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偉大なるレッド・ツェッペリン結成50周年の締めくくりは・・・


偉大なるレッド・ツェッペリン結成50周年の締めくくりは・・・

やっぱり今週末はコレっきゃないよね。
師走にブリティッシュ・ハードロックの爆音に酔うことにしよう。



▼EX THEATER ROPPONGI PRESENTS
LED ZEPPELIN結成50周年特別企画公演 
MR. JIMMY『ロックショー・リバイバル』
Listen To This Eddie1977 The last US tour of LED ZEPPELIN
http://www.mandicompany.co.jp/MrJimmy.html

レッド・ツェッペリン 結成50周年記念公演
「プレゼンス」発売後に行われた最後のUSツアーの全貌がいま蘇る!

記念すべきレッド・ツェッペリン結成50周年の今年、現在ジェイソン・ボーナム[JBLZE]メンバーとして
ツアー中のジミー桜井が自身のリーダーシップ・バンド [MR. JIMMY]を率いて凱旋公演。
“レッド・ツェッペリン・リバイバル”をコンセプトに、1977年アルバム『プレゼンス』発売の翌年に行われた
ツェッペリン最後のUSツアーの名演[Listen To This Eddie]が、EXシアター六本木で眼前に甦る。

■メンバー:ジミー桜井(G)/フランキー・バナリ(Dr)/オーガスト・ヤング(Vo)/ジョンジー大塚(B&K

●2018年12月21日(金)
●EX THEATER ROPPONGI
http://www.ex-theater.com/
●開場18:00  開演19:00
●全席指定¥7.800(税込) ※入場時ドリンク代別途必要

▼MR.JIMMYオフィシャルサイト http://mrjimmy.jp
https://www.mrjimmyledzeppelinrevival.com/

▼『世界で一番ジミー・ペイジになろうとした男』
ジミー桜井(著)/田坂 圭(著)/リットーミュージック
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3117313009/







  • 今週はコレ♪


    今週はコレ♪

    昨夜、慌ててチケットを探す。あった!(笑)



    ▼EX THEATER ROPPONGI PRESENTS
    LED ZEPPELIN結成50周年特別企画公演 
    MR. JIMMY『ロックショー・リバイバル』
    Listen To This Eddie1977 The last US tour of LED ZEPPELIN
    http://www.mandicompany.co.jp/MrJimmy.html

    レッド・ツェッペリン 結成50周年記念公演
    「プレゼンス」発売後に行われた最後のUSツアーの全貌がいま蘇る!

    記念すべきレッド・ツェッペリン結成50周年の今年、現在ジェイソン・ボーナム[JBLZE]メンバーとして
    ツアー中のジミー桜井が自身のリーダーシップ・バンド [MR. JIMMY]を率いて凱旋公演。
    “レッド・ツェッペリン・リバイバル”をコンセプトに、1977年アルバム『プレゼンス』発売の翌年に行われた
    ツェッペリン最後のUSツアーの名演[Listen To This Eddie]が、EXシアター六本木で眼前に甦る。

    ■メンバー:ジミー桜井(G)/フランキー・バナリ(Dr)/オーガスト・ヤング(Vo)/ジョンジー大塚(B&K

    ●2018年12月21日(金)
    ●EX THEATER ROPPONGI
    http://www.ex-theater.com/
    ●開場18:00  開演19:00
    ●全席指定¥7.800(税込) ※入場時ドリンク代別途必要

    ▼MR.JIMMYオフィシャルサイト http://mrjimmy.jp
    https://www.mrjimmyledzeppelinrevival.com/

    ▼『世界で一番ジミー・ペイジになろうとした男』
    ジミー桜井(著)/田坂 圭(著)/リットーミュージック
    https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3117313009/





  • その祈りにも似た声は海を渡り、はるか彼方の地にもきっと届く。


    その祈りにも似た声は海を渡り、はるか彼方の地にもきっと届く。

    それが「沖縄」であろうと「アイヌモシリ」だろうと、胸に刺さる言葉がこの作品にはあったと思います。



    ▼音楽劇『まつろわぬ民2018』三都市(東京・酒田・八戸)
    連続公演(演劇集団 風煉ダンス)特設サイト
    https://alafura6.wixsite.com/furendance
    ▼演劇集団 風煉ダンス
    http://furen-dance.info/about.html

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



    ▼作家・木村友祐さんのfacebookでの劇評 2018年12月9日付
    https://www.facebook.com/yusuke.kimura.794/posts/1790178621110668

    ▼デーリー東北 2018年12月7日(金) 新聞コラム『天鐘』
    http://www.daily-tohoku.co.jp/tensho/tensho.html
    『天鐘』(10月7日)
     歴史の中には、教科書に記述されない出来事と人物が多い。勝者と時の権力者が存在を消し去ろうとしたからでもある。忘却の彼方に追いやられた者は、どれだけいたのだろう▼古代、中央政権から見た東方には「まつろわぬ人ども」と呼ばれる民がいたという。野蛮で文化も遅れている―。中央によって歪(ゆが)められたイメージを作られた「蝦夷(えみし)」のことだとされ、平定の対象だった▼解釈には諸説あるが、東北地方の古代史研究者である高橋富雄氏は述べている。「エミシというのは、政治的に中央の命を奉じないし、その教化にも従うことのない勇猛な反抗者たちを指していた」(『蝦夷』吉川弘文館)▼東日本大震災の直後、八戸市出身の作家木村友祐さんが書き上げた『イサの氾濫』は、現代の東北人を蝦夷に重ねた小説だ。国策である原発の事故で痛めつけられても、被災者は耐え続けて声を発せずにいる。木村さんは畳み掛けた。悔しさを、かつての蝦夷のように「叫べ!」と▼『イサ―』は、同じ東北人である歌手の白崎映美さんを触発する。深い共感から湧くように曲が生まれ、白崎さん主演の音楽劇「まつろわぬ民」が誕生した▼全ての原点は木村さんの東北への想(おも)い。きょうから、八戸市公民館で演劇集団「風煉(ふうれん)ダンス」の公演が行われる。作家の生まれた地で〝女蝦夷〟白崎さんが歌い叫ぶ。寡黙な人々が忘れ去られないように。

