです♪(笑)
    しかし、さ来年の年賀状まで3年連続でこんなラッキーが続くわけもないので、来年はツーリング時に常に3脚持参で2020年用の年賀状の素材写真も準備しておかないとね。でも、これがなかなか難しいんだよね。

    無事是名馬也。いつか路上で・・・。



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    【2017年度】
    ★『道楽』No.16(2017年2月16日発売号)P100 「みちコラム」寄稿
    ★『カワサキバイクマガジン』vol.127(2017年9月号) P113投稿再掲
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    「走れ!プロフェッショナル」特写記事掲載

    【2018年度】
    ★2018年の年賀状が『オートバイ』『カワサキバイクマガジン』『ロードライダー』『Bike JIN』(培倶人) 『ヤングマシン』『ミスターバイクBG』『バイカーズステーション』『OutRider』8誌の3~4月号の読者ページに掲載
    ★『単車倶楽部』Vol.4(2018年5月号 月間化第1号  P94~P97寄稿掲載
    ★『道楽』No.23(2018年4月16日発売最終号)特集『道楽キャンプ 愛すべき残党達よ!』P23下段にトピック登場
    ★『単車倶楽部』2018年6月号 キャンプツーリング特集P25寄稿掲載
    ★『単車倶楽部』2018年7月号 読者投稿みんなの伊豆VOICE P25
    ★『MCクラシック』誌 Vol.05(2018年6月号)P139~140 読者の声TALKS投稿掲載
    ★『ガールズバイカー』2018年8月号 P26 最下段にVTR女房チョコさん登場
    ★隔月誌『昭和40年男』S40ニュース採用 2018年7月14日付
    タメ年が作った「コンテナハウス」に憧れる!
    https://www.s40otoko.com/archives/49403
    ★『単車倶楽部』2018年9月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P33下段
    ★『単車倶楽部』2018年10月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P63上段
    ★『エンシュージアスト』創刊第2号 2018年8月25日発行 寄稿掲載 P54下段

    【2019年度】
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載 P29上段
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE特別版 投稿掲載 P39中段






  • 冬休み読書♪


    冬休み読書♪

    大掃除めいた騒ぎも終わり、年賀状も取り敢えずの分は書き終えたので、晦日の夜に書斎で一息ついて“ツェッペリン”の「プレゼンス」を聴きまくっていたり、ELPの1972年の初来日公演のブート盤を聴いたり、ジョニ・ミッチェルを聴いたり、ジェフ・ベックの1999年の来日公演、気分転換で“デッド”をかけてみたり、72年と73年のデヴィッド・ボウイのライブ盤にチェンジしたり、挙句の果てにスージー・クアトロの1977年の日本公演まで引きずり出してきて休養中。

    この『泥沼』という小説は10日程前に出たばかりの1冊です。
    著者の陣野俊史さんは文芸批評家なのですが、12月18日付で小説家の星野智幸さんがFBで《文芸批評家、陣野俊史さんが、初の小説『泥海』(河出書房新社)を刊行した。これを読んで、陣野さんが本質的に小説家であることを、私は知った。何しろ、そこを書かねば今文学が存在する意味がない、という核心をいきなり突いた作品を書いたのだから。文学が消える時は、個人の内面が許されなくなる時である。このままではそれはもう間近に起こることだろうし、本当にその危機を感じて書いている書き手は少ないけれど、そこに強力に抵抗する書き手が登場してくれた!ぜひ読んでください。》と高く評価しているのを小説家の木村友祐さんが取り上げているのを見つけて、気になって入手してみました。詳しいことは星野智幸さんが下記のご自身のブログで取り上げています。

    僕が陣野さんの著作を初めて読んだのは音楽評伝というか証言集『渋さ知らズ』(河出書房新社/2005年)だったのですが、アレで半ば人生観変わったというか嗜好も随分と影響されたからね。故に気になる作家さんの1人なのです。まだまだ読んでみたい作品があるんだよね。
    その陣野さんの小説家としてのデビュー作が、この『泥海』というわけです。

    ▼星野智幸 言ってしまえばよかったのに日記 2018-05-02付
    陣野俊史「泥海」を読む ―
    http://hoshinot.asablo.jp/blog/2018/05/02/8840753

     きわめてガチな小説が登場した。文芸批評家、陣野俊史さんの初小説「泥海」(「文藝」2018年夏号)である。すごい攻めている。日本文学で空白に近くなっている部分に、いきなり切り込んでいる。つまり、こういう文学は、今の日本ではほとんど存在していない。本当は存在すべきなのに。
     シャルリー・エブド事件を、さまざまな実際の証言をもとに、実行犯及び実行犯の周辺の人たちの目線から、描く。そして、それを受容している日本の30代の青年の姿も描く。
     日本の書き手が、シャルリー・エブド実行犯を一人称で書くのは、相当な勇気の要ることだが、そこはずっとフランスの移民、特に北アフリカからのイスラム系の移民たちの姿を、ヒップホップやサッカーを通して追い続けてきた陣野さんだから、踏み込むことができたのだろう。フランス語の原資料等を綿密に踏まえていると思われる。そして、日本の書き手がその主題を書く動機、必然性も、長崎の干潟に生まれ育った青年を描くことで、徹底的に示されている。ここがつながっていることの実感こそが、この小説の重要なところだ。私はとりわけそこに感銘を受け、共感した。
     陣野さんのど真ん中の仕事と言ってよい。フランスの移民たちのマイナー性、その被差別性、そしてその抵抗文化としてのヒップホップとサッカー、反逆、革命、二項対立の欺瞞。そして長崎の置かれている位置、長崎の表象と現実。
     事件の実行犯の兄弟と、かれら周辺にいて心情を共有している移民たちが、いかに世から定型的に決めつけられて見られているか、その微細な差異を、この語りは読み手に感じさせていく。「あちら側」からの目で虚心坦懐に見ないかぎり、どうしたって見えない、曖昧な領域の感情までが見えてくる。
     これは「テロリスト」として洗脳されていくイスラム原理主義の若者たちの物語、ではない。追い詰められて選択肢をじわじわと失っていった者が、それでも自分を失うまいともがく中で、矛盾した暴力的な選択肢を、迷いとともに選ぶほかなくなる物語だ。事件を起こした側、起こされた側のどちらかを断罪する物語でもない。しかし、この世のあり方を強烈に批判している。
     読み終わって、ああ、陣野さんはすでに半ば小説を書いていたんだな、と感じる。『テロルの伝説 桐山襲烈伝』という渾身の批評作品は、じつはもはや半分、小説だった。陣野さんの文を通して、桐山襲の言葉を響かせるのが、あの作品だった。あの批評を書くようにして、しかしもっと踏み出して、あの事件に関わった者たちの声を響かせ、日本の未来なき青年の声を響かせ、「泥海」はできたのではないかと思う。
     本気で、言葉だけをもってして、この社会と闘っている小説の誕生である。




    ▼『泥海』陣野俊史/河出書房新社 
    http://ap27.eurotec.ne.jp/np/isbn/9784309027647/





  • 「ライダー小池さん、お久し振りです。田烏で待ってます。」って?


    「ライダー小池さん、お久し振りです。田烏で待ってます。」って?



    一昨日にオイラの
    Facebook(https://www.facebook.com/koike.nobuyuki.92)に「ライダー小池さん、お久し振りです。田烏で待ってます。」こんなメッセージが届きました。
    一般社団法人「海の共同通信」代表理事で、昨年から福井県小浜市で始まった「内外海 海のステージ」という地域活性化の取り組みの実行委員長さんからでした。
    昨年は東京~小浜片道500キロということや天候の不安(訪問2日目というか復路は雨でした)もあって車で出かけちゃいましたが、滅多に訪れることもないであろう若狭湾沿いの道は1度はバイクで走ってみたい誘惑に駆られました。

    とはいえ、今年60歳を迎える還暦夫婦ですから、無理は禁物なので1泊2日で往復1000キロのバイク旅には多少の不安もあり無理や無茶は禁物なのは百も承知なので、開催直前まで天候や日程と睨めっこになるかなぁ?(笑)

    今年は最強の音楽藝能集団“東6”ライブに加え、音楽劇『まつろわぬ民2018』を大成功させた演劇集団『風煉ダンス』も新作を引っ提げての参戦ということで、やたら豪華な顔ぶれです。見逃せないのは山々ですわ(笑)。




    ▼内外海 海のステージ
    https://www.facebook.com/uchitomi.uminostage/
    http://uminostage.com/
    2019年5月に第2回『内外海 海のステージ』の開催が決定
    第2回『内外海田烏 海のステージ』(福井県小浜市)の概要が決定しました!
    次は田烏集落全体が舞台になります。
    第2回『内外海田烏海のステージ』 -UCHITOMI TAGARASU-
    開催期間:2019年5月24日(金)~6月2日(日)
    開催会場:福井県小浜市内外海地区田烏集落

    ▼杉本信昭
    https://www.facebook.com/sugimoto.nobuaki
    ▼一般社団法人 海の共同通信
    http://uminotable.com/

    ▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!!
    https://www.facebook.com/tohogu6/
    ▼白崎映美さんの新旧インフォメーションサイト
    https://emishirasakinew.amebaownd.com/
    http://emishirasaki.com/

    ▼演劇集団 風煉ダンス
    http://furen-dance.info/about.html
    ▼音楽劇『まつろわぬ民2018』三都市(東京・酒田・八戸)
    連続公演(演劇集団 風煉ダンス)特設サイト
    https://alafura6.wixsite.com/furendance





  • 来年は何処に行こうかな♪


    来年は何処に行こうかな♪



    年賀状の試作をしながら、来年は福井県の小浜市にも出かけなくちゃいけないし、青森県の八戸にも行きたいし、山形の酒田にも行きたいしとあれこれお悩み中。そんな計画してみる時間が楽しいものです。
    で、結局、好さげな“決め”の写真が我が家からは見つからず、最後の頼みでバイク雑誌の編集部に「なんか写真あったら頂戴」とお願いというか泣きつく始末(笑)。

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    ≪バイクリターン後の読者投稿or雑誌登場例≫

    【2017年度】
    ★『道楽』No.16(2017年2月16日発売号)P100 「みちコラム」寄稿
    ★『カワサキバイクマガジン』vol.127(2017年9月号) P113投稿再掲
    ★『R★B』(レッドバロンマガジン)vol.24(2017年秋号)P22
    「走れ!プロフェッショナル」特写記事掲載

    【2018年度】
    ★2018年の年賀状が『オートバイ』『カワサキバイクマガジン』『ロードライダー』『Bike JIN』(培倶人) 『ヤングマシン』『ミスターバイクBG』『バイカーズステーション』『OutRider』8誌の3~4月号の読者ページに掲載
    ★『単車倶楽部』Vol.4(2018年5月号 月間化第1号  P94~P97寄稿掲載
    ★『道楽』No.23(2018年4月16日発売最終号)特集『道楽キャンプ 愛すべき残党達よ!』P23下段にトピック登場
    ★『単車倶楽部』2018年6月号 キャンプツーリング特集P25寄稿掲載
    ★『単車倶楽部』2018年7月号 読者投稿みんなの伊豆VOICE P25
    ★『MCクラシック』誌 Vol.05(2018年6月号)P139~140 読者の声TALKS投稿掲載
    ★『ガールズバイカー』2018年8月号 P26 最下段にVTR女房チョコさん登場
    ★隔月誌『昭和40年男』S40ニュース採用 2018年7月14日付
    タメ年が作った「コンテナハウス」に憧れる!
    https://www.s40otoko.com/archives/49403
    ★『単車倶楽部』2018年9月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P33下段
    ★『単車倶楽部』2018年10月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P63上段
    ★『エンシュージアスト』創刊第2号 2018年8月25日発行 寄稿掲載 P54下段

    【2019年度】
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載 P29上段
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE特別版 投稿掲載 P39中段





  • そろそろ年賀状の準備もしないとヤバいよなぁ~。


    そろそろ年賀状の準備もしないとヤバいよなぁ~。



    部屋の片付けに追われていて、やっと年賀状の準備がまだだったことに気がつく始末(笑)。
    夫婦でバイクで出かける機会は多いけれど、考えてみたら三脚までは持参しないことが殆どで、年賀状用のツーショットは皆無に近いことに気がついたけれど後の祭り状態に陥る年末です。
    取り敢えず試作開始!(笑)
    来年は小型の三脚もツーリングに携行しないとね。