    ▼特別企画 テント芝居・野外劇の現在形
    【劇評】『まつろわぬ民』風煉ダンス2017
    東北百鬼夜行絵巻を 大江戸先住民が観る ~
    平井玄 (批評家)
    http://www.geocities.jp/azabubu/artissue/a11/011sp_hirai.html

    ▼図書新聞  2017年08月05日付
    評者◆伊達政保
    一人一人の胸の奥にある小さな火を燃やせ、援軍はあなたたち――演劇集団風煉ダンスの『まつろわぬ民2017』
    http://toshoshimbun.jp/books_newspaper/week_description.php?shinbunno=3314&syosekino=10643&fbclid=IwAR37I-iwIi82NSMqV9Xg_r8XEplzAsqY4C6Rbh5la_fsFcPEq7HZN-_2vms

    ▼《出典》福島民友新聞社 文化欄 2017年6月5日掲載
    千年の記憶がよみがえるとき  『まつろわぬ民 2017』に寄せて
    文:赤坂憲雄(福島県立博物館館長/民俗学者)
    1953年、東京生まれ。学習院大学教授。福島県立博物館館長。専門は東北文化論と日本思想史。「東北学」を掲げて地域学の可能性を問いかけてきた。主な著書に「異人論序説」(ちくま学芸文庫)ほか多数。
     東北の記憶の種子が散りばめられた舞台に、こころが騒いだ。どこか東北の、東日本大震災の影に覆われた町で、一軒のゴミ屋敷がいましも行政代執行によって解体されようとしている。鬼一族の巫女である老婆と、冷蔵庫やこたつやピアノに身をやつした鬼一族のものたちが抵抗の戦いを演じたすえに、敗北してゆく。「俺たちはゴミじゃねえ」という声が、通奏低音のようにこだましている。
     鬼の一族とは、むろん古代エミシ(蝦夷)の末裔たちのことだ。野山に獣を追い、肉を喰らい、血をすすった者たち。エミシは西のヤマトの軍勢によって征服され、まつろわぬ鬼の一族へと変貌させられた。負けっぱなしを耐えてきた、千年の植民地だ。立て籠もる砦はいつしかゴミ屋敷と化した。千年の記憶。だから、忘却と掘り起こしこそが主題となる。
     鬼の一族の裏切り者はなぜ、イタクと呼ばれるのか。イタクとは言葉の意だ。言葉は人を裏切る、たやすくは信じるな、ということか。しかし、これはまさしく、その全編が、亡き者たちの忘れられた声に耳を澄まし、棄てられた言葉を拾い集める物語ではなかったか。負けたもの、流されたもの、忘れられたもの、そのかすかな記憶が浮遊している。
     それにしても、初演(2014年)からは、何かが大きく変貌を遂げていたようだ。つかの間露出していたものが、後景に退いている。黒いゴミ袋の山は、より真っすぐに福島の隠喩とならざるをえない。何より、もはや英雄が存在しない。この世界を建て直すために現われる救済者はいない。サンベというエミシの英雄、真っ赤な心臓は不在だ。俺はサンベだ、という叫びは遠ざかった。アラハバキ(古代の東北で信仰された神格)の爪は、もはや一族の精神的な支えとはならない。呪力は失われた。
     その代わりに、この砦で奇妙な邂逅を果たした人々は、敵も味方もみな、フィナーレには思いがけぬ場所へと連れ出されている。鬼の一族の巫女は、おめえらはサンベじゃねえ、でも、きっとサンベだ、見えるんだ、おめえらに、灰に埋まってるけど、小さな種火みてえな火がよ、という。エミシはもはや血ではなく、記憶である、ということか。劇中歌として一部が引かれていた、宮沢賢治の「原体剣舞連(はらたいけんばいれん)」が、「打つも果てるもひとつのいのち」と結ばれていたことを思いださずにはいられない。
     エミシと呼ばれた人々は、「国家に抗する社会」(ピエール・クラストル)としての部族社会をいとなんでいた。まつろわぬ民こそがいま、賢治とともに、国家のかなたへと、多様ないのちが交歓する「銀河と森とのまつり」を構想しなければならない。この魅惑にみちた舞台には、そんな励ましの声が響いていた気がする。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ▼2019年1月5日(土) PM5:30開場 PM6開演
    トーク&ライブ「まつろわぬ民の初夢」@代官山晴れたら空に豆まいて 
    http://haremame.com/schedule/65373/?fbclid=IwAR2pqwMCBTWF3WhNkSkXSgqaqfUQPaZuZaFq4q0X_so7PnfWdaVim64Spug