    写真は特徴的な逆Y型の秩父橋の横の旧橋の遊歩道入口。

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    ≪バイクリターン後の読者投稿or雑誌登場例≫

    【2017年度】
    ★『道楽』No.16(2017年2月16日発売号)P100 「みちコラム」寄稿
    ★『カワサキバイクマガジン』vol.127(2017年9月号) P113投稿再掲
    ★『R★B』(レッドバロンマガジン)vol.24(2017年秋号)P22
    「走れ!プロフェッショナル」特写記事掲載

    【2018年度】
    ★2018年の年賀状が『オートバイ』『カワサキバイクマガジン』『ロードライダー』『Bike JIN』(培倶人) 『ヤングマシン』『ミスターバイクBG』『バイカーズステーション』『OutRider』8誌の3~4月号の読者ページに掲載
    ★『単車倶楽部』Vol.4(2018年5月号 月間化第1号  P94~P97寄稿掲載
    ★『道楽』No.23(2018年4月16日発売最終号)特集『道楽キャンプ 愛すべき残党達よ!』P23下段にトピック登場
    ★『単車倶楽部』2018年6月号 キャンプツーリング特集P25寄稿掲載
    ★『単車倶楽部』2018年7月号 読者投稿みんなの伊豆VOICE P25
    ★『MCクラシック』誌 Vol.05(2018年6月号)P139~140 読者の声TALKS投稿掲載
    ★『ガールズバイカー』2018年8月号 P26 最下段にVTR女房チョコさん登場
    ★隔月誌『昭和40年男』S40ニュース採用 2018年7月14日付
    タメ年が作った「コンテナハウス」に憧れる!
    https://www.s40otoko.com/archives/49403
    ★『単車倶楽部』2018年9月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P33下段
    ★『単車倶楽部』2018年10月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載P63上段
    ★『エンシュージアスト』創刊第2号 2018年8月25日発行 寄稿掲載 P54下段

    【2019年度】
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE 投稿掲載 P29上段
    ★『単車倶楽部』2019年1月号 みんなのライダースVOICE特別版 投稿掲載 P39中段





  • “東6”の新春ライブは無料ライブ!これはお得♪


    “東6”の新春ライブは無料ライブ!これはお得♪

    稀代の歌姫・白崎映美率いる藝能音楽集団?「白崎映美&東北6県ろ~るショー!!」の面々がお正月の1月6日に東京・西新井のギャラクシティ・西新井文化ホールに降臨♪
    しかも観覧無料♪
    これは新年早々見逃せないイベントです。
    う~ん、個人的には仕事初めの日だが、休んじゃおうかな(笑)。




    ▼ジャパンフェスタin足立2019
    http://www.galaxcity.jp/modules/event/index.php?action=PageView&page_id=10568
    : 白崎映美&東北6県ろーるショー

    ギャラクシティ(こども未来創造館・西新井文化ホール)
    〒123-0842 東京都 足立区栗原1-3-1

    ジャパンフェスタin 足立
    入場無料

    日本の文化、伝統が足立区西新井に集結❗

    忍者ショー
    おわら風の盆
    狂言
    和太鼓
    大衆演劇

    そして、東北6県ろ~るショー!!ライブ‼‼新年早々賑々しく参りますよ‼

    子どもから大人まで楽しめるイベントです。ぜひご家族でも!
    そして、海外の方にも「日本」を知ってもらういい機会です!
    情報拡散、宜しくお願い致します❗

    https://youtu.be/VdmX9AVpIhQ

    東武スカイツリーライン西新井駅下車、東口から徒歩3分
    http://www.galaxcity.jp/modules/event/index.php?action=PageView&page_id=10568

    白崎映美&東北6県ろ~るショー!!の出演はホールにて15:30~
    お待ちしております❗

    ▼白崎映美&東北6県ろーるショー
    https://www.facebook.com/tohogu6/





  • 祝目標額達成♪おめでとうございます&本当に奮戦お疲れさまでした。


    祝!目標額達成♪おめでとうございます&本当に奮戦お疲れさまでした。






    『東北の地に残る昭和の大衆文化遺産を守る。「白ばら」再生物語 Season2』!
    57年の歴史に幕を下ろした昭和の大衆文化遺産、元グランドキャバレー「白ばら」を後世に残そうと、行政に頼らず立ち上がった地元の仲間たち。消防法の壁をクリアしたものの、次は建物の老朽化で雨漏りが立ちはだかり、「白ばら」は消滅の危機だったけれど、全国からの浄財でなんとか工事が出来るようです。
    まだまだ手を入れなければならない箇所や、再びシャンデリアにも明かりを灯したいなど課題は山積みたいですが、とにかく熱い地元の応援団がいます。
    以前、山形新聞に掲載された佐藤仁さんの「提言 故郷で共に咲き誇ろう」は読めば納得&感動です。



    ▼東北の地に残る昭和の大衆文化遺産を守る。 「白ばら」再生物語 Season2
    https://www.youtube.com/watch?v=Ot99WlpCqqQ

    ▼東北の地に残る昭和の大衆文化遺産を守る。
    「白ばら」再生物語 Season2
    https://motion-gallery.net/projects/shirobara_reborn_season2/collectors#_=_

    ▼Save the 白ばら
    https://www.facebook.com/shirobarareborn/

    ※12月1日の『まつろわぬ民2018』酒田公演観劇で前日に雪景色の月山道路を越えて山形県入りして、その足で酒田市役所隣の市民会館へチケットを求めに訪問した際に、たまたま出会ったのが東北最後のグランドキャバレー「白ばら」再生プロジェクトの佐藤仁さんでした(笑)。
    ぐいぐいと迫ってくるお方でした(笑)。その際の動画が下記です(笑)。これも何かの「縁」ってヤツで応援していました♪

    ▼佐藤ひとしさんのFB  2018年11月30日付
    https://www.facebook.com/hitoto.sato/videos/10215023767042608/