    ▼内外海 海のステージ
    https://www.facebook.com/uchitomi.uminostage/
    http://www.uminostage.com/?fbclid=IwAR3xzN-8ZQ4MrAX_WzOKBmCflCdg-SGAuaACgVnrXmfnhD3KNYboRx76uk0

    ▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!!
    https://www.facebook.com/tohogu6/
    ▼白崎映美さんの新旧インフォメーションサイト
    https://emishirasakinew.amebaownd.com/
    http://emishirasaki.com/







  • 何も変わっていない。


    何も変わっていない。

    何も終わっていない。いや、それどころか昨日の沖縄・辺野古埋め立てのニュースに最早《POINT OF NO RETURN》の場所まで政府は暴力的に踏み込んでしまった気がしています。
    とかく忘れやすい僕たちですが、「バイク乗り」である以上、45年前の沖縄青年の国会正門へのバイクによる抗議の激突死に込められた意味を忘れてはいけない気がします。






    ▼《増補再録》45年前の国会正門でのある激突死に思う≫
    2018年04月23日
    https://bunkasaikibun.hamazo.tv/e7956689.html


    ▼《出典》朝日新聞 2018年12月15日付

    (社説)辺野古に土砂投入 民意も海に埋めるのか

     安倍政権が沖縄・辺野古の海への土砂投入を始めた。
     これまで進めてきた護岸の造成工事に比べて環境に及ぼす影響はより深刻で、米軍普天間飛行場の移設問題は新たなステージに入ったといえる。
     「辺野古ノー」の民意がはっきり示された県知事選から2カ月余。沖縄の過重な基地負担を減らす名目の下、新規に基地を建設するという理不尽を、政権は力ずくで推進している。
     「いつまで沖縄なんですか。どれだけ沖縄なんですか」
     先月の安倍首相との会談で玉城デニー知事が発した叫びが、あらためて胸に響く。
     
    ■まやかしの法の支配

     政府の振る舞いはこの1年を見るだけでも異様だった。
     3月、辺野古の海底に想定していなかったマヨネーズ並みの軟弱な地盤が広がっていることがわかった。防衛省による地質調査で判明しながら政府は結果を2年間公表せず、情報公開請求でようやく明らかになった。
     そればかりか、8月末に県がこの問題に加え、他の違法行為や取り決め違反を理由に埋め立て承認を撤回すると、行政不服審査法を使って2カ月後に効力を停止させる挙に出た。
     本来、行政によって国民の権利が侵害された場合に備えて設けられた手続きだ。それを持ちだし、県と政府(防衛省)の間の争いを、政府の一員である国土交通相に「審査」させ、政府に軍配をあげさせる。行政法の学者などから批判や抗議の声があがったのは当然である。
     土砂投入にあたっても、県が「使われる土砂が環境基準にかなうものか、国が約束していた確認手続きがとられていない」などと指摘しても、政権は聞く耳をもたなかった。
     中国や北朝鮮を念頭に、日ごろ「民主主義」や「法の支配」の重要性を説く安倍首相だが、国内でやっていることとのギャップは目を覆うばかりだ。

     ■思考停止の果てに

     その首相をはじめ政権幹部が繰り返し口にするのが「沖縄の皆さんの心に寄り添う」と「辺野古が唯一の解決策」だ。
     本当にそうなのか。
     辺野古への移設方針は99年に閣議決定された。しかし基地の固定化を防ぐために県側が求めた「15年の使用期限」などの条件は、その後ほごにされた。そしていま、戦後間もなく米軍が行った「銃剣とブルドーザー」による基地建設とみまごう光景が繰り広げられる。
     中国への備えを考えたとき、沖縄は死活的に重要な位置にあり、だから辺野古が必要だと政府は言う。だが米国は、沖縄駐留の海兵隊のグアム移転に取り組むなど戦略の見直しを進めていて、「抑止力」をめぐる考えも変わってきている。
     状況の変化に目を向けずに、辺野古に固執し、県民の反感に囲まれた基地を造ることが、日本の安全に真につながるのか。国内外の専門家が疑義を寄せるが、政権は「思考停止」の状態に陥ったままだ。
     無理に無理を重ねて工事を急ぐ背景に、来年の政治日程があるのは間違いない。
     2月に埋め立ての賛否を問う県民投票が行われる。4月は統一地方選と衆院沖縄3区の補選が予定され、夏には参院選も控える。それまでに既成事実を積み重ねて、県民に「抵抗してもむだ」とあきらめを植えつけ、全国の有権者にも「辺野古問題は終わった」と思わせたい。
     そんな政権の思惑が、土砂の向こうに透けて見える。

     ■「わがこと」と考える

     何より憂うべきは、自らに異を唱える人たちには徹底して冷たく当たり、力で抑え込む一方で、意に沿う人々には経済振興の予算を大盤振る舞いするなどして、ムチとアメの使い分けを躊躇(ちゅうちょ)しない手法である。その結果、沖縄には深い分断が刻み込まれてしまった。
     国がこうと決めたら、地方に有無を言わせない。8月に亡くなった翁長雄志前知事は、こうした政権の姿勢に強い危機感を抱いていた。沖縄のアイデンティティーを前面に押し出すだけでなく、「日本の民主主義と地方自治が問われている」と繰り返し語り、辺野古問題は全国の問題なのだと訴えた。
     ここにきて呼応する動きも出てきた。東京都小金井市議会は今月、普天間飛行場の代替施設の必要性などについて、国民全体で議論するよう求める意見書を可決した。沖縄で起きていることを「わがこと」として考えてほしいという、沖縄出身の人たちの呼びかけが実った。
     沖縄に対する政権のやり方が通用するのであれば、安全保障に関する施設はもちろん、「国策」や「国の専権事項」の名の下、たとえば原子力発電所や放射性廃棄物処理施設の立地・造営などをめぐっても、同じことができてしまうだろう。
     そんな国であっていいのか。苦難の歴史を背負う沖縄から、いま日本に住む一人ひとりに突きつけられている問いである。








  • 稀代の歌姫・白崎映美さまは休憩中でも漂うオーラと土臭い、気っ風。


    稀代の歌姫・白崎映美さまは休憩中でも漂うオーラと土臭い、気っ風。



    音楽劇『まつろわぬ民2018』ゲネプロでの演出家・笠原さんと主演女優・白崎映美さんの会場マイクを通しての真剣な打ち合わせ中のシーンです。

    1997年8月23日(土)、僕はピーカンの臨界副都心レインボータウン・レインボーステージという場所にいました。平たくいえば「お台場」の埋め立て地の一角です。
    その日から翌24日は毎年恒例の『上々颱風祭り』が開催されていました。
    僕はMC横浜ケンタウロスの総勢40名程の仲間と当日スタッフとして、会場警備班に加わっていました。

    客席はAからLまで12ブロック、これとは別に椅子席が4ブロックあって3000~4000名のお客さんが賑やかに集まっていたと思います。お祭りですから屋台等も出て、お酒もOKですから皆さん思い思いにコンサートを楽しんでいました。

    会場警備の役割上、背丈よりも高いステージを背に客席を向いていたり、場内を走りまわっていたのですが、それでも時折ステージの様子も気になりチラ見していました(笑)。余談ですが、この日、伊達政保さんとも親交の深かったノンフィクションライターの朝倉喬司さんの姿もお見受けした記憶があります。

    ステージ下から見上げた白崎さんは、衣装や被り物のせいもあるのか、フロントメンバーとしてのスター性もあり、僕には「スラリとした背の高い方なのかなぁ?」と思わせました。(実は、その一カ月前の7月26日、西伊豆の黄金崎での「上々颱風」のLIVEで前日から目の前を歩くご本人様の姿は拝見していたんですけど、やっぱりその時も発散するオーラから僕には小柄な方には見えていなかったみたいです)
    やっぱりこのクラスの方は、いざステージに「戦闘モード」で立つと実物以上に大きく見えるものです。
    そもそも血のしたたるような色の最近の彼女の「アマハゲ(ナマハゲ)」姿のコスチュームはビジュアルショック以上に、鬼姫としての「戦闘服」みたいなものかもしれません。

    97年のお台場での“上々”のステージは、「LET IT BE」から始まり、15曲目の「名もなくまぶしくスチャラカに」で最高点に達しました。
    昼間は焼けつけような日差しだったのに、今でいえば途中でゲリラ豪雨に見舞われ、浮世の民たる観客はもうズブ濡れ状態のまま曲に合わせて総立ちで跳ねまくって踊っていました。
    その熱気は湯気となり、客席全体を霧のように白く覆っていました。
    真夏に数千人の身体から立ち昇る湯気ってのは僕には驚きの光景でした。
    さすが上々颱風!さすが白崎映美さまの「もっと、もっと、もっとぉ~!」の天性の盛り上げぶりでした。

    ゲリラ豪雨のせいで、10センチ近く水没した道路をバイク(ZRX400)で両足をステップから上げて、水しぶきをあげて翌日に備えて帰った記憶があります。

    同時代に、こんな稀有な存在の歌姫・白崎さんが存在してくれていて本当に幸せだと思います。「東6」と「渋さ知らズ」の音楽さえあれば僕らはまだまだ元気に生きていける気がします。

    白崎映美さん主演の音楽劇『まつろわぬ民2018』は先日の八戸公演で大千秋楽を迎えてしまいましたが、正月は代官山でトークライヴ企画もあるそうですが、やっぱり「白崎映美&東北6県ろ~るショー!!」野外ライブといえば、目下の焦点は来春の福井県かなぁ?
    しかも演劇集団「風煉ダンス」の新作も披露されるしね。これは来春5月末の福井県小浜市の田烏集落の若狭湾を見下ろす風光明媚な「棚田」での《内外海・海のステージ》見物に向けて旅費も含めて小銭貯めておかねばですよね。

    彼らや彼女の降臨場所は下記のサイトで要チェックです。
    観ると寿命が1日は延びるって寸法よね(笑)。



    ▼音楽劇『まつろわぬ民2018』三都市(東京・酒田・八戸)
    連続公演(演劇集団 風煉ダンス)特設サイト
    https://alafura6.wixsite.com/furendance
    ▼演劇集団 風煉ダンス
    http://furen-dance.info/about.html

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    ▼作家・木村友祐さんのfacebookでの劇評 2018年12月9日付
    https://www.facebook.com/yusuke.kimura.794/posts/1790178621110668