    ▼佐藤ひとし
    https://www.facebook.com/hitoto.sato?epa=SEARCH_BOX


    ▼山形新聞 2015年12月23日
    キャバレー「白ばら」閉店へ・酒田 大人の社交場、消える昭和の残り香

     東北・北海道で唯一、営業を続けてきた酒田市のグランドキャバレー「ナイトスポット白ばら」が30日に閉店し、57年の歴史に幕を下ろす。水原弘や中尾ミエなど、昭和歌謡を彩った多くの歌手がステージに立ち、日本の高度成長と同じ曲線を描くように栄えた大人の社交場だった。大学生時代にアルバイトとして働き始め、現在は経営会社の取締役として白ばらの歴史とともに歩んできた本間邦夫店長(65)は「店を愛してくれるお客さんへの申し訳なさ、閉めることへの致し方なさで気持ちは半々です」。昭和の香りを残す空間が酒田の街から消える。

     創業は1958(昭和33)年。酒田の繁華街に店を構え、奥羽観光(同市)の斎藤友弥会長が営業を始めた。現在の建物は69(同44)年に建てられた鉄筋コンクリート3階建て。店舗はその1階にある。ステージを起点にして扇状に広がる27のボックス席には、110人が収容できる。約7メートルの高い天井、床面積約700平方メートルの大きなフロア…。昭和の流行語「大きいことはいいことだ」は、キャバレーの店づくりにも当てはまっていた。

     最盛期は昭和40~50年代。90人以上のホステスが在籍し、水原弘や中尾ミエ、渚ゆう子、千昌夫、山本リンダら数々の歌手がステージに登場した。昭和の大横綱大鵬、千代の富士が来店したこともあったという。音楽集団「上々台颱(シャンシャンタイフーン)」のボーカルとして知られる酒田市出身の歌手・白崎映美さんもステージに立ち、白ばらに魅了された一人だ。

     道路を挟んで向かいにある料亭(当時)「山王くらぶ」から「白ばら」に流れるのが夜の定番だった。企業関係者の接待などでにぎわい、フロアはいつも満席だったという。

     ともし続けたキャバレーの火は、景気低迷による企業接待の減少やエンターテイメントの多様化などで次第に小さくなっていった。昭和を知る世代が高齢になり、客層は広がらず、次第に経営を圧迫するようになった。現在は5人が従業員として働いている。

     日和山ホテル(酒田市)の佐藤仁社長(52)ら有志が大みそかの31日、白ばらへの感謝を込めたイベントを企画している。白崎さんやかつてステージに立ったバンドメンバーらが出演。午後3時から4時間にわたって多彩なショーを繰り広げる。入場料は2千円で、午後9~11時には楽屋などを巡るバックヤードツアー(500円)も。この日の売上金は全額、同店に贈る。問い合わせは日和山ホテル0234(22)0102。

    仲間の顔浮かぶ
     本紙でやまがたキャバレー時代を連載した作家高橋義夫さんの話 「白ばら」には入ったことがありませんが、閉店と聞き、かつての飲み仲間の顔が目に浮かびました。一つの文化が消えていく。仕方のないことですが、楽しい人も楽しい場所も、あの世の方に多くなった、というのは怖いことです。

    故郷酒田の誇り
     白崎映美さんの話 この地上から消える、オラが故郷酒田が誇るグランドキャバレー“白ばら”の灯よ。オラは悲しい、悔しい、苦しい、地団駄(じだんだ)踏んで泣きたい。マイケル・ジャクソン並みの人気がオラにあったならなあ。晴れの日も雨の日も嵐の日も、じっとじっと咲いていた“白ばら”よ永遠に。
    .


    ▼東北随一の美の殿堂、
    築59年の朽ちかけたキャバレー
    〈白ばら〉 救ったのは
    クラウドファンディングでした。2018年6月13日付
    https://colocal.jp/news/114357.html

    酒田の夜はこれからもにぎやかに! 
    山形県酒田市にある、〈Night Spot 白ばら〉。
    築59年、朽ちかけたキャバレーがクラウドファウンディングで
    華麗に復活したレンタルホールです。
    今どきの人だとちょっと想像しづらいかも知れません。
    ショーを見ながらお酒を飲む。
    例えば、赤坂のミカド……これも35年前になくなっているそうで、
    有楽町日劇……。ギリギリわかってもらえそうなのは宝塚のイメージでしょうか?
    東京でもかなり華やかな時代がありました。
    日劇でレビューを見た親御さんはまだいらっしゃるのではないかしら? 
    そんな華やかな世界が東北にもあったのです。

    「白ばら」は1958年(昭和33年)、山形県の日本海側、港町・酒田市に創業し、
    昭和文化円熟の時代に連日連夜満員御礼を記録したグランドキャバレーです。
    そんな「白ばら」も、著しい老朽化と遠のく客足に、とうとう閉店という
    苦しい選択を余儀なくされました。
    2年半前の12月……その悲報はYahooニュースのトップにも報じられたそうです。
    このころ、札幌のクラブが閉店してしまったために、
    この白ばらが日本最北の現役キャバレーとなっていたのに、です。

    閉店する2年前、現オーナーとなる佐藤仁さんと
    酒田市出身の上々颱風(しゃんしゃんたいふーん)ヴォーカル・白崎映美さんが
    朽ち果てた建物に潜入。どうなっているのか、ただの怖いもの見たさでした。
    眼前に広がっていたのは華やかな南国の世界。
    椰子の木が生い茂り、きらびやかな電飾に飾られたステージが目に飛び込んできて思わず息を飲み込みました。

    天井は高く、アールデコ調のシャンデリア。
    ソファーは滑らかなビロード張り、格を感じさせる重厚な空間。
    交通の便も悪い東北の地方都市だからこそ細々と存在し続けてきた、
    昭和の大衆文化遺産だったのです。
    すべてが昭和の艶めかしさを色濃く残し、様々な人生劇場が繰り広げられてきたのだろう、
    というここに1歩足を踏み入れた佐藤さんと白崎さんは、
    このオーラをまとった重厚な空間の虜になってしまったのです。
    しかし、この店がもうすぐ閉店するという話しもあり。
    どうにかして存続させよう、どうしたらいいだろう? 
    と悩む日々が続きました。