    ▼デーリー東北 2018年12月7日(金) 新聞コラム『天鐘』
    http://www.daily-tohoku.co.jp/tensho/tensho.html
    『天鐘』(10月7日)
     歴史の中には、教科書に記述されない出来事と人物が多い。勝者と時の権力者が存在を消し去ろうとしたからでもある。忘却の彼方に追いやられた者は、どれだけいたのだろう▼古代、中央政権から見た東方には「まつろわぬ人ども」と呼ばれる民がいたという。野蛮で文化も遅れている―。中央によって歪(ゆが)められたイメージを作られた「蝦夷(えみし)」のことだとされ、平定の対象だった▼解釈には諸説あるが、東北地方の古代史研究者である高橋富雄氏は述べている。「エミシというのは、政治的に中央の命を奉じないし、その教化にも従うことのない勇猛な反抗者たちを指していた」(『蝦夷』吉川弘文館)▼東日本大震災の直後、八戸市出身の作家木村友祐さんが書き上げた『イサの氾濫』は、現代の東北人を蝦夷に重ねた小説だ。国策である原発の事故で痛めつけられても、被災者は耐え続けて声を発せずにいる。木村さんは畳み掛けた。悔しさを、かつての蝦夷のように「叫べ!」と▼『イサ―』は、同じ東北人である歌手の白崎映美さんを触発する。深い共感から湧くように曲が生まれ、白崎さん主演の音楽劇「まつろわぬ民」が誕生した▼全ての原点は木村さんの東北への想(おも)い。きょうから、八戸市公民館で演劇集団「風煉(ふうれん)ダンス」の公演が行われる。作家の生まれた地で〝女蝦夷〟白崎さんが歌い叫ぶ。寡黙な人々が忘れ去られないように。

    ▼特別企画 テント芝居・野外劇の現在形
    【劇評】『まつろわぬ民』風煉ダンス2017
    東北百鬼夜行絵巻を 大江戸先住民が観る ~
    平井玄 (批評家)
    http://www.geocities.jp/azabubu/artissue/a11/011sp_hirai.html

    ▼図書新聞  2017年08月05日付
    評者◆伊達政保
    一人一人の胸の奥にある小さな火を燃やせ、援軍はあなたたち――演劇集団風煉ダンスの『まつろわぬ民2017』
    http://toshoshimbun.jp/books_newspaper/week_description.php?shinbunno=3314&syosekino=10643&fbclid=IwAR37I-iwIi82NSMqV9Xg_r8XEplzAsqY4C6Rbh5la_fsFcPEq7HZN-_2vms

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    ▼2019年1月5日(土) PM5:30開場 PM6開演
    トーク&ライブ「まつろわぬ民の初夢」@代官山晴れたら空に豆まいて 
    http://haremame.com/schedule/65373/?fbclid=IwAR2pqwMCBTWF3WhNkSkXSgqaqfUQPaZuZaFq4q0X_so7PnfWdaVim64Spug

    ▼内外海 海のステージ
    https://www.facebook.com/uchitomi.uminostage/
    http://www.uminostage.com/?fbclid=IwAR3xzN-8ZQ4MrAX_WzOKBmCflCdg-SGAuaACgVnrXmfnhD3KNYboRx76uk0

    ▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!!
    https://www.facebook.com/tohogu6/
    ▼白崎映美さんの新旧インフォメーションサイト
    https://emishirasakinew.amebaownd.com/
    http://emishirasaki.com/ー 友達: 白崎 映美





  • 小道具だって彼らの全力なこだわり度が凄いんです♪


    小道具だって彼らの全力なこだわり度が凄いんです♪

    ▼音楽劇『まつろわぬ民2018』三都市(東京・酒田・八戸)
    連続公演(演劇集団 風煉ダンス)特設サイト
    https://alafura6.wixsite.com/furendance
    ▼演劇集団 風煉ダンス
    http://furen-dance.info/about.html

















    巨大な演劇工房空間と化していた「ドーム立川立飛」の稽古場ですが、公演を控えて演者や美術スタッフさんたちがセッセッと飽くなき追求心で作業に没頭していました。この演劇集団は役者さんが小道具類まで自ら手掛けます。

    その鋭い眼光と圧倒的な存在感で、劇中の役どころとしては主が不在の“鬼一族”を実質的に束ねてきた「アジム」役の反町鬼郎さんがいますが、鬼郎さんがコツコツ取り組んでいて「結婚式のシーンで使うんだ」と内緒で制作過程の作品を見せてくれたのが紙で作られた「猪」の頭と「鮭」の小道具でした。
    超リアル!!!
    鮭なんて割いた腹の内側まで再現されています。

    僕が感動したのはイノシシさんの生首でした。
    学生時代から6~7年、東京芝の芝浦屠場で豚の頭(カシラ)肉を専門に扱う会社で職人として働いていたので、僕らが「たいかん(大貫)」と呼んでいた老いた種付け豚も1日に10頭や多い時は20頭近く処理していたのですが、こいつは立派な牙もあって、とにかく体もデカくて、まるでイノシシみたいな奴でした。ありゃ、豚といっても獣だわ。剛毛だしね。雄たる臭いも強烈。解体する前にドイツ製の皮むきの機械に両手で持ちあげてかけるのですが、その前にまずはコイツの牙を鉄ノミとハンマーで叩き折るのが僕の仕事のひとつでした。勿論、屠殺して首を落とした生首を床に転がして跨って気合い一閃でハンマーを振るうんですけどね。手がしびれましたわ。
    まぁ、養豚場からスーパーマーケットの陳列棚にスライスされた豚肉が並ぶまでには誰かが生体を屠畜解体しなきゃいけないわけですよね。
    だから、反町さんの「猪」の首を見させてもらって、「大貫(たいかん)」豚の解体には苦労させられた経験もあったので妙に懐かしい気分になったのですが、そのサイズ感も僕の記憶とピッタリなので驚いていました。
    とにかく「大貫(たいかん)」の首は重かったんだよなぁ~。普通の豚の4~5倍は目方があった印象です。