    佐藤さんは、白ばら未経験者を誘ってはファンを増やし育てる活動を始めました。
    白崎さんは地元新聞で担当していたコラムのコーナーで「白ばら」を
    守ることの大切さを執拗に(笑)宣伝したり、
    テレビでも紹介されたりといったメディアの協力もあり、
    ようやく「白ばら」の存在の希少性が地元山形で認知され始めました。
    彼女が熱演する伝説のキャバレーナイトショーも実現しました。
    が、そんな努力も虚しく経営難は解消されず閉店を迎えたのでした。
    それでも諦めないで残そうと考えぬき、レンタルホール、貸しライブ会場として
    どうにか維持費を捻出していこう、と佐藤さん達有志は進み始めました。

    レンタルホールなどで維持費のめどが立ったある日、
    またもや困難が立ちはだかりました。消防署から
    「自動火災報知器と煙探知機、誘導灯の新規設置」をするよう指導が入ったのです。
    その金額、なんと350万円。維持費で精いっぱいだった白ばら、
    ついに窮地に立たされたか? の状態になりました。
    そこで考えついたのがクラウドファンディングです。
    これまで行政にも支援をお願いしたことはなく、市民有志が関われる
    範囲で気持ちと資源を持ち寄ってここまで頑張ってきました。
    Save the 白ばらのジャンヌダルクとなる白崎映美さんは
    「白ばらキャバレーナイトショー」実現に向けて奔走します。
    くち果てそうな建物をクラウドファンディングという発想で
    よみがえらせるというのがなんとも凄い発想ではありませんか。
    人事は尽くしました。あとは天命を待つのみです!

    ▼Night Spot 白ばら
    https://www.facebook.com/Shirobara468/

    ▼白崎映美&白ばらボーイズ
    https://www.facebook.com/shirobaraboys/

    ▼白崎映美&白ばらボーイズ 2015/08/07~08
    https://www.youtube.com/watch?time_continue=307&v=w89ZBfQhmxc


    ▼河北新報 2017年12月10日
    酒田の夜「白ばら」再び 東北最後のキャバレー、飲食店に
    https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171210_53004.html
     北海道・東北地方で最後まで営業を続けた山形県酒田市のキャバレーで、2015年末に閉店した「白ばら」が30日、飲食店として再起する。住民有志が立ち上げた合同会社が運営し、生演奏などを楽しめる新たな「大人の社交場」として千客万来を目指す。

     白ばらファンで、閉店後も貸しスペースとして利用を図ってきた酒田市の旅館経営佐藤仁さん(54)が、11月27日に合同会社「白ばら友社」を設立した。老朽化した消防設備やトイレをインターネットで募った寄付などを活用して修繕。建物を所有する会社から賃借して運営する。
     開店日は当面、毎週水、金、土曜日のみ。店長の佐藤さんとスタッフで午後8時ころから深夜まで営業し、オリジナルビールやピザなどを提供する。
     毎週水曜は「ジャズの日」とし、歌手の山本リンダさんら名だたる昭和のスターが立ったステージをジャズ奏者に開放。金曜は客が自由に生演奏を披露できるようにする。将来は月曜や木曜をカラオケなど文化活動の発表の場とすることも想定している。
     白ばらは築48年の鉄筋コンクリート3階。1階フロアは約700平方メートルに27のボックス席を配置する。
     佐藤さんは「大勢の方々の協力で、2年前にキャバレーとして閉店した日でもある30日に開店するめどが立った。白ばらを昭和遺産として残すため盛り上げていきたい」と意気込む。





  • 『まつろわぬ民』ロス現象の僕らに届いた新年会企画♪


    『まつろわぬ民』ロス現象の僕らに届いた新年会企画♪

    圧巻の人力スペクタクル音楽劇『まつろわぬ民2018』は、まだ終わっていなかった!
    そりゃ、当然です。
    この演劇が投げかけたテーマは深いし、永い闘いは負けても負けても諦めずに未来の獲得目標として続くのです。
    小説家・木村友祐さんの『イサの氾濫』をマグマにした《イサの氾濫》という現象はまだまだ続くどころか、渦をますます大きく巻きながら、往くのです。
    えっ!?まだ読んでないって?(笑)
    こんな時代だからこそ「文学」が必要なんだよね。文科省は「国語」の教科書から「文学」を抹殺したいみたいだけどね(笑)。怖ろしい時代です。



    ★トーク&ライブ『まつろわぬ民の初夢』
    2019年1月5日(土)
    開演:18:00〜 (開場:17:30)
    @代官山 晴れたら空に豆まいて(ライブハウス)

    ◆◇◆◇◆◇◆◇
    三鷹、酒田、八戸 三都市東北ツアー『まつろわぬ民2018』
    白崎映美、木村友祐/勝一の原点である酒田、八戸での公演を終えて、当事者たちは何を思う?あらためて、“まつろわぬ民”(服従しない人)とは何か?
    東日本大震災/原発事故の年末に発表された木村友祐の小説『イサの氾濫』に端を発し古くから蛦夷と呼ばれた“まつろわぬ民”寡黙な東北の民よ、今こそ叫べ!というメッセージに「全身の血が逆流した」という白崎映美が「私もその末裔だ!」と白崎映美&東北6県ろ~るショー!!を結成。その熱い歌に触発された風煉ダンスは2014年、白崎主演の音楽劇『まつろわぬ民』を創作上演。2017年、東京、いわき、山形で再演し約3千人を動員、大反響を呼びおこし2018年ツアーに至った。
    コトバから歌へ、歌から劇へとうねりを上げる“まつろわぬ民”の〈氾濫〉の行方は?
    2018年の創作・ツアー・交流をへての体験談や自身の表現者としての原点。また新春らしく、まつろわぬ民の“初夢”も大いに語り合う。
    後半は多くの観客の心を揺さぶってきた『まつろわぬ民』の劇中歌、演奏の数々をライブでたっぷりと。風煉ダンスの役者有志も加勢してあの感動が再び蘇ります。終演後は、新年会で一緒に盛り上がりましょう!

    【チケット】前売3,000円 / 当日3,500円(共に1ドリンク代600円別途)
    【ご入場順】整理番号順入場
    【ご予約】・晴れたら空に豆まいて
     tel 03-5456-8880
     e-mail info@mameromantic.com
     HP http://haremame.com/howto/

    ・風煉ダンス
     tel 080-3939-2020
     e-mail furendance@gmail.com
    制作:マルメロ(斎藤朋)、風煉ダンス

    ◆トーク
    白崎映美(歌手)
    伊藤ヨタロウ(音楽家、俳優)
    林周一(風煉ダンス代表、劇作家・演出家・俳優)
    笠原真志(風煉ダンス座長、演出家・俳優)
    木村友祐(作家)
     and ㊙︎ゲスト

    ◆ライブ
    白崎映美(Vo.)
    伊藤ヨタロウ(Vo.)
    辰巳小五郎(tp)
    関根真理(perc)
    ファン・テイル(g)
    木村友祐(朗読)
    風煉ダンス「まつろわぬ民2018」有志

    ◆◇◆◇◆◇◆◇
    2019年の初め!沢山の皆様と2019年の初夢を語り合えたら幸いです!
    皆様のご来場をお待ち申し上げております!!

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    ▼音楽劇『まつろわぬ民2018』三都市(東京・酒田・八戸)
    連続公演(演劇集団 風煉ダンス)特設サイト
    https://alafura6.wixsite.com/furendance
    ▼演劇集団 風煉ダンス
    http://furen-dance.info/about.html

    ▼作家・木村友祐さんのfacebookでの劇評 2018年12月9日付
    https://www.facebook.com/yusuke.kimura.794/posts/1790178621110668


    ▼デーリー東北 2018年12月7日(金) 新聞コラム『天鐘』
    http://www.daily-tohoku.co.jp/tensho/tensho.html
    『天鐘』(10月7日)
     歴史の中には、教科書に記述されない出来事と人物が多い。勝者と時の権力者が存在を消し去ろうとしたからでもある。忘却の彼方に追いやられた者は、どれだけいたのだろう▼古代、中央政権から見た東方には「まつろわぬ人ども」と呼ばれる民がいたという。野蛮で文化も遅れている―。中央によって歪(ゆが)められたイメージを作られた「蝦夷(えみし)」のことだとされ、平定の対象だった▼解釈には諸説あるが、東北地方の古代史研究者である高橋富雄氏は述べている。「エミシというのは、政治的に中央の命を奉じないし、その教化にも従うことのない勇猛な反抗者たちを指していた」(『蝦夷』吉川弘文館)▼東日本大震災の直後、八戸市出身の作家木村友祐さんが書き上げた『イサの氾濫』は、現代の東北人を蝦夷に重ねた小説だ。国策である原発の事故で痛めつけられても、被災者は耐え続けて声を発せずにいる。木村さんは畳み掛けた。悔しさを、かつての蝦夷のように「叫べ!」と▼『イサ―』は、同じ東北人である歌手の白崎映美さんを触発する。深い共感から湧くように曲が生まれ、白崎さん主演の音楽劇「まつろわぬ民」が誕生した▼全ての原点は木村さんの東北への想(おも)い。きょうから、八戸市公民館で演劇集団「風煉(ふうれん)ダンス」の公演が行われる。作家の生まれた地で〝女蝦夷〟白崎さんが歌い叫ぶ。寡黙な人々が忘れ去られないように。

    ▼特別企画 テント芝居・野外劇の現在形
    【劇評】『まつろわぬ民』風煉ダンス2017
    東北百鬼夜行絵巻を 大江戸先住民が観る ~
    平井玄 (批評家)
    http://www.geocities.jp/azabubu/artissue/a11/011sp_hirai.html

    ▼図書新聞  2017年08月05日付
    評者◆伊達政保
    一人一人の胸の奥にある小さな火を燃やせ、援軍はあなたたち――演劇集団風煉ダンスの『まつろわぬ民2017』
    http://toshoshimbun.jp/books_newspaper/week_description.php?shinbunno=3314&syosekino=10643&fbclid=IwAR37I-iwIi82NSMqV9Xg_r8XEplzAsqY4C6Rbh5la_fsFcPEq7HZN-_2vms

    ▼《出典》福島民友新聞社 文化欄 2017年6月5日掲載
    千年の記憶がよみがえるとき  『まつろわぬ民 2017』に寄せて
    文:赤坂憲雄(福島県立博物館館長/民俗学者)
    1953年、東京生まれ。学習院大学教授。福島県立博物館館長。専門は東北文化論と日本思想史。「東北学」を掲げて地域学の可能性を問いかけてきた。主な著書に「異人論序説」(ちくま学芸文庫)ほか多数。
     東北の記憶の種子が散りばめられた舞台に、こころが騒いだ。どこか東北の、東日本大震災の影に覆われた町で、一軒のゴミ屋敷がいましも行政代執行によって解体されようとしている。鬼一族の巫女である老婆と、冷蔵庫やこたつやピアノに身をやつした鬼一族のものたちが抵抗の戦いを演じたすえに、敗北してゆく。「俺たちはゴミじゃねえ」という声が、通奏低音のようにこだましている。
     鬼の一族とは、むろん古代エミシ(蝦夷)の末裔たちのことだ。野山に獣を追い、肉を喰らい、血をすすった者たち。エミシは西のヤマトの軍勢によって征服され、まつろわぬ鬼の一族へと変貌させられた。負けっぱなしを耐えてきた、千年の植民地だ。立て籠もる砦はいつしかゴミ屋敷と化した。千年の記憶。だから、忘却と掘り起こしこそが主題となる。
     鬼の一族の裏切り者はなぜ、イタクと呼ばれるのか。イタクとは言葉の意だ。言葉は人を裏切る、たやすくは信じるな、ということか。しかし、これはまさしく、その全編が、亡き者たちの忘れられた声に耳を澄まし、棄てられた言葉を拾い集める物語ではなかったか。負けたもの、流されたもの、忘れられたもの、そのかすかな記憶が浮遊している。
     それにしても、初演(2014年)からは、何かが大きく変貌を遂げていたようだ。つかの間露出していたものが、後景に退いている。黒いゴミ袋の山は、より真っすぐに福島の隠喩とならざるをえない。何より、もはや英雄が存在しない。この世界を建て直すために現われる救済者はいない。サンベというエミシの英雄、真っ赤な心臓は不在だ。俺はサンベだ、という叫びは遠ざかった。アラハバキ(古代の東北で信仰された神格)の爪は、もはや一族の精神的な支えとはならない。呪力は失われた。
     その代わりに、この砦で奇妙な邂逅を果たした人々は、敵も味方もみな、フィナーレには思いがけぬ場所へと連れ出されている。鬼の一族の巫女は、おめえらはサンベじゃねえ、でも、きっとサンベだ、見えるんだ、おめえらに、灰に埋まってるけど、小さな種火みてえな火がよ、という。エミシはもはや血ではなく、記憶である、ということか。劇中歌として一部が引かれていた、宮沢賢治の「原体剣舞連(はらたいけんばいれん)」が、「打つも果てるもひとつのいのち」と結ばれていたことを思いださずにはいられない。
     エミシと呼ばれた人々は、「国家に抗する社会」(ピエール・クラストル)としての部族社会をいとなんでいた。まつろわぬ民こそがいま、賢治とともに、国家のかなたへと、多様ないのちが交歓する「銀河と森とのまつり」を構想しなければならない。この魅惑にみちた舞台には、そんな励ましの声が響いていた気がする。