    反町鬼郎さんは名前からして日本一の鬼役者だと思いますが、その芸名の由来を知ったのは陣野俊史さん著の『渋さ知らズ』(河出書房新社)に収録されていたインタビューでした。

    人力大スペクタクル音楽劇『まつろわぬ民2018』東北ツアーは先日の八戸公演で大千秋楽を迎えてしまいましたが、次に彼ら演劇集団「風煉ダンス」さんたちに出会えるとしたら来春5月末の福井県小浜市の田烏集落の若狭湾を見下ろす風光明媚な「棚田」での《内外海・海のステージ》での新作披露になるのかなぁ?
    あの場所での公演となったら、まさかのお家芸の「野外劇」になるのかなぁ~?

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    ▼作家・木村友祐さんのfacebookでの劇評 2018年12月9日付
    https://www.facebook.com/yusuke.kimura.794/posts/1790178621110668



    ▼デーリー東北 2018年12月7日(金) 新聞コラム『天鐘』
    http://www.daily-tohoku.co.jp/tensho/tensho.html

    『天鐘』(10月7日)
     歴史の中には、教科書に記述されない出来事と人物が多い。勝者と時の権力者が存在を消し去ろうとしたからでもある。忘却の彼方に追いやられた者は、どれだけいたのだろう▼古代、中央政権から見た東方には「まつろわぬ人ども」と呼ばれる民がいたという。野蛮で文化も遅れている―。中央によって歪(ゆが)められたイメージを作られた「蝦夷(えみし)」のことだとされ、平定の対象だった▼解釈には諸説あるが、東北地方の古代史研究者である高橋富雄氏は述べている。「エミシというのは、政治的に中央の命を奉じないし、その教化にも従うことのない勇猛な反抗者たちを指していた」(『蝦夷』吉川弘文館)▼東日本大震災の直後、八戸市出身の作家木村友祐さんが書き上げた『イサの氾濫』は、現代の東北人を蝦夷に重ねた小説だ。国策である原発の事故で痛めつけられても、被災者は耐え続けて声を発せずにいる。木村さんは畳み掛けた。悔しさを、かつての蝦夷のように「叫べ!」と▼『イサ―』は、同じ東北人である歌手の白崎映美さんを触発する。深い共感から湧くように曲が生まれ、白崎さん主演の音楽劇「まつろわぬ民」が誕生した▼全ての原点は木村さんの東北への想(おも)い。きょうから、八戸市公民館で演劇集団「風煉(ふうれん)ダンス」の公演が行われる。作家の生まれた地で〝女蝦夷〟白崎さんが歌い叫ぶ。寡黙な人々が忘れ去られないように。

    ▼特別企画 テント芝居・野外劇の現在形
    【劇評】『まつろわぬ民』風煉ダンス2017
    東北百鬼夜行絵巻を 大江戸先住民が観る ~
    平井玄 (批評家)
    http://www.geocities.jp/azabu…/artissue/a11/011sp_hirai.html

    ▼図書新聞  2017年08月05日付
    評者◆伊達政保
    一人一人の胸の奥にある小さな火を燃やせ、援軍はあなたたち――演劇集団風煉ダンスの『まつろわぬ民2017』
    http://toshoshimbun.jp/books_newspaper/week_description.php

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ▼2019年1月5日(土) PM5:30開場 PM6開演
    トーク&ライブ「まつろわぬ民の初夢」@代官山晴れたら空に豆まいて 
    http://haremame.com/schedule/65373/

    ▼内外海 海のステージ
    https://www.facebook.com/uchitomi.uminostage/
    http://www.uminostage.com/

    ▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!!
    https://www.facebook.com/tohogu6/
    ▼白崎映美さんの新旧インフォメーションサイト
    https://emishirasakinew.amebaownd.com/
    http://emishirasaki.com/




  • 飛び出すテレビ!!!


    飛び出すテレビ!!!





    遂に「風煉ダンス」の制作技術部は立体画像の家庭用テレビを世界に先駆けて発明したようですわわわ、わっしょ~い。(#^^#)v
    この革新的技術で暫くは同演劇集団の財政健全化も夢じゃない!?

    マスメディアの末端下請けを生業とする身にとっては「海より深く反省」中!
    しかし、冒頭近くのこのシーンの登場に慌てた私は毎度の「秘技ピント外し」を連発しまくり。笠原座長さん、誠に申し訳なし。まぁ「飛び出すテレビ」のギミックに驚いて思わずピントを外したと日記にはかいておこう。

    人力大スペクタクル音楽劇『まつろわぬ民2018』東北ツアーは先日の八戸公演で大千秋楽を迎えてしまいましたが、次に彼ら演劇集団「風煉ダンス」さんたちに出会えるとしたら来春5月末の福井県小浜市の田烏集落の若狭湾を見下ろす風光明媚な「棚田」での《内外海・海のステージ》での新作披露になるのかなぁ?
    あの場所での公演となったら、まさかのお家芸の「野外劇」になるのかなぁ~?