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    ▼2019年1月5日(土) PM5:30開場 PM6開演
    トーク&ライブ「まつろわぬ民の初夢」@代官山晴れたら空に豆まいて 
    http://haremame.com/schedule/65373/?fbclid=IwAR2pqwMCBTWF3WhNkSkXSgqaqfUQPaZuZaFq4q0X_so7PnfWdaVim64Spug


    ▼内外海 海のステージ
    https://www.facebook.com/uchitomi.uminostage/
    http://www.uminostage.com/?fbclid=IwAR3xzN-8ZQ4MrAX_WzOKBmCflCdg-SGAuaACgVnrXmfnhD3KNYboRx76uk0

    ▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!!
    https://www.facebook.com/tohogu6/
    ▼白崎映美さんの新旧インフォメーションサイト
    https://emishirasakinew.amebaownd.com/(えんの
    http://emishirasaki.com/

    ▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!!
    https://www.facebook.com/tohogu6/
    ▼フォトエッセイ『鬼うたひ』白崎映美著 亜紀書房
    http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=756

    ▼小説『イサの氾濫』木村友祐著/未來社
    http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624601195

    ≪出典≫朝日新聞 2016年4月3日(日)付 斎藤美奈子(文芸評論家)
    イサの氾濫 [著]木村友祐
    ■東北人の重い口から叫びが届く
     この小説(の原型)が文芸誌に載った2011年11月から、本になるのを私は待っていたのだよ。そうだよ。もう4年以上も。
     そりゃあ、震災や原発事故を取材した作品はその後たくさん書かれたし、木村友祐も『聖地Cs』という佳編を出してはいる。でも震災直後の割り切れない感情を『イサの氾濫(はんらん)』ほど刺激する作品はなかった。
     物語は震災後、40歳にして会社を辞めた将司が故郷の八戸(青森県)に帰るところからはじまる。
     帰省の目的はイサこと叔父の勇雄について調べることだった。イサは傷害罪の前科をもつ途方もない乱暴者で、一族は迷惑をかけられっぱなしだった。
     だが、イサをよく知る老人はいうのである。「今の東北には、あいつみてぇなやづが必要だ」と。「こったらに震災ど原発(げんばづ)で痛(いだ)めつけられでよ。(略)そったら被害こうむって、まっと(もっと)苦しさを訴えだり、なぁしておらんどがこったら思いすんだって暴れでもいいのさ(に)、東北人づのぁ(というのは)、すぐにそれがでぎねぇのよ」
     「東北人は、無言の民せ」と彼はいう。蝦夷征伐で負げで、ヤマトの植民地さなって、米、ムリクリつぐるごどになって、はじめで東北全域が手ぇ結んで戦った戊辰戦争でも負げで、つまり西さ負げつづげで。「ハァ、その重い口(くぢ)ば開いでもいいんでねぇが。叫(さが)んでもいいんでねぇが」
     あれから5年たって、状況は変わっただろうか。震災だけではない。東京の生活に挫折し、故郷にも居場所がない将司は格差社会の犠牲者とも重なる。蝦夷(えみし)の血を受け継いだかのようなイサ。ふと将司は考える。おらが、イサだっ!
     小説は東北じゅうの「イサ」たちが結集して永田町になだれ込み、国会議事堂に矢を放つイメージで閉じられる。私たちに必要なのもイサの精神ではないか。何が東京オリンピックだ。何が「がんばれニッポン」だ。冗談こぐでねぇ。んだべ、イサのじちゃん。
        ◇
     きむら・ゆうすけ 70年生まれ。作家。『海猫ツリーハウス』ですばる文学賞。「イサの氾濫」で三島賞候補。