    ▼音楽劇『まつろわぬ民2018』三都市(東京・酒田・八戸)
    連続公演(演劇集団 風煉ダンス)特設サイト
    https://alafura6.wixsite.com/furendance
    ▼演劇集団 風煉ダンス
    http://furen-dance.info/about.html
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ▼デーリー東北 2018年12月7日(金) 新聞コラム『天鐘』
    http://www.daily-tohoku.co.jp/tensho/tensho.html
    『天鐘』(10月7日)
     歴史の中には、教科書に記述されない出来事と人物が多い。勝者と時の権力者が存在を消し去ろうとしたからでもある。忘却の彼方に追いやられた者は、どれだけいたのだろう▼古代、中央政権から見た東方には「まつろわぬ人ども」と呼ばれる民がいたという。野蛮で文化も遅れている―。中央によって歪(ゆが)められたイメージを作られた「蝦夷(えみし)」のことだとされ、平定の対象だった▼解釈には諸説あるが、東北地方の古代史研究者である高橋富雄氏は述べている。「エミシというのは、政治的に中央の命を奉じないし、その教化にも従うことのない勇猛な反抗者たちを指していた」(『蝦夷』吉川弘文館)▼東日本大震災の直後、八戸市出身の作家木村友祐さんが書き上げた『イサの氾濫』は、現代の東北人を蝦夷に重ねた小説だ。国策である原発の事故で痛めつけられても、被災者は耐え続けて声を発せずにいる。木村さんは畳み掛けた。悔しさを、かつての蝦夷のように「叫べ!」と▼『イサ―』は、同じ東北人である歌手の白崎映美さんを触発する。深い共感から湧くように曲が生まれ、白崎さん主演の音楽劇「まつろわぬ民」が誕生した▼全ての原点は木村さんの東北への想(おも)い。きょうから、八戸市公民館で演劇集団「風煉(ふうれん)ダンス」の公演が行われる。作家の生まれた地で〝女蝦夷〟白崎さんが歌い叫ぶ。寡黙な人々が忘れ去られないように。

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    【劇評】『まつろわぬ民』風煉ダンス2017
    東北百鬼夜行絵巻を 大江戸先住民が観る ~
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    ▼図書新聞  2017年08月05日付
    評者◆伊達政保
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  • 「秘技・蓋バッコン」じゃなくて、「トノト」日頃の下半身鍛錬!?


    「秘技・蓋バッコン」じゃなくて、「トノト」日頃の下半身鍛錬!?



    山内一生さんが、ピアノの椅子を引いて座った瞬間に客席から思わず「おおっ!」と声があがったと思います。
    いくら背中の脚1本で支えているとはいえ、「お前に出来る?」と聞かれたら「無理!」と速攻で答えちゃいますもん♪
    「秘義・重力バランス」?

    人力スペクタクル音楽劇『まつろわぬ民2018』東北ツアーは終わってしまいましたが、次に彼ら演劇集団「風煉ダンス」さんたちに出会えるとしたら来春5月末の福井県小浜市の田烏集落の若狭湾を見下ろす風光明媚な「棚田」での《内外海・海のステージ》での新作披露になるのかなぁ?
    あの場所での公演となったら、まさかの得意技「野外劇」!?



    ▼音楽劇『まつろわぬ民2018』三都市(東京・酒田・八戸)
    連続公演(演劇集団 風煉ダンス)特設サイト
    https://alafura6.wixsite.com/furendance
    ▼演劇集団 風煉ダンス
    http://furen-dance.info/about.html

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    ▼デーリー東北 2018年12月7日(金) 新聞コラム『天鐘』
    http://www.daily-tohoku.co.jp/tensho/tensho.html
    『天鐘』(10月7日)
     歴史の中には、教科書に記述されない出来事と人物が多い。勝者と時の権力者が存在を消し去ろうとしたからでもある。忘却の彼方に追いやられた者は、どれだけいたのだろう▼古代、中央政権から見た東方には「まつろわぬ人ども」と呼ばれる民がいたという。野蛮で文化も遅れている―。中央によって歪(ゆが)められたイメージを作られた「蝦夷(えみし)」のことだとされ、平定の対象だった▼解釈には諸説あるが、東北地方の古代史研究者である高橋富雄氏は述べている。「エミシというのは、政治的に中央の命を奉じないし、その教化にも従うことのない勇猛な反抗者たちを指していた」(『蝦夷』吉川弘文館)▼東日本大震災の直後、八戸市出身の作家木村友祐さんが書き上げた『イサの氾濫』は、現代の東北人を蝦夷に重ねた小説だ。国策である原発の事故で痛めつけられても、被災者は耐え続けて声を発せずにいる。木村さんは畳み掛けた。悔しさを、かつての蝦夷のように「叫べ!」と▼『イサ―』は、同じ東北人である歌手の白崎映美さんを触発する。深い共感から湧くように曲が生まれ、白崎さん主演の音楽劇「まつろわぬ民」が誕生した▼全ての原点は木村さんの東北への想(おも)い。きょうから、八戸市公民館で演劇集団「風煉(ふうれん)ダンス」の公演が行われる。作家の生まれた地で〝女蝦夷〟白崎さんが歌い叫ぶ。寡黙な人々が忘れ去られないように。

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    【劇評】『まつろわぬ民』風煉ダンス2017
    東北百鬼夜行絵巻を 大江戸先住民が観る ~
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    ▼図書新聞  2017年08月05日付
    評者◆伊達政保
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  • 「重金属役者」あるいは「重量役者」鉄馬人・木村勝一見参!