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    ≪出典≫時事通信 2016年4月12日or15日付 [レビュアー]岡和田晃
    木村友祐「イサの氾濫」書評「忘却拒否する魂の叫び」
    「がんばれニッポンっ!」という空白を埋める
    https://www.bookbang.jp/review/article/515309
    「がんばれニッポンっ!」
     ……もう四年半も前のことになるのか。「すばる」二〇一一年十二月号に「イサの氾濫」が一括掲載されたとき、その末尾は、この「がんばれニッポンっ!」という空疎な掛け声で、いささか唐突に締められていた。
     流れはこうである。東京から故郷・八戸へ“都落ち”した将司。地元で過ごした歳月よりも東京で暮らした年月のほうが長くなる将司は、震災の片付けのために帰省することもせず、久方ぶりに顔を合わせた父親からは、なんと「東京もん」呼ばわりされてしまう。
     そんな彼がそもそも地元に惹き寄せられたのは、初恋の相手である小夜子にクラス会への参加を促すメールをもらい、「昔抱いた憧れの面影」を感じたから。将司は四十歳にもなりながら、「東京にいても履歴書を送っては不採用の通知を待つ以外、ほかにやることがなかった」と述懐するほど、ささやかな承認にも飢えている男。なにせ小夜子が「すでに中学生の子どもがひとりいる人妻」だと知りつつ淡い期待を抱くのだから、だいぶヤキが回っている。
     案の定、小夜子が将司に近づいたのは、怪しげな「銀河の破魔水」を売りつけるためだった。「科学者もまだ発見してない、宇宙の命の源(みなもど)がら届いだ粒子だげが、ギュッと閉じこめであるの。密教秘伝の技で」。哀しいほどにコテコテのマルチ商法。だが、このような救いがない台詞をも濁音を洗わず南部弁のままで書いてしまうところに、木村友祐の真骨頂がある。あからさまな「人の悩みにつけこんだ商売」にすら、頼らざるをえない「貧しき人々」(ドストエフスキー)。知覚をフルに駆動させ、その実態を細やかに描くことで、人間を縛り付ける同調圧力がいったいどこから来るのか、――“フリーター文学”や“青春小説”という枠組みを超えて――加害の起源を見定める歴史的な視座を得ようという感応力の凄みがあるのだ。
     間違いなく、木村友祐は閉塞する現実に小説で風穴を開けようとしている。「イサの氾濫」のクライマックスが、何よりの証左だろう。私をはじめ、多くの読者が衝撃を受けた場面だ。小夜子が「人の悩みにつけこんだ商売」に身を任せるのを否定した将司は、他者からの承認に頼らず、「自分の前にいつしか口をあけていた巨大な穴」を凝視するのを余儀なくされる。この真空から、「イサ」という叔父の姿に仮託された「蝦夷(えみし)」のヴィジョンが立ち上がる……というのが、「すばる」掲載時の展開だ。
     古代と現代をつなぐ蝦夷たちの姿はてんでバラバラ。鳥の羽根やアイヌの小刀(マキリ)を身につけた者もいれば、果ては量販店のヒートテックやらホームレスめいたブルーシートやら、好き勝手な出で立ちで、国会議事堂やら首相官邸やら中央省庁やらを襲撃するのだ。すわ、魔術的リアリズムかという過激で痛快なヴィジョンだが、やがて幻想は収束する。現実に引き戻された負け犬・将司の耳には、クラス会を締める「がんばれニッポンっ!」という文句が轟く。ここには何か巨(おお)きな虚無を抱えたような、アイロニカルな響きがあった。
     ところが、震災から五年の節目に単行本化された『イサの氾濫』(奥付は二〇一六年三月十一日)において、この結末は大きく書き換えられていた。初稿にも増して連呼される、「がんばれニッポン!」、「がんばろう東北!」という空虚なお題目。けれども、かつてのように、将司は沈黙したままで終わらない。重圧を吹き飛ばしてイサと一体化し、「おらがイサだど思うやづは、悔しいやづは、みなかだれ((加われ))っ!」と号令をかけるのだ。
     ――なんでおらは、こやって東北(とうほぐ)の肩(かだ)、もってんだべ。よそ者だのさ((なのに))。
     そう自嘲する傍らでは、原発を推進していた大手電力会社のビルが倒壊していく。攻撃は終わらない。改稿版では、幻視した光景がシニカルな現実に吸収合併されてしまわないのだ。現実を塗り替える強度が最後まで維持され、だからこそ「叫(さが)べ。叫べ」というメッセージに芯が生まれる。
     四月十六日に開催された刊行記念イベント(木村友祐×温又柔「ニホンゴを揺さぶれ!~わたしたちの大切な〈訛り〉について~」、於:下北沢本屋B&B)で、どうして結末部を変更したのか、率直な疑問をぶつけてみた。
    「(初稿は)宙ぶらりんな空白を作って終わるということで、気持ちを載せて読んできた人にとっては、足払いをかけられたような感じかなと思います。当時、つまり震災の年に『イサの氾濫』を書いたときには、小説が状況に対する反射的なものになっていないかという恐怖とも背中合わせだったので、空白を作る、突き放すということが、文学として成立させるぎりぎりのやり方だったのだろうと思います」
     静かに、はっきりと木村は答えた。書いたあとにずっと、心残りがあったのだと木村は言う。実際、「がんばれニッポンっ!」の裏にあった空白、震災当時は小さな違和感だったものは、今やナショナリズムや排外主義で埋め尽くされてしまうほどに、状況は悪化の一途をたどっている。被災地の内と外の関係性はどうしようもなく固定化してしまった。だったら蝦夷も、叫ぶしかない。叫んでいい。声なき従属民(サバルタン)のままではいられない。
     カタストロフを経て固定化された、時間と空間の差異。併載された「埋(うず)み火」を読めば、それをいっそう明確に認識できるだろう。ほぼ全編が南部弁で記された特異な「埋み火」は、故郷・八戸の中でも北にある、浜辺の集落の雰囲気が濃厚に反映された作品だという。
     昔(むがし)の友だぢぁ、今の友だぢ、づぅわげじゃない……。
     挿入されたこの一言は、魯迅の「故郷」(一九二一)を彷彿させるが、東京で成功した政光とホームレスめいたタキオという、作中での階級的断絶を意味するだけではない。語りと記憶の断絶を通して、普段は覆い隠されている「中央」と「辺境」の支配関係を炙り出すのだ。注意すべきは、「イサの氾濫」が“いま、ここ”に直接接続されるものだとすれば、「埋み火」は神話的な祖型が(文字通りに)埋め込まれている、という意味で対照をなしていること。
     河島英昭は『叙事詩の精神 パヴェーゼとダンテ』(一九九〇)で、反ファシズムの活動で逮捕され流刑地で書いたパヴェーゼの詩編『働き疲れて』(一九三六)が、改稿で私小説ならぬ《私詩》から祖型を深めた《神話詩》となり、その延長で後に書かれた小説は詩や短編では充分に盛り込めない主題と構造を獲得していったと指摘している。このような動きと《神話詩》の緊張感は、「埋み火」も分有するものだろう。とすれば『故郷』(一九四一)や『月とかがり火』(一九五〇)のような風土性(クリマ)を基軸として全体主義に対峙する「ネオレアリズモ」の文学として、木村友祐の小説を読んでいくことも可能かもしれない。