    「重金属役者」あるいは「重量役者」鉄馬人・木村勝一見参!



    鬼一族の「千両役者」は大先輩でもあり兄役「アジム」の反町貴鬼郎さんに譲るとして、その弟役「ムガル」で出演していた八戸在住の造形作家・木村勝一さんの見事な変身姿!

    僕はこの晴れ姿を見たくてというか、どんなギミックの変形を披露してくれるのか興味津々で劇場に足を向けた部分もありました(笑)。
    もう最高!(笑)思わず拍手喝采!
    さすがバイク乗り野郎!

    その重厚感から一瞬、機動戦士ガンダムに登場するモビルスーツの「ザク」かと思っちゃいました(笑)。
    でも、狙い処は「マッドマックス」的な世界観かなぁ!?
    舞台美術や衣装、生演奏に至るまでとにかく全員が徹底的にこだわるから「風煉ダンス」の作品は見逃せません。

    さて、この木村勝一さんなる「怪人」に逢えるとしたら八戸の秘密基地めいた工房「スローベース」だそうですよ。

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    『天鐘』(10月7日)
     歴史の中には、教科書に記述されない出来事と人物が多い。勝者と時の権力者が存在を消し去ろうとしたからでもある。忘却の彼方に追いやられた者は、どれだけいたのだろう▼古代、中央政権から見た東方には「まつろわぬ人ども」と呼ばれる民がいたという。野蛮で文化も遅れている―。中央によって歪(ゆが)められたイメージを作られた「蝦夷(えみし)」のことだとされ、平定の対象だった▼解釈には諸説あるが、東北地方の古代史研究者である高橋富雄氏は述べている。「エミシというのは、政治的に中央の命を奉じないし、その教化にも従うことのない勇猛な反抗者たちを指していた」(『蝦夷』吉川弘文館)▼東日本大震災の直後、八戸市出身の作家木村友祐さんが書き上げた『イサの氾濫』は、現代の東北人を蝦夷に重ねた小説だ。国策である原発の事故で痛めつけられても、被災者は耐え続けて声を発せずにいる。木村さんは畳み掛けた。悔しさを、かつての蝦夷のように「叫べ!」と▼『イサ―』は、同じ東北人である歌手の白崎映美さんを触発する。深い共感から湧くように曲が生まれ、白崎さん主演の音楽劇「まつろわぬ民」が誕生した▼全ての原点は木村さんの東北への想(おも)い。きょうから、八戸市公民館で演劇集団「風煉(ふうれん)ダンス」の公演が行われる。作家の生まれた地で〝女蝦夷〟白崎さんが歌い叫ぶ。寡黙な人々が忘れ去られないように。




  • 僕の好きな1枚♪



    『まつろわぬ民2018』怒涛の東北ツアーお疲れさまでした♪

    好きな1枚!



    「町役場」の吉成さんや「業者」役の方々が教えてくれた大切なのは気づくこと。人間、気づけば変わることが出来るということ。その為には、僕らはもっと広い視野で世界の半分を知ることかな。
    コップの中のような小さな世界やネットの中だけに埋没することなく、世界がもっと広いことを身をもって体験することだよね。
    風煉ダンスさん、今年もありがとう♪
    来年5月末から6月アタマの福井県小浜市内外海地区田烏集落での新作も観てみたいなぁ~♪



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    『天鐘』(10月7日)
     歴史の中には、教科書に記述されない出来事と人物が多い。勝者と時の権力者が存在を消し去ろうとしたからでもある。忘却の彼方に追いやられた者は、どれだけいたのだろう▼古代、中央政権から見た東方には「まつろわぬ人ども」と呼ばれる民がいたという。野蛮で文化も遅れている―。中央によって歪(ゆが)められたイメージを作られた「蝦夷(えみし)」のことだとされ、平定の対象だった▼解釈には諸説あるが、東北地方の古代史研究者である高橋富雄氏は述べている。「エミシというのは、政治的に中央の命を奉じないし、その教化にも従うことのない勇猛な反抗者たちを指していた」(『蝦夷』吉川弘文館)▼東日本大震災の直後、八戸市出身の作家木村友祐さんが書き上げた『イサの氾濫』は、現代の東北人を蝦夷に重ねた小説だ。国策である原発の事故で痛めつけられても、被災者は耐え続けて声を発せずにいる。木村さんは畳み掛けた。悔しさを、かつての蝦夷のように「叫べ!」と▼『イサ―』は、同じ東北人である歌手の白崎映美さんを触発する。深い共感から湧くように曲が生まれ、白崎さん主演の音楽劇「まつろわぬ民」が誕生した▼全ての原点は木村さんの東北への想(おも)い。きょうから、八戸市公民館で演劇集団「風煉(ふうれん)ダンス」の公演が行われる。作家の生まれた地で〝女蝦夷〟白崎さんが歌い叫ぶ。寡黙な人々が忘れ去られないように